Utakata
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赤月 宙
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君のことを案じて買った海色の切手シールも減らないままで
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「消えたい」 という気持ちだけがうず高く地層のように 固く積もって
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存在が形に残ってしまうのがこわいと泣いた 透明人間
4
ただ生きていくことだけでつらいのに 君を愛するだなんて、とても
2
心根の美しいのがわかるから 君のブログがずいぶん怖い
11
チョコレート色した君の前髪が夏の陽射しに溶けてゆく午後
4
君の背の翼の骨がなおったら 行きたい場所が山程あるよ
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「ああすげえ気持ちわかる~」 つぶやいた 君の視線の先には『GODZILLA』
1
風の音はたやすく花も刈り取って (君を愛することすらできない)
1
もし僕が明日命を落としても この絵葉書は君にあげたい
2
あの日から君に歌って欲しい歌が 僕のなかから消えてしまった
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溺死してたむけられてる花になるくらいだったら泥になりたい
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きみはうつくしいひとです、どこまでも ただどこまでも きれいなひとです
3
大好きなひとに名前をつけられて解かれたようにお前は笑う
3
感情に名を付けられてうっとりと 少女のようにほほえむお前
1
君の手を引いてゆくのは僕じゃないってことだけは確かな、波間
2
春風に転がってゆく紙くずが 最も尊い意思を持ってる
1
きみたちが たくさん〝おはなし〞できるよう ぼくはとおくで 祈ってるっピ
5
花は散る 風も焼かれていくけれど どうか貴方のその声だけは
0
この歌で君を切り取ったとしても永遠などには程遠くって
2
山際を白く染めゆくあの花を 僕は確かに知っていました
0
さよならを告げる誰かがいないのは 僕のひとつの幸運だった
4
この声を生まれる前から知っている だからわたしは、子供のように
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端末に通常速度で焼き付ける 君を愛する儀式のように
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ここはもう身を投げられるビルもなく空の青さが目を焼くばかり
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帰らせてくださいあの日の駐車場 青いアイスをなめていた頃
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おもむろに打ち込む日記アプリでは僕の心はわかってくれない
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衝動でその罫線を埋め尽くす 薄荷色ならなおさらだった
3
できるなら その柔らかさに
埋
(
うず
)
もれて 君の情緒に狂いたかった
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〝こんにちは〞 愛することはできんけど 子守唄なら唄ってあげる
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