Utakata
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赤月 宙
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足許をすくわれるがいい 泥沼のなかでひそかに呪いをかける
5
皆、君はこの世にひとりと言う割に男は他にもいるよとか言う。
5
きみはこの世界でひとつだけの花 (朽ちれば次のお花の養分)
3
好きだったきみの笑顔がもうにどと僕には向けられないということ。
7
「
①
(
まるいち
)
の行にこちらの金額を……」 (ぼくもこの手にあいされたかった)
2
生きていてくださいと言え この僕が明日身を投げてしまわぬように
4
愛、なんか 探さなくてもこの僕は ただ唯一の人類だとも
3
きらいでもいいです僕はここにいていいよと、それだけ言ってください。
3
あまりにもしんどすぎるな人生が退職届もどこへ出すのか
3
もういやだ助けてください さもなけりゃ どうかきれいに殺してください
4
くたくたに甘辛く煮たおうどんが世界でもっともわたしにやさしい。
12
おろかだな 「置いてかれた」とか思うなど 別に一緒にいたわけじゃない
6
百均で何を買おうとしていたか思い出せない程度の日々だ
13
にくいのは さみしいからだ、あの日から自分をすくうこともできない。
6
全員がわらっていてもきみだけが 真顔だったのきづいていたよ。
10
全員に否定されても僕だけが「良い」とするパンを僕は焼けない
6
君と会う前と会ってからの歌 ミルクとカンパリくらいちがう
4
あの日からこわれたまんま、わたしには (あたしには) もう、なにもないから
2
「しにたい」をころし続けて今日も明日も暮らし続けていくのでしょうね。
4
あまりにも傷みとともに生きてきて今さら棄てることもできずに
6
『これからもあいしています』が言えなくて白髪増えた? とからかっている
7
恋の歌をのどかに書いているうちはほんとの恋などしらなかったの
5
〝ねえ空はどうしてあんなきれいなのでしょう〞涙が頬を伝った
6
守りたいものをなくしたこの日々は『明日』の意味もわからなかった
8
前を見ているはずだった 気づかないうちにずっと、きみを見ていた
6
ひまわりはいいな自分の向いているべき方向を迷わないから
8
こんなのは自分じゃないと思ってもほんとのぼくを思い出せない
9
ただ、きみが笑っているとムカついて冷たくされるとかなしい、だけだ
8
ああ今日は素晴らしい日よ 大好きなインクの名前を思い出せたわ
9
意図的にこどくを部屋に閉じ込めて やがてしずかにからみつく首
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