Utakata
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赤月 宙
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魂が夕焼けのように澄んでいて その美しさに 救われたんだ
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ぐつぐつと夜中にケーキを焼く音と あなたの孤独だけが愛しい
1
森の奥 沈むあなたに手をのばし 溺死したってかまわなかった
1
君の目を見れないのならセーターの袖のフリルも 意味はないのに
1
君の
音
(
ね
)
はラムレーズンよりほろ甘く 舌にしびれる味がしました
0
「少しだけ立ち止まるのも良いですよ」 (また歩けるとも限らないのに?)
3
傷ついているのよ君は 無自覚の白い
T
シャツだけが知ってる
0
帰りたい (あの日の空へ) 帰りたい だから私は 上ばかり見て
3
僕だけが生き延びていて 僕だけが君が幽霊だって知ってる
3
自らの意志で殺した 己自身 互いにそっと花を手向ける
4
今 僕は あなたのために何をするべきか悩んで、ただパンを焼く
5
首もとを かっ切るだけの意志もなく ぷち、と裂かれる
魚肉
(
ぎょに
)
ソの金具
1
笹舟も やがて海へと辿り着く 願って歌を歌い続ける
2
“あるがままを受け入れてくれ” 彼は言い 僕も笑って 刀を抜いた
0
この先に 夢も希望もないけれど ただ静けさと 草の香があり
1
君の為つけたピアスを揺らしても なぜか寂しくなるだけなので
1
私らは幸せなのよ、と主張するために焼かれる紅いメレンゲ
1
何者かになろうとしなくていいんだよ 生きてるだけで あなたなんだよ
2
優しさにただただ甘えて生かされる 何もないのは僕でしかない
0
あまりにも 生き辛かろう あまりにも やわかい肌で やわかい瞳で
0
溺死してしまわぬようにこの歌を この言葉らを書き出さなくては
0
この声も誰にも届かないならば この身体などばらばらになれ
1
抱き締めてあげたいと思う人なんか この先出逢うと思えないから
0
「ぼくだって 誰かを信じてねむりたい」 それが叶わぬ、怪獣の子よ
1
似てるけど やはり違う、ということが 彼のこころをばらばらにする
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生きているだけでほんとはえらいけど 撃たねばならない 打たねばならない
2
両耳を切ったところでゴッホには なれはしないし 気も狂えない
7
糸が切れ海で歌っている姫の 元へたどり着けない人形
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ぜつぼうが そっと瞳を閉ざしてく 「眠っておいで」 あの声がした
2
愛される可能性すらないのなら この生え際も無意味なだけよ
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