赤月 宙  フォロー 0 フォロワー 8 投稿数 409

「わからん」 と 「何もわからん」と僕らは 苦しみながら 生きていくんだ 

「こんなこともあるかと思っていたのでね」 彼はそう言い、バナナを出した。 

いつの世も こどもはちいさな手のひらを おおきく振って、「ばいばい」 と言う 

取り返しつかないようにするために 下書きもせず恋文を書く 

チョコケーキ しずかに降った粉砂糖 冬の山地を思い出します 

恋はいつ 覚めるのでしょうか あの人が〝人間〞なのだと気づいた日から 

きっと今 あなたを救うためだけに 地獄の底を 生きてきたんだ 

(救いたい) そう願ったりしなければ こんな身体にならずにすんだ 

君がそう ここから這い出せるのならば 僕は進んで踏みにじられよう 

真実にたどり着いたとしてもだよ もう遅いのよ、名探偵君? 

あなたから 何かを搾取できるほど お姫様には生まれてないので 

〝研がれろよ〞 おれの美意識、日本刀、書けない歌と、ダイヤモンドと 

こんな日は 手を洗うしかしようがない 古びたタオルも乾きやしない 

同じように 炎にくべられたとしても 君のようにはなれないからね? 

ひたすらに 横顔きれいな人でした 僕はそれしか知らなかったけど 

港町 すてきな焼き菓子 並ぶ店 わたしはきっと 辿り着けぬが 

僕などが 声を枯らして叫んでも きっと傷ひとつつけられぬだろう 

世界とを 隔てるマスクに隠された 生まれたばかりの あおの口紅 

どれだけの 思いが込められてるかなど 意にも解さず 風船は飛ぶ 

“君でしか 出来ないことなど 何もない” 僕が欠けても 世界は、回る 

夕陽から 生まれた異物に食らわせるために作った言葉のサラダ 

「雨だから 雨のサングリア作ったの」 と先ほど姉が呼びに来ました。 

『好き』という お気持ちだけで生きてける そういう虫に生まれたかった 

君たちは何ものでもなく透明であると証明するための闇 

そんなにも きれいな石の指環でさぁ ぶん殴られたら、好きになっちゃう 

青ばかり 見つめているから君の目は……君の目は、うん、その、綺麗だな…… 

上の句は なんか眠いって言ってます。下の句は ちょっと夏季休暇っすね。 

ストライプ柄の便箋に書かれた 文字から香るセロリの匂い 

お互いに刺さったナイフを抜き合おう パッフェルベルのカノンの中で 

「何をした」? 僕のバットでこの苺 フルスイング、しただけですが?