Utakata
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赤月 宙
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空の色はやがて白んでゆくけれど 見つけられない君のさみしさ
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冬は嫌 あの子と僕で君の
音
(
ね
)
の 温度が違うとわかってしまう
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いずれまたこの悲しみも癒えるだろう その未来すら今は悲しい
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ナイショでねお願いしますと ほほえんだ ひどいななんで僕には言うの
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ベタだとは思ってますよだとしても髪でも切らなきゃやってられない
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ほんとうにばかだな僕は 泣くくらい好きならちゃんと言えばよかった
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LLのナイトキャップにしまわれたショートカットが寒がっている
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張り裂けるこの胸からも流れ出す (恋の歌などなければいいのに)
1
この罰はいつ終わるのか花色の小石がひそりたたずんでいる
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みんなして 後ろ向き だと言うけれどこっちが後ろと誰が決めたの
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紅色に積み重なった死体から生き損なった歌が生まれる
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君というかたちのひとに出会わなきゃ 欠けている など気付かなかった
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おもむろにホットレモンを飲む君は かわいこぶるな 嘘 かわいいです
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歌いたいことなどないと気づいたら世界はあまりにからっぽだった
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何事もなかった何者でもなくて それでよかった それがよかった
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笑い皺の似合う女性になれたらな。(あの日のあなたにいつか会えたら)
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使わなくなったリップやネイルでもわたしを護る盾にできるわ
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「大人など嘘つきばかりという君が もっとも周囲をあざむいている」
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(ほんとうは愛してなんかないのでは) ぱちん、とファンデの蓋を閉じた
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好き という気持ちはまるで〝呪い〞のよう だからわたしは歌い続ける
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U.F.O.の湯切りをうまくできなくて麺をべしょべしょにしてしまうとこ
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一回も吸ったことなどないはずの煙草の匂いが染み付いている
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ラキストの音と煙が邪魔をして 君の匂いがちっともわからん
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音楽が孤独な心を救うって知っているから、きみはいつでも、
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あの人の煙草の匂い、とふと気付き にわかに胸が煙たくなるなど
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君のその優しさで胸が痛むのでぼくはどうやら傷ついている
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「歌えない」煙草の匂いに気付かされ ぼくの言葉は滅びはじめる
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君のことをわからないって、思うのが悲しいだけだ ただそれだけだ
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僕などに傷つけられる貴方ではあってほしくはなかったけれど
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産声をあげて紅くひかりだす 夜明けに咲いた山の鉄塔
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