Utakata
登録
Login
サイトのご案内
かるだもん
フォロー
78
フォロワー
75
投稿数
313
短歌は全くの独学ですが、二十年くらい続けて来たので、もう暫く詠んで行きたいです。よろしくお願い致します。
猫、始めました (笑)
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »
葉桜の土手の下には
春紫苑
(
はるじおん
)
愛でられずとも揚々と咲く
9
燕
(
つばくらめ
)
軒
(
のき
)
を
掠
(
かす
)
めて飛び交えば季節の変わりゆくを知る午後
27
生活の始まる音を聞きながら生きる意味など問う初七日や
23
ほぼ初夏の陽射しの日々を
繰
(
く
)
りながら花々見れば卯月は卯月
16
安らかにと祈る気持ちに添うような虹に出会えり母送りし日
27
母逝けば
磯鵯
(
イソヒヨドリ
)
は帰り来て 春のうららに 慰めの
啼
(
うた
)
/ 享年
94
才
25
三輪
(
みわ
)
の里 神の座するといふ山に枝垂れ桜は 咲き 揺れ 散りて/
大神
(
おおみわ
)
神社
19
吾子らみな あの日この日の 我を越え
父母
(
ちちはは
)
となる 感慨深さ
20
七五三縄
(
しめなわ
)
の 如くに
捻
(
ね
)
じる 石餅は
縁
(
えにし
)
を願う 気持ち託され/ 石山寺
18
密やかに
匂
(
にほ
)
へば春や 沈丁花
吾
(
あ
)
を探せよと 囁くがごと
25
十四年 辛苦抱えし 人々に 光の差す日 来るを祈れり
22
力尽き
黄金
(
こがね
)
の花弁 はらはらと 散らすも優雅 ラナンキュラスは
20
雨降れば 鹿も宿れる 軒の下 古都奈良ではと 笑みも浮かびて
24
転居して
磯鵯
(
イソヒヨドリ
)
の声遠く 猫と暮らすも やや寂しくて
29
今日一日 死なずに生きた そのことを まずは
褒
(
ほ
)
めよと 主治医に言われ/はぐれ迷子さまへ 私にもそういう日がありました
19
眠る猫
温
(
ぬく
)
み愛しき 背を撫でて 夢は見るかと 聞いてみて居り
33
カップ麺食べれば猫が隣からガン見してきて食べ
難
(
にく
)
いったら(笑)
25
宅配の切り花春の花となり
忙
(
せわ
)
しき日々を
暫
(
しば
)
し反省
16
寝たふりで
夫
(
つま
)
が仔猫に 声かける 聞くは楽しく 聞くは嬉しく
24
退職と 引越しそして 猫始め 詠めぬ日々には 友の歌
愛
(
め
)
で
18
「痛み」詠む うたともの歌 身に沁みて
傍
(
そば
)
にゆきては 背をさすりたし
39
午後二時で すでに我が影長くなり 今日も見つける 晩秋ひとつ
39
引き出しに 半袖がまだ 残りても ヒヨドリ鳴けば すでに晩秋
23
金木犀
(
もくせい
)
が秋の深まり運び来る小さき花が大活躍なり
18
夕暮れに 鳴る鐘の音 聞きながら 深まる時間 深まれよ秋
21
電気ポットで お湯沸く時間 長くなり こんなとこにも 小さな秋が
32
戦争は いつ終わるのと 呟いて 空を見上げる 人の悲しみ
22
「千秋楽」行司が言えば 吹く風も 急に秋めく 両国
界隈
(
かいわい
)
25
朝の風 ほんの微かに秋が居る やがて手に取るリモコン哀し
25
見上げれば 空はすっかり 秋仕様 おーい季節よ 降りておいでよ
36
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »