赤月 宙    フォロー 0 フォロワー 13 投稿数 649

あの日から 許せないことも減ってきて。生きてるだけで すごいじゃないか。 

やわらかい 真綿のようなその声で 僕はたやすく 狂いそうです 

「この恋を 黙らせたい」 と 少女は言う 容易なことさ、愛してごらん 

美しくあれと魔法をかけられて やがて王女は血を流してた 

3355411 気が付けば 打鍵している 呪いの言葉 

みずからの 立ってる場所すら 覚束ず 天も地獄も見分けがつかない 

つらいか、と 訊くだけ訊いて どうせ君は 手を差し伸べて くれないくせに 

過ぎてゆく ただ過ぎてゆく 毎日が 積み重なってくことすら痛い 

お姫様のようなレースのブラウスが この世を生きてく勇気をくれる 

今すぐに きれいな空気の粒になり 君の近くに 飛んで行けたら 

君からの 手紙が来たと ポストが言う それを見にゆく勇気が出ない 

ワインとか パンもいらない、君の歌だけを口にし 生きていけたら 

『ポロメリア』 夕立ち色の前奏が 世界で一番 綺麗な音だ 

ギターさえ 背負えないのに 僕なんか 君のなにかを 背負えるはずない 

本当は 「わたしなんか」 とかじゃなく 「わたしだって」 と思っていたい 

どうせなら 僕の命を代替に 差し出したとて釣り合わないけど 

愛すべき この世を生きる術となる 枕詞とクッション言葉 

〝叶うなら 海が見たい〞と言った子の あまりにも優しすぎる真意 

創世を 再び紡ぎ出すのには あまりにも人を憎みすぎてて 

かなわない ケースのほうが多くてね 願いも恋も、敵にも君にも 

陽だまりに 脚を投げ出し微睡んで 人に寄り添う なだらかな肩 

あのひとは 神様なんかじゃないんだよ スミレの栞を 大切に持つ 

四方から 僕を呼ぶのが聞こえるので しばらく前から本屋が怖い 

煌々と 胸に宿った炎から 打ち出されたのか、その白刃は 

ポイントを 期限までには使い切ろう 追い立てられる、義務でもないのに 

あふれでる 言葉の泉に沈められ 溺死しておくべきだったんだ 

夕空の 〝綺麗〞にいちいち傷付かない 〝普通のひと〞に 生まれたかった 

「ちりつも」 と やさしいひとは言うけれど 積もったところで、塵は塵だよ 

君の手が 背中を撫でてくれるので うっかり空へ 還らず済みます 

飽きました。人の振りして生きてくの あの森か海へ かえして下さい。