Utakata
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赤月 宙
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きみたちが たくさん〝おはなし〞できるよう ぼくはとおくで 祈ってるっピ
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花は散る 風も焼かれていくけれど どうか貴方のその声だけは
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この歌で君を切り取ったとしても永遠などには程遠くって
2
山際を白く染めゆくあの花を 僕は確かに知っていました
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さよならを告げる誰かがいないのは 僕のひとつの幸運だった
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この声を生まれる前から知っている だからわたしは、子供のように
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端末に通常速度で焼き付ける 君を愛する儀式のように
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ここはもう身を投げられるビルもなく空の青さが目を焼くばかり
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帰らせてくださいあの日の駐車場 青いアイスをなめていた頃
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おもむろに打ち込む日記アプリでは僕の心はわかってくれない
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衝動でその罫線を埋め尽くす 薄荷色ならなおさらだった
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できるなら その柔らかさに
埋
(
うず
)
もれて 君の情緒に狂いたかった
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〝こんにちは〞 愛することはできんけど 子守唄なら唄ってあげる
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グレーじゃない グレージュなのよ ねぇわかる グレーじゃなくて グレージュなのよ
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好きだよ、と 寄せる波間に曖昧に困ったように俯く君だ
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きょう、君は 〝神様〞の座を退いて ただのきれいな〝僕〞になった
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たくさんのきれいな音を引き連れて あなたは春といってしまった
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仕事よりあるいはそれと同じくらい 大事なひとが、出来たんでしょう
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もう僕はペンも握っていられない 飛び立てるのを夢見て眠る
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もう何処も行けない僕は靴下を一足買ってすこし微笑む
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夕焼けのシールでそっと封をする (きょうもきのうもきみに会いたい)
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もっといい男になるよという君の見てる誰かを僕は知らない
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ゴロゴロと頭の中で鳴る言葉 きっときれいな音色にします
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ピコン ともバイブも鳴らないケータイを 洗濯物の山に投げ込む
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『人』の字は支え合いだ というひとは 「上側にいる」 自覚すらなく
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両耳が桜前線より早く 紅く染まってしまう 三月
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先月の僕のGoogleフォトの中 君の眼鏡がおさまっている
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さみしいか 心細いか 君の手は いつもどこかを掴んでいるから
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眠る前 枕に落ちてきた歌は起きる頃には溶けてなくなる
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この色が鎮痛剤となるように願って頬へ叩く藤色
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