Utakata
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文章みたいに流し読みできるようなものを投稿しがちです。
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お昼時 公園で同期と集う みな「辞めたい」と口々に言い
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昼休み マクドに立ち寄りふと見れば 隣で上司がポテトをむさぼる
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休暇の日 有意義に過ごす努力する 普通の週末より楽しくなり
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「後半休」この3文字が舞い踊る 清々しさをまとい仕事す
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仕事柄 休みはいつでも取れるけど 休むと作業が果てしなく溜まる
6
上司から「たまには休みを取りなよ」と言われた華金 昼で帰った
12
雨の
香
(
か
)
に
誘
(
いざな
)
われ向かふ
夙川
(
しゅくがわ
)
は虫の音もなき静寂の道
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仕事終え 外に出てみて雨模様 少し前まで桜咲いてた
13
友人とたわいもないこと語り合い 海沿いの夜 プロムナードで
6
通勤のみちから一歩飛び出して 未知の世界ののれんをくぐる
10
後輩にいいこと聞けたしラーメンもうまいしきょうはいい一日だ
7
初めての
さいはての地
(
石川県珠洲市
)
は雪景色 鉛色をした能登の
内海
(
うちうみ
)
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マシマシ
(
二郎系
)
のラーメンに挑む友の顔 カロリー摂取の競技にも見え
6
花火には今年は世話にならねども インスタではよく花火が上がる
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文明の利器とは縁のない駅で 行先を告げてきっぷを求める
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汽車の中 学校帰りの学生が 慣れた手つきで扇風機をまわす
5
ちりんちりん 鈴を鳴らすは小学生 ランドセルの揺れ 家路を急ぐ
7
汽車を降り 子どもは車で帰れども われは迎えもなく歩き出す
8
となみ野に通ふ汽車の音を聞けば 親子がおもてへ手を振りにゆく
5
友人との過去の
トーク
(
ライン
)
を見返して
ぶっちゃけ話
(
深夜テンション
)
に赤面する夜
3
最近は あらゆるものの価値観が「コスパ」・「タイパ」で ふるいにかかる
7
振袖やスーツの若者見て思う 一年前の
インフルエンザ
(
成人式に行けませんでした
)
6
本日は令和五年のおおみそか 雨だしゆっくりそばをすすろう
6
「また来年」「やっと会えたね」交差する 二十時半の駅の改札
6
たまに飲む酒は慣れない味がする 前はしこたま飲んでいたのに
4
淡い恋心を持ってた昨年は 見るものすべてがバラ色だった
5
特急が来なくなった街を見つめ
超特急
(
北陸新幹線
)
にひそむ影かと
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美しき光の芸術眺む横 華奢な手先に目を奪われた
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「きょう虚無だ」ぽつりと友がこぼす朝 なにかあったら頼っておいで
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金沢駅 能登路のバスの待機列 あなたはどこへ?と老婆がたずねる
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