Utakata
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赤月 宙
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泣いている こどもの口を塞いでも ただ溢れでる僕の涙は
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流血に気付かないまま生きている きみに聴かせるためだけの唄
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しあわせははかなくすぐにこわれる、と彼女は 齢5歳で知った
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「あの日から僕の世界はあなたしかいなかったんだ」 過去形だった
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どうしてもきみに会いたい 右巻きのポニテの毛先がそっと揺れてる
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悪魔らがこぞって僕を否定する 「お前は違う」 戻れ、戻れ と
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手に入れたポストカードがすぐにでも君に会いたがっているもので
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(夏ですね) そのひと言が言えなくて (きみは海には行けていますか)
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君のいない世界をこれからどうやって生きたらいいか、わかんない、とか
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君の手の甘い香りが鼻をつく 泣きたくなってしまう、ほどの
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片手間で愛してくれるだけでいい それで充分満たされるから
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僕などがどんなに焦がれ願っても きみをこの手で抱き締められない
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手の平と胸の熱さに慄いた (僕では君を守ってやれない)
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夏空に雲が流れて 好きだったタルトの名前が思い出せない
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「海を見に行きたい」 と言ったその声が まぶたの裏にまだ残っている
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両の手であなたがくれた さよなら が 僕に光と勇気をくれた
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本棚の文庫を五冊抜いておく (ここらは右心室に相当)
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目も耳もふさいでおいて と言うならば 君の両手でふさいでくれよ
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君が生きていてくれること それだけが ただそれだけが、僕の幸福
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生きようとしてしまうよな どうしても どんなにひどく絶望しても
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満たされたわけではないよ あきらめただけだ神社の枯れた朝顔
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君のことを案じて買った海色の切手シールも減らないままで
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「消えたい」 という気持ちだけがうず高く地層のように 固く積もって
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存在が形に残ってしまうのがこわいと泣いた 透明人間
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ただ生きていくことだけでつらいのに 君を愛するだなんて、とても
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心根の美しいのがわかるから 君のブログがずいぶん怖い
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チョコレート色した君の前髪が夏の陽射しに溶けてゆく午後
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君の背の翼の骨がなおったら 行きたい場所が山程あるよ
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「ああすげえ気持ちわかる~」 つぶやいた 君の視線の先には『GODZILLA』
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風の音はたやすく花も刈り取って (君を愛することすらできない)
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