Utakata
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かるだもん
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短歌は全くの独学ですが、二十年くらい続けて来たので、もう暫く詠んで行きたいです。よろしくお願い致します。
猫、始めました (笑)
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七星の てんとう虫が 我が胸に
翅
(
はね
)
休めるを 孫と楽しむ
17
ナウシカも ラピュタも日に日に 遠くなり 子等の児らには 新しき風
8
安日傘 風に壊れて 真夏日の 陽を燦々と 浴びて駅前
10
切り花の 宅配届き シャクヤクの つぼみ開きて 嬉し一日
5
夜は更けて 放置テレビで ミスチルの 思い出の曲 「終わりなき旅」
5
早々と 田植えの進む水田の 苗のすき間に 映る青空
14
戦後とふ 言葉も古語と 成りゆきて 首脳ら集い
談
(
かた
)
らうヒロシマ
5
水、木、金と 薬数える その先に 吾に来るやら 薬の無き日
7
波風を立てる言葉を 自分から 吐いて後悔 あゝ自己嫌悪
5
海沿いの 町で育った 少年の 休日
空
(
むな
)
し 友と磯釣り
3
揚雲雀
(
あげひばり
)
見上げる空が 眩しくて 聞こえているか くしゃみ三回
7
朝堀
(
あさぼり
)
で 下茹で済みの到来物、 他力本願 タケノコ旨し
4
夜風には若葉の匂い溶け出してひたひたひたと夏は近づく
20
イ・ムジチの ヴィバルディ聴いて 幼き日 過ごした社宅 思い出してる
6
もしかしてこの国沈没 するのかと 思えるほどに 地震が多く
3
ミンティアを 放り込むとき 見えた
青空
(
そら
)
キョウチクトウの 花は
紅
(
くれない
)
9
東京が 遠いところになってから 気付きました ふるさと、東京
9
陽の長く なりゆく日々よ夏近し 八十八夜も すでに過ぎれば
8
外をゆく 幼子は履く軽やかに トテチテチテトと 歌うサンダル
16
黄金の 馬車はゆくりと国王を 運びゆくなり 宮殿目指し
5
二類から 五類に変わる この
病
(
やまい
)
我ら
真
(
まこと
)
に 自由を得るか
2
打捨てるにはあまりにも忍びなく いつまでも置く切り花 一輪
8
悲しみは かなしみとして 今日もあり 涙色した指輪を着ける
11
葛城山
(
かつらぎさん
)
山頂で見た猿廻し 何故か哀しい子猿の背中
10
無きものを 数えながらに 生きること 今日から止めて みようと思う
10
奈良に住む楽しみあれこれ たとえば 通勤途中に鹿に遭うとか
13
雨止んで空に浮かんだ お月さま 世界は何処に 向かっていますか?
6
嬉しきは ウタカタ開き 二つ三つ うたともからの 良いね見つ朝
5
休耕の 田畑ひろがる一画に
絨毯
(
じゅうたん
)
のごとくレンゲ草咲く
11
若草の 山は緑に
萌出
(
もえいで
)
て 鹿は招くよ 御仏もまた
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