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日常で思い浮かんだ歌をちまちまと🍵
限界苦学生

あの頃は 知りもしなかった 夜の音 今では全てが 美しく思う
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最寄り駅 たまに見かける 老紳士 つけたあだ名は 令和のシャーロック
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通過する 風に逆らう この気持ち 少し強めに 切符を握る
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満月じゃ 逆さに見ても 変わらない そんな姿が 愛おしくもある
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白布の 透かして見える 朧月 退かしてみても 変わらぬ姿 
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死の覚悟 恐怖の末に 浮かぶのは 辞世の歌 考えないと
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おお神よ! 鳴り止まぬ腹と 罪の味 あるのがいけない あるのがいけない
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揚々と 朝を見上げる 七時半 挨拶もつい 大きな声で
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夢うつろ さりとて紙の 手触りと 巻末の文字 焼き付く枕
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はたらくぞ 俺は絶対 働くぞ 夢の決意 風に流さる
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春うらら 幼き日々の 面影よ 吹き飛ばされて くれるなよ
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緊張を 紛らわすために 筆をとる 震えた線も 良い味かも
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君が写る 写真を一枚 くださいな ほらすぐ雲に 隠れてしまう
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太陽と月に想いを馳せる空 これを眺めるために起きてる
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近頃の 空気はやけに 身に染みる 風の匂いに 寄りかかってみる
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寒空の下 気にかけてるのは 私だけ お酒もいいけど 連絡待ってる
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満点の 星空の下 待ち侘びた 一等光る 白日の君 
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白ワンピ 麦わら帽子 白い靴 ちらりと見せる 横顔が好き
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帰り道 鼻をくすぐる 甘い風 紫陽花よりも みたらし団子
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