かるだもん
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短歌は全くの独学ですが、二十年くらい続けて来たので、もう暫く詠んで行きたいです。よろしくお願い致します。
猫、始めました (笑)

聴く神は かなうる神は 有りや無しや ただ我ら祈り続けむ/ 遠き地の戦争
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雲ひとつ 無い青空に 呼び掛ける 「私は今日まで 生きて来ました」
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晩秋に バッハのカンタータ響けば 整ってゆく我が精神
13
「あたら夜」と 銘打ち紅葉 照らされし 滋賀の古刹に 秋深まりて
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花柄の タオルケットを広げ干せば 黄金虫来てはね休む 秋
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ニュースつけ 胸が痛んで すぐ変える バラエティなど 見たくないけど / せんそうやめろ!
12
詠めぬ日々 Utakata開き うたともの 歌にいいねを 付けつ過ごしつ
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もう少し だねと紅葉 待ち望む 木々の気持ちも はからぬままに
14
雲ひとつ 無き青空に胸踊る 美しき季節とき秋の訪れ
10
山裾の 古寺に来て秋に会う ゆっくり紅く成りゆくモミジ
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チュンチュンと 朝の挨拶 忙しなく 澄んだ空気を 小鳥とりも喜ぶ
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ケニアより 来たる深紅の バラ一輪 花宅配たくはいを経て 我が家にて咲く
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ひたすらに 商品もの流しゆく 毎日に ふと人生を 垣間見るレジ
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日は落ちて 冷たい風を ほおに受く 歩幅大きく 秋は行くらし
15
小さな花に どれだけ癒されているか… 金木犀もくせいに感謝の秋
13
空がきれいだ それも秋の醍醐味 思いきり深呼吸をする
16
アラビアンナイトに 出てきそうな月が 私の心を甘くする
10
西の空の儚い三日月から シェヘラザーデの調べが聴こえる
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海沿いを 走りて後は 誰しもが 靴の砂払う 千里浜ちりはまドライブ
7
人人ひとひとに いろんな人生 在るけれど キラリと光る瞬間ときは 誰にも
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きたる ピアソラ聴けば空も風も 哀愁帯びてゆくこの不思議
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雨落ちる 露天風呂にて 海眺む 音もなく行く 遠き帆船
20
名月の光で 「月の輝く夜に」という 映画を思い出す
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もしかして 咲き始めたか 金木犀 クンクンクンと 鼻は忙し
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道に迷い なかなか家に帰れない夢を 最近、見なくなった
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空の半分は青で また半分は雲 まるで砂浜のようだ
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中秋には まだ少しあるが それでも秋の月は美しい
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出遅れて 法師蝉鳴く 奥の院 秋急ぎ来る 朝護孫子寺ちょうごそんしじ
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過ぎ行けば 何故か懐かし 暑き日々 耳の奥には 蝉の声 夏
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傾きし 椿井市場つばいいちばの 中程に 異世界のごとき 珈琲屋あり
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