赤月 宙    フォロー 0 フォロワー 13 投稿数 649

何万年 生きるつもりか知らないが 探せばいいさ、居場所とやらを 

何度でも やりなおせるとは言うけれど 過ぎてく時間だけは無言で 

生きるとは 敗戦処理だ? ばかやろう 闘えたことを、きちんと誇れ 

僕の身は ちっぽけなので 涙とか 愛だとか、すぐあふれてしまう  

君という 大きな槌に 叩かれて 僕はどんどん 澄んでしまうの 

傷口を わざわざさらす 理由はない だからわたしは 口を閉ざすわ 

自由律短歌を何首 詠んだとて 自由になれたためしなどない 

僕だけが いない街です 僕だけが ただ僕だけが いない街です 

魂を 自らの手で 研磨して 濡れて輝く 悲しきダイヤ 

あまりにも まぶしくひかり つぶれた目 故に呼ばれる “恋は盲目” 

沈黙が 風が通りすぎてゆく おそらくもっと、大事なものも 

カーストの てっぺんにいるやつらには そもそも下など見えてはいない 

空色の 石を眺めて 僕はせめて 遠くの君の 無事を願うよ 

栞など 使わないなと思ってた 大人になるって すこしさみしい 

このスマホ もちろんロックはかけてある だがお前なら 開けるかもな 

図書館の返却期限を迎えても 読みきれない本、俺の無力さ 

閉ざされた 無垢な善意に 潰されて 押し花にすら なれない枯れ木 

生きよう、と 言ってくれても 最後まで 止血をしてはくれないくせに 

もうだめだ 逝こうと決めて その淵に 立つが光に呼び戻されて 

すっぴんで いていいですよ と許される場所など結局 ないのだろうが 

駄目もとで お願いしたけど バクさんも 僕というバグは 食えないらしい 

身体とか 責務だとかに 縛られて 歌うときだけ自由になれる 

君の声さえ知らなければ 生きること 苦しいだとか知らずに済んだ 

あまい笑み むずかる僕に 含ませて 明日あすもひとりで 歩けというの 

「僕はもう 守るものなどない」 だとか 云うなら僕が 貴方を守る 

「生きていろ」 お前は生きてていいんだ、と 祈り塗り込む ハンドクリーム 

新しく 変わった君のメルアドの イニシャルの意味を 察したくない 

祈るとき 花が咲いてるように見える ピンクベージュの 君の指さき 

いつまでも 君の目と手が 熱いから ぼくはおにぎりを うまく握れない 

平然と 素知らぬふりで うっかりを 証拠隠滅なさる神様