Utakata
登録
Login
かるだもん
フォロー
72
フォロワー
66
投稿数
293
短歌は全くの独学ですが、二十年くらい続けて来たので、もう暫く詠んで行きたいです。よろしくお願い致します。
« 最初
‹ 前
…
3
4
5
6
7
8
9
10
次 ›
最後 »
巡り来る 原爆の日よ 人々の 祈りの声を 渡らせ給へ
9
アサガオは蒼 サルスベリは白 暑くても 好きな花には
見惚
(
みと
)
れる
8
次々と 寺院の鐘は 響きゆく 八月六日 広島の日に/奈良にて
15
連なりて 絶景となる 茶畑に 荒れるも有りて
和束
(
わづか
)
の山々
10
此処に居るよと 雲間の月は囁く 熱冷めやらぬ 夏の夜空
10
ベランダで 蝉を助けること二回 恩返しとか有ってもコワイ
18
音信川
(
おとずれがわ
)
という名に 強く心惹かれる 未だ見ぬヤマグチ
9
夕立ちで 地面の熱は たちまち水蒸気に まるで街はサウナだ
8
広場には 蝉の
亡骸
(
なきがら
)
ふたつみつ 夏本番は これからなのに
18
深き青の
蔓
(
つる
)
成す花を
検索
(
しらべ
)
れば バタフライピーとふ豆と知る
8
明日はまた あの職場にて 働くを ふとどうしても
怖気
(
おじけ
)
づく有り
11
なかなかに 変えるは
難
(
かた
)
き マイナス思考 ウルフルズ聴き 気合を入れる
11
「いい歌詠むなぁ」と うたともの
短歌
(
うた
)
に 浸って過ごす 佳き時間
10
窓拭きの ゴンドラ揺れて 思うこと 誰かに支えられ
回
(
まわ
)
る日々
13
「梅雨明けです」 鶴の一声 雲たちが 退場すれば 空は真夏に
9
悠久の藤原京に陽をあびて 凛と輝く蓮の花々
9
閃
(
ひらめ
)
きし 歌を何度も 推敲す
咀嚼反芻
(
そしゃくはんすう
)
繰り返すごと
11
シャクシャクと 植木
鋏
(
ばさみ
)
の 音はして 緑の木々は 整髪される
10
鈍色
(
にびいろ
)
の 空を映す 海はまた しても鈍色 荒れる日本海
10
河鹿蛙
(
かじか
)
鳴き
蜩
(
ひぐらし
)
歌う山奥の 温泉に来て魂洗う
12
オニヤンマに
螺旋階段
(
らせんかいだん
)
で
出会
(
でくわ
)
す 話しかけてる 変なわたくし
10
寂しきは
山間
(
やまあい
)
にある 球場の 使う人無き ナイター設備
14
「君」といふ 言葉で詠われし 幾多の魂の幸せを願ふ
11
蝉鳴いて 梅雨明けしたかと 思案する 予報を聞けば 大雨降るとか
8
賑やかな ツバメの子らの旅立ちに いろいろ有っても生きて行ってね
10
平日の 二連休なり 何をしよ 思った朝から 腹痛、ダウン
6
梅雨明けと 思えるほどの 青空に カゴいっぱいの 洗濯物干す
20
水害の ニュースを耳に 熊本の オクラを刻む 祈る気持ちで
16
気の置けぬ 友とパン屋で お茶すれば 心の重荷 ふと
解
(
ほど
)
けゆく
14
玄関に 巡る季節に 挿す造花 紫陽花忘れ 明日は文月
11
« 最初
‹ 前
…
3
4
5
6
7
8
9
10
次 ›
最後 »