Utakata
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赤月 宙
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なぜ生きているのだろうか こんな日を あなたのいない 白い世界で
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失ってゆくのだろうな ざらざらと 痩せた身体と砂浜の城
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君の歌を知らない間 どうやって 生きていたのか思い出せない
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もういちど もういちどあと もういちど もう一度だけ 断罪してくれ
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どうせ今死にゆくならば 抗わず (あの時死んでおけばよかった)
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僕はひどく 身体が弱くかと言って 美人でもなく 詩人でもなく
5
僕ですら知らない僕の所在地を この世でひとり 君だけが知る
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少しずつ恋の魔法が解けてきて 心の奥にただ花の咲く
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もう一度 生まれ直せと言う彼の まぼろしのそばで泣いていました
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過去なんか振り返りたくないんだよ 「そうはいくか」と リレキショのやつ
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にんげんがこわい、と嘆く君の手に そっとざくろの飴を差し出す
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風鈴も鳴らない夏に今きみは 元気だろうかと空を見つめる
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弱ければ傷を負わされ より弱り 窓の縁から刺さる青空
3
そう、君は『わかってしまう』人なのだと いやがおうにも『わかって』しまう
3
あたたかいピアノの和音が鳴り響く (これがわたしのレクイエムです)
1
歌えてたはずだった歌を閉ざされて ただじっと聞く明け方の蝉
2
〝僕よりも〞君の言葉がからみつき 他の誰かの手をつかめない
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青色のリップを塗った でもきっと 君は気づかぬままでしょうね
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報われたい などと思うなお前など 救いの歌のことは忘れろ
3
なにもかも投げ出したくておもむろに焼き菓子の店をフォローしてみる
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君の手が世界に触れた それだけでいまを愛せるような気がした
2
君の目を癒せなければ文字なんか ひねもす紡ぐ意味などないのに
2
渓谷のどこかで僕が朽ちる時 君はきれいな花を咲かせる
2
責任を問う気はないが、だとしても 僕を歌人にしたのは君だろ
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リフレイン 秋の窓辺に風が差す 〝どうしてわたしばっかりが、ねえ〞
1
「しあわせは歩いてこない」 かと言って もう立ち上がれもしないわたしは
1
一晩中 かけてようやく 吐き出した あの日の音と 過呼吸(不安)
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こんなにも 安い言葉に 騙される 地獄行きより 安い駄賃で
1
ぼくの中 渦巻く
詩
(
うた
)
や 言葉らが この血とともに 消えますように
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無理やりに 抜いてしまうと 大量の血が吹き出すので そのまんまです
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