Utakata
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かるだもん
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短歌は全くの独学ですが、二十年くらい続けて来たので、もう暫く詠んで行きたいです。よろしくお願い致します。
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雨を敷く 車の音が いつの間にか 夫の
鼾
(
いびき
)
に 聞こえる不思議
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俵万智の 歌集開けば はらはらと いつの春やら 押し花、サクラ
10
台風が 来るらしいけど この空は 爽やかっぽい ふりをしている
7
音もなく 雨降りはじめ街濡らす 鉛の空は泣いているのか
7
諦
(
あきらめ
)
ぬことの強さ 尊さを知る 映画「
127
時間」
5
瞬間を つかむ力を 我ら持つ 歌詠うといふ
術
(
てだて
)
を持ちて
6
七星の 天道虫が 我が胸に
翅
(
はね
)
休めるを 孫と楽しむ
16
ナウシカも ラピュタも日に日に 遠くなり 子等の児らには 新しき風
6
安日傘 風に壊れて 真夏日の 陽を燦々と 浴びて駅前
8
切り花の 宅配届き シャクヤクの つぼみ開きて 嬉し一日
5
夜は更けて 放置テレビで ミスチルの 思い出の曲 「終わりなき旅」
3
早々と 田植えの進む水田の 苗のすき間に 映る青空
14
戦後とふ 言葉も古語と 成りゆきて 首脳ら集い
談
(
かた
)
らうヒロシマ
4
水、木、金と 薬数える その先に 吾に来るやら 薬の無き日
5
波風を立てる言葉を 自分から 吐いて後悔 あゝ自己嫌悪
5
海沿いの 町で育った 少年の 休日
空
(
むな
)
し 友と磯釣り
4
揚雲雀
(
あげひばり
)
見上げる空が 眩しくて 聞こえているか くしゃみ三回
7
朝堀
(
あさぼり
)
で 下茹で済みの到来物、 他力本願 タケノコ旨し
4
夜風には若葉の匂い溶け出してひたひたひたと夏は近づく
19
イ・ムジチの ヴィバルディ聴いて 幼き日 過ごした社宅 思い出してる
4
もしかしてこの国沈没 するのかと 思えるほどに 地震が多く
2
ミンティアを 放り込むとき 見えた
青空
(
そら
)
キョウチクトウの 花は
紅
(
くれない
)
8
東京が 遠いところになってから 気付きました ふるさと、東京
8
陽の長く なりゆく日々よ夏近し 八十八夜も すでに過ぎれば
6
外をゆく 幼子は履く軽やかに トテチテチテトと 歌うサンダル
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詠むことと コメント付ける 両方の バランスわるく 悩むフェイスブック
3
黄金の 馬車はゆくりと国王を 運びゆくなり 宮殿目指し
3
二類から 五類に変わる この
病
(
やまい
)
我ら
真
(
まこと
)
に 自由を得るか
2
打捨てるにはあまりにも忍びなく いつまでも置く切り花 一輪
6
悲しみは かなしみとして 今日もあり 涙色した指輪を着ける
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