Utakata
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赤月 宙
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君の手が愛せるものには定員があってわたしはそこにはいない
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揺れている貴方の声に呼応して 月が欠け始めようとしている
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繕った 声はいらない ざらついた ほんとうの空を知りたかった
1
歌なんか よめなくってもいいんだよ そう死に急がなくともいいさ
1
舌の上を 海にしたくて夜店では ブルーハワイを頼むとこある
3
僕だって 許されるならもう一度 彼の救いの鳩になりたい
3
寒空にあおられ涙が出ただけだ 君の唇の紅さではない
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大衆が あなたのことを物語にしようとしてる、逃げて、逃げて
2
貴方にはあげたいものが多すぎる あの日のコーヒー、かわいいふりかけ
2
大好きな絵に閉じ込められるのなら わりと素敵な最後じゃないかな
1
手のひらも やがて腕まで腐っても あなたの無事をただ祈ってる
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不安げに 所在なさげに佇んで なおやわらかく微笑む 君だ
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春だね、と いつかあなたと笑いたい それぞれ生きると決めた場所で
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つらくとも 見届けなくては 彼がこの先に進むであろう未来を
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君がしあわせでいることで幸せになれる人らに混じりたかった
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空虚など気付かなかった すれ違いざまにあなたが微笑むまでは
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どちらかというと適合しないほう 社会と呼ばれるこのケースでは
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生きるのに 値しないのではないか 六文銭にも満たぬこの身は
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詩人らが やわかい心で生きてける やわかい世界であったらいいのに
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遠い地の どうかあのこのそばにいき あのこを抱き締めてやってください
1
もうこれで 終わりにしようと思ってた 君の笑顔に出逢えるまでは
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つらい って言葉にしたら、ああ、だめだ 栓が外れて濁流となる
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いじわるは したくないのに君の口元が踊ると胸がざわつく
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痛みなら まだ耐えられた つらいのは それが僕だけだっていうこと
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できるなら さいごに彼におてがみを つづるじかんがほしかったです
3
お徳用サイズの美白化粧水 涙と一緒に塗りたくる朝
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美しい物語らが連なって 私を生かし 殺そうとする
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いやだなあ ひとを好きに、なりたいなあ (こんな分厚い壁の中では)
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君は日々 日々美しさを更新し 僕はひなたで枯れゆくままで
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心など熔けて無くなれ 籠の中 朽ちて詰まった臓腑とともに
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