赤月 宙
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あの日からただ内側に僕がいない まだ内側にあなたがいない
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あたしには何にもないよ。欲しい本リストばかりが膨れる日々だ。
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夢の中ですらあなたが出ていかないスイッチを切ることもできない
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悔しさと薬缶の水でのど奥の抗うつ剤を飲み込ます朝
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ほかでもない君が教えてくれたからあの映画だけ一生観れない
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女なら化け物くらい飼い慣らせ 何のためにリップを引くわけ?
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あまりにも共にいた時間ときが長過ぎて切り離せないこの苦しみを
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殺しても殺してもなお生き返るゾンビのような恋心など
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多分、いま僕が割れたらお腹からはてなが山ほどこぼれるやろね
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どうせきみは私が髪を切ったとて腕を切ろうが興味はないし
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どう生きて行けばいいのかわからない あなたをあいしていない世界で
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冬空と身軽になった髪先といつもは選ばない色のヘアゴム
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その服にひとつも罪はないけれどボーダー柄もきらいになった
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いつまでも孤独の玉座にしがみつく私を誰も助けはしない。
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(随分と軽いな俺の人生は) スマホで書いた退職届
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苦しんだこの感情はあの人とこの僕だけが知ってればいい
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叶うなら古びた歌を剥ぎ取って一刻一秒きみに触れたい
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彼は言う。「殺し続けろ心などそのうちぐぅとも言わなくなる」と
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カフェインをとっているのに精神が不思議なくらい落ち着いている
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あの山を越えてくように叶うなら貴方を殺してしまいたかった
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君はまだ✕✕という絵空事を飽きもしないで探すつもりか?
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消しゴムが見つからないんだ この傷や想いをすべて消し去るための
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美しい歌やことばをいつまでも愛していたいだけだったのに
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足許をすくわれるがいい 泥沼のなかでひそかに呪いをかける
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皆、君はこの世にひとりと言う割に男は他にもいるよとか言う。
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きみはこの世界でひとつだけの花 (朽ちれば次のお花の養分)
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好きだったきみの笑顔がもうにどと僕には向けられないということ。
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まるいちの行にこちらの金額を……」 (ぼくもこの手にあいされたかった)
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生きていてくださいと言え この僕が明日身を投げてしまわぬように
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愛、なんか 探さなくてもこの僕は ただ唯一の人類だとも
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