Utakata
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かるだもん
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短歌は全くの独学ですが、二十年くらい続けて来たので、もう暫く詠んで行きたいです。よろしくお願い致します。
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アマリリス 鉢に咲きても
深紅
(
くれない
)
の 情熱の色
溢
(
あふ
)
るゝ如し
21
昇る陽を 背にし若草山は明け 今日も始まる 古都の
初夏
(
はつなつ
)
23
美しき 貴婦人の様 そのままに 青空をゆく 旅客機ひとつ
22
赤白黄 帽子は跳ねる 楽しげに 遠足の子ら
道路
(
みち
)
渡りゆく
24
キッチンの 食器洗剤入れ替えて ふわり生まれし シャボン玉かな/ 恵雪さまへ
15
雲が飛び 空がぐんぐん 青くなる 急に頑張れ そうな気がする
31
明日には 咲こうか 小さな蘭の
蕾
(
つぼみ
)
が そっと
呟
(
つぶや
)
いている
19
ベランダに イソヒヨドリの来て楽し 佳き一日に成るよう願う
17
連休と いふ名の魔法 かけられて 人は行き交う 西へ東へ
18
雨を受け 緑は深く さらに濃く 若葉らと待つ やがて来る夏
22
娘、婿、 孫が来るから 布団干す 今は仲良し 日差しと私
17
友亡くし 今は友無き この身には
見
(
まみ
)
えずとても Utakataが友
26
音もなく ひたすら真っすぐ 伸びてゆく 飛行機雲は 今日は無口だ
22
辻井氏の演奏を聴く 感動は 視えないことよりピアノへの愛/ TAKAKOさまへ
6
日本語の 美しさとか むつかしさ 三浦しをん氏 の作品に学ぶ/「舟を編む」
13
「何故?」は人を生かすらし それなら「しらんけど」より 「なんでなん?」で行こう
14
ツバキ咲き ジンチョウゲ咲き サクラ咲き 遅延の春は 特急と成りて
16
燕
(
つばくらめ
)
春の遅さを 待ち
倦
(
あぐ
)
ね 季節を越えて 渡り来るかな
14
サクラサク 知らせの陰の 助演賞 紅い椿も あちこちで咲く
15
せっかくの プラネタリウムの ワクワクが ウトウトになる 夫婦の休日
21
闇の中
磯鵯
(
ひよどり
)
が啼く 街の屋根 春の夜明けを 待ち
焦
(
こ
)
がれてる
20
春うらら 青空そよ風
磯鵯
(
とり
)
の声 桜の花芽 ぐんぐん伸びろ
19
イッペイの 続報あれこれ 要らなくて 気に掛かるのは ショウヘイのこと
17
久々の 春の青空 満喫に パトカーサイレン 鳴らしてくれるな
20
沈丁花 隣家の庭に ひっそりと 春を
香
(
かおり
)
で 知るも楽しき
21
鳥一羽 息ながく
啼
(
な
)
き 飛び立てり 耳に残るは 懐かしき声/ さよなら まるちゃん
13
慟哭の まだ
其処此処
(
そこここ
)
に 残りても 花咲く春は 巡り来るもの
16
いつの日か 涙乾いて 「あの日」という 言葉で「この日」 語れるだろか
19
両翼を 鳥の如くに 広げつつ 春の青空 旅客機は飛ぶ
15
嬉しきは 早春の朝 空高く イソヒヨドリの 鳴くを聞く時
16
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