Utakata
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かるだもん
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短歌は全くの独学ですが、二十年くらい続けて来たので、もう暫く詠んで行きたいです。よろしくお願い致します。
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気がつけば オリオン去りて 夜空にも 春の星座の 輝きて有り
23
友の死に 己を責める ミチナガは さめざめと泣く いとも哀しく/大河
11
強くても 刺す冷たさの 無い風に 春が来る来る 春は来ている
17
雛節句
(
おせっく
)
の 色満載の 切り花を 供えて春を 招く仏前
17
幼き日 友に習いし 手遊びを ふと思い出す 三月三日/三月三日の餅つき
11
捨て置かれ 荒れし庭にも 春は来て 枝垂れの梅に 光集まる
20
鉢植えを 陽射し強まる 窓際に 置けば増しゆく 春待つ心
20
「
朧月夜
(
おぼろづきよ
)
」 やさしい旋律 好きだった 春が来たなら 皆で歌おう
16
悼
(
いた
)
むべき 人の命の 多き中 それでも祝う 君の
生
(
あ
)
れし日/天皇誕生日に
15
風の底に ふと懐かしさ 感じ居り 東京 下町 江東区 春
22
アラ還を 過ぎても知らぬ 事はあり 紀行番組 世界を覗く
12
痛ましき 子らの死の報 日々目にす 平和呆けとも 言われる国で
13
未だ
尚
(
なお
)
冷たさ残る 空の下
微
(
かす
)
かに登る 春の土の香
15
友が逝き 早三年の 日は過ぎても さかいゆうの 歌に
落涙
(
らくるい
)
12
早番の 友らのすでに 働きて 気を引き締める 吾の朝七時
16
如月も 間近な空に 薄き雲 春待つ心
急
(
せ
)
くを留める
19
山焼きの 花火の音に 夜気
震
(
ふる
)
う 春を呼ぶ火よ 天にも届け
21
泡ハンド ポンプよくよく 洗ったら たぶん機能 復活するかも…/ねこ母
CAT
さま
10
録画せし 「歌会始」粛々と 画面の前の 吾も正座せり
12
入院で 看護介護を 目の当たり 誰でもできる 仕事じゃないこと
16
病室は ほぼ老人ホーム アラ還の わたくし一番 若い人なり
16
壮絶と 言うべき人の 人生を 紙面に見たり
暫
(
しば
)
し絶句す/阪神淡路大震災から
29
年
17
早朝は さながら野戦 病院で 駆け足響く ナースセンター
16
「あなそれ」と 呼ばれしドラマ かつて在り 我に来たるは 「親それ」の日々
10
不調あり 手術と入院 六日間 たかが六日と されど六日と
15
晴れ渡る 睦月の空に 深呼吸 新しき吾に なる心持ち
16
古都に聴く
大晦日
(
(
おおつごもり
)
)
の 鐘の音 ゆく年があり くる年があり/過去作
12
平安の 歌人を模する 才も無く ただプラトニックを 詠う相聞
14
幾つもの 地名をニュースで 覚えども 成す
術
(
すべ
)
持たぬ
吾
(
あ
)
もまた哀れ\ふたつの戦争
12
芸人の 下積み思い 涙すら 浮べて笑う
M-1
をかし
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