Utakata
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赤月 宙
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夕闇と 痛みをこらえ生きてきた 君の痛みを解するためだ
1
この空の どこかで笑っていてください それでわたしは充分だから
3
秘めていた 想いの重さに耐えかねて 地獄に落ちたブラックホール
2
もし僕が ここで倒れてしまっても 誰かが歩む道を掘るんだ
4
傷ついた 失ってきたものだけが 吐き出す歌の唯一を知る
3
何度でも 立ち止まっても 紡ぎ出す つみ重ねてく つみ重ねてく
4
傷ついて 捨てることすらできぬなら この心など無くていいのに
3
「きっとまた お便りさせていただきます」 それきり
文
(
ふみ
)
は途絶えてしまい
3
とんとん、と 胸を叩いて祈るのだ 君があのときそうしたように
1
紡がなくなってしまった言葉らを 弔ってくれる誰かは居たの?
2
こんなにも小さな画面に閉じ込めて 触れられそう、と 思ってしまう
2
この目などつぶれてしまえ 輝いた君を見てると、さみしいなんて
0
きみの手と 音楽よりも熱いものは きっとこの手じゃ持てないだろう
1
君の願う 優しさがとても冷たくて 泣きたいときに泣けたらいいのに
2
「この服を着こなせるようになりたいの」 誰のために? とは聞けなかった
1
胸の奥 燻り焦げた匂いなど どうか気が付かないでと願う
2
花の雨 カーテンコールに降り注ぎ 跪くしかできない僕は
2
叶わない 敵わないとは知っていて 膝をついてもペンは置かない
1
深淵を覗き込むより地獄より 恐ろしいのは貴方の笑顔
1
僕などを追い越してゆく歌たちが 先にあなたに会いにゆくでしょう
3
おそらくは辿り着けずに沈むだろう それでも僕は流し続ける
1
君の手が愛せるものには定員があってわたしはそこにはいない
3
揺れている貴方の声に呼応して 月が欠け始めようとしている
4
繕った 声はいらない ざらついた ほんとうの空を知りたかった
1
歌なんか よめなくってもいいんだよ そう死に急がなくともいいさ
1
舌の上を 海にしたくて夜店では ブルーハワイを頼むとこある
4
僕だって 許されるならもう一度 彼の救いの鳩になりたい
4
寒空にあおられ涙が出ただけだ 君の唇の紅さではない
2
大衆が あなたのことを物語にしようとしてる、逃げて、逃げて
3
貴方にはあげたいものが多すぎる あの日のコーヒー、かわいいふりかけ
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