Utakata
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蜜柑子
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晴れ空に老若男女集う日の美よ美のままであれ航空祭
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祭り也吾が屋根の上をすれすれに轟音立てて飛行機の飛ぶ
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闘鶏の如き心は捨てがたし我は我なり彼は彼なり
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闘鶏の如き心を持ちており穏やかに語る人に恥ずかし
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とつくにの痛みを想うこの友の隣に居られる私でいたい
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吾が友の踏みつけられている人の自由訴う筆頼もしき
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傘持たぬ人しょんぼりと佇ませ赤信号の悠々と光る
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この怒り我がものにして誰であれ抑えも奪えも出来ようもなし
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弟と拙き論をぶつけ合い仔犬二匹のじゃれ合うごとし
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ねこのごとましろのほそきあしそろへちいさきぎんのみみをはねゆく/こいぬ
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身のうちをあばれまわつているとらを押さえつけ今日もわらつているのね
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私たち大口を叩いてようね青年という生き物だから
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己が身を縮こまらせているよりか奢れる春を飲み干していろ
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木々の間をざぁっと吹いてセーターの真青の肩にとまる
紅葉
(
もみじば
)
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いつまでもいつまでもただ踊ったの今宵で夏も去り行くのだと
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黄や紅の光の灯る元に居てたおやかに動く手に足に袖
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ざくざくと落ち葉踏み手に拾う子も母も父もが葉の海の中
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投げた球追って帰ってこぬ犬は六文銭もきっと渡せぬ
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春ぶりに出会った君は真っ白な巾着袋の姿している
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犬がゆく弟の腕のなかでゆく私がいない日にとおくゆく
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母からの「家静かです」ひとことに子も犬も去る実家を思う
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雨の中一つの傘の下にいて外側にカバン持てば良かった
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ここからは幕は閉じたり観る人も観られる人もそれぞれに行く
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舞台より彼が現れ出たようで自販機の前の演劇部員
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邪魔っけな角生やしてる強き鹿 強き女のハイヒール履く
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結婚が上がりのマスを解雇されチュール片手に家路急いだ
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車窓より二度と出会わぬ町を見つこのままずっと揺られていたい
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車窓より宇治川は常に轟々と都の果てに人を飲み込む
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夜も更けて独り寝ころび想うことあなたが何処かで息をしている
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我々はバスに乗りたるアルマジロ座席の上に丸まりて眠る
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