赤月 宙    フォロー 0 フォロワー 13 投稿数 649

薄っぺらいチョコも気軽に贈れない 「大好きです」 を ✕で消してく 

なにもかも ぶちこわしたいと 願うとき 心の刃が いちばんきれい 

君のため 真冬を好きでいたいから ココアの色のスウエットを着る 

届かないと わかっていれば走らない 手を伸ばそうとも思わないのに 

額縁に入る貴方に触れられず 代替品を迷路で探す 

分からない もう何もかも 分からない 正しい歌も 人の心も 

夕時に 今日をいい日にするために 夕暮れ色の紅茶を淹れる 

守られるほどやわじゃないだろうけど 守ってやらんと、ありゃ壊れるぞ 

調子さえ 良ければそうね、八首ほど 悪ければ、とも 言えますけどね 

届かないものに焦がれる気持ちには 慣れているから、平気、平気よ 

君のため 淹れるのでなく 僕のため 僕のためだけに 淹れた紅茶 

少しだけ 古い歌など廃棄して 少しだけ僕は 泣いていました 

「始めよう」 言った瞬間、走り出せ。 できなきゃ君は、土のままだ。 

僕の目を 切り裂いてったその日から 検索窓から「君」 が消えない 

起きてても あんまいいことないからなぁ 君はそう言い 繭にこもって 

失って 失って失って尚 朝を迎えなければならない 

えんぴつを手に取り紙に向かっても ペン先が君の 笑顔を欲す 

こんなのは 誰の為でもないけれど 誰かのその目に 灯したい歌 

無垢だけで 踊り続けてられるほど 幼くなくて 前髪を切る 

目に見える傷はもらえなかったので 可視のものくらい くれてもいいでしょ 

星の名を 彼に教えておきなさい 夜は日毎にやってくるから 

日曜日 君に見せるのでなければ 絹のスカートなどいらないのに 

「深めたくなるもの一覧」 「知識とか」 「恋とか闇とか」 「親睦はいい」 

人様に 好かれたいとは思わない 人畜無害、それだけでいい 

世界など 滅んでしまえ、と願っても 地面があれば 歌は刻める 

「横顔が 好き」 だと言った 彼はたぶん 叶わぬ恋を 知っていました 

どうぞまた うまく殺してくださいね きっときれいな 花が咲きます 

世界一 幸福でいて欲しいけど おんなじくらい…………、なんでもない 

君にしか 治せぬ病なのだから 毒も薬も関係ないさ 

〝どうせ君も わたしを置いていくんだろ?〞じゃがいもばかりが残ったカレー