Utakata
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赤月 宙
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歌うんだ 磨くんだ今日も前を見て 誰かの傷の鍵となるよう
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君の歌が力をくれた だから今 「生きろ」 と言える僕でありたい
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薔薇色のアイライナーを刻み込む〝あたしが世界でいちばんきれい〞
1
「いつか、また」 そっと封する言葉たち いつか があると言えるやさしさ
8
おそらくは 拒まれない とわかってる でも届かないのも知っている
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少女らの「恋って何?」 の問答に 「愛されたい。よ」 と歌う十字架
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焼き上がるパウンドケーキの傷口に 歌を少々染み込ますなど
2
劣ってる 劣っているとわかるから 今日もわたしは電車に乗れない
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恋なんて 苦くも甘くもなかったわ 空も大して青くはないし
9
その歌は もはや歌とは呼べなくて ただの悲痛な叫びであった
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もう僕は 君を愛する資格など ないとわかっている、でも、ごめん。
1
「○○○○」 と 文字にしてみて気づいたよ 「それは違う」 と 「生きていたい」 と
1
「この羽根を削って機を織ることを封じられたら、なにもできない」
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フリルとかレースのついた上着では 守れなかった ぼくの爪先
2
もう僕は 桜の花も恐くない 夜も大して寒くはないし
2
矢継ぎ早にかわりにしゃべってくれるから 言葉をなくした予測変換
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「好き」 という ひどく無邪気な弾丸で 君を殺めるつもりはなかった
2
あの空が美しすぎて怖いのと 君の心もきれいでこわい
4
この恋を腐らせるのとこの林檎 実らせるのと どちらが先か
2
天上の歌声にすら慣れてしまう ぬるくて痛い こんな世界じゃ
0
ゆるやかに殺し続けた感情の 墓場を掘れど亡骸もなく
4
やわらかな悲しみや恋を知る人だ そう気づいたよ、その歌声で
2
幼さのその柔らかさが おそろしく 傷つけるのも 傷を負うのも
2
僕なんか やめておきな、と突き放す キミの孤独が ひどく痛くて
2
(生きること
他人
(
ひと
)
の心も こわかった) (ごまかしかたを、覚えただけだ)
2
「今はもう 死んでしまった星たちのひかりがここに届いて怖い」
14
くらやみを這って生きてたアタシのを 「光」 と言った 君の目こそが
2
スマホではか弱い光かもだけど ここでなければ君に会えない
1
意外とさ つまんねぇよな クリスマスに ひとりで食べるサンタの人形
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水母
(
くらげ
)
とか 星空のように潤んでる瞳に僕が映ることはない
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