かるだもん
76
72
投稿数
306

短歌は全くの独学ですが、二十年くらい続けて来たので、もう暫く詠んで行きたいです。よろしくお願い致します。
猫、始めました (笑)

空がきれいだ それも秋の醍醐味 思いきり深呼吸をする
16
アラビアンナイトに 出てきそうな月が 私の心を甘くする
10
西の空の儚い三日月から シェヘラザーデの調べが聴こえる
8
海沿いを 走りて後は 誰しもが 靴の砂払う 千里浜ちりはまドライブ
7
人人ひとひとに いろんな人生 在るけれど キラリと光る瞬間ときは 誰にも
13
きたる ピアソラ聴けば空も風も 哀愁帯びてゆくこの不思議
11
雨落ちる 露天風呂にて 海眺む 音もなく行く 遠き帆船
20
名月の光で 「月の輝く夜に」という 映画を思い出す
6
もしかして 咲き始めたか 金木犀 クンクンクンと 鼻は忙し
13
道に迷い なかなか家に帰れない夢を 最近、見なくなった
13
空の半分は青で また半分は雲 まるで砂浜のようだ
11
中秋には まだ少しあるが それでも秋の月は美しい
11
出遅れて 法師蝉鳴く 奥の院 秋急ぎ来る 朝護孫子寺ちょうごそんしじ
9
過ぎ行けば 何故か懐かし 暑き日々 耳の奥には 蝉の声 夏
9
傾きし 椿井市場つばいいちばの 中程に 異世界のごとき 珈琲屋あり
11
年を経て 嫌いなものが 増えてゆき あの人あの歌 さうゆう自分
22
金木犀もくせいの 香りを切に 待ち望む 未だ夏の陽 背に浴びながら
19
秋やのに 磯鵯いそひよどりが 囀る朝 いつまでも 暑いやん言うてる
13
あの日を 思い出してみる 巨大ビルに吸い込まれた 小型飛行機…
12
よるのうみに うかんでいたことなどないけど そのくらいのさびしさだ
22
夜更けには 涼風すずかぜさらと 窓に来て もう秋だよと 囁いてくる
22
憧れはともかく 住むのは無理だ 台風連打の離島を憂う
17
三十六の魂 一つの命で償う 不条理さかな
3
この虫は 外来種らし それもまた 良しとしながら 秋感じ居り
14
空高く 誰が肥ゆるか 知らねども 秋には美味うまし もの多きかな
10
世の中に いろんな人生 在りすぎて 自分の悩み 小さく見える
11
蝉時雨 未だ降りしく大原に 秋待ちて在る寂光院かな
14
長月も 間近になりて 秋の雲 路上の熱を 知らぬふりして
8
雨の夜 明けた朝には 高い空 「ゆっくりでいい」と 秋呼び寄せる
11
中世の 油彩の如き 空見れば 何故か不穏な 心持ちなり
5