猿かぶり
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残雪の田からカエルの声響き さすがにちょっと早か無いかい?
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春浅しサイドガラスで風に耐え羽を震わす蜂ひとつおり
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帽子かぶりベンチコート着てマスクして杉林下のゴミ収集場へ
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『春爛漫』買えずに未だ忘れ得ぬ 銘の通りのこけしの笑顔/四〇年近く前の盛岡駅で
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キツかった ウエスト少しユルくなり 「痩せた?」「いや違う」『ゴムがのびたの』
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花粉なのか黄砂なのかは知らねども 今日も車にザラリ張り付く
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家裏の雪よ秋まで解けないで さすれば夏も涼しかろうに/雑草も生えないし!
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涙腺をティッシュで押さえ目薬がジワジワジワジワ 広がっていく
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凍み渡る雪原ゆきはらけもの足跡あと 辿りてゆけば水辺に着けり
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表裏 裏の表のまた裏と 聞きたい事だけ耳をそばだ
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赤と黄のポール折れたり曲がったり 君にも厳しい冬であったね
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燻炭を撒いて融雪促すも 新雪積もって元の木阿弥
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黄砂来て薄汚れたる雪原を 染め直せるか如月の雪
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雪国の春雪原せつげんの凍み渡り これに勝る愉しみは無し/異論は認める
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庭の雪に巨大な氷柱つららを突き刺して「勇者の剣!」と異世界ごっこ
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雪壁に 小さき氷柱つらら群れ集い 崩されては清明に響く
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つかの間の 陽に照らされて 木々の枝の 雪落つる様に 春を夢見る
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恵方巻 ばっさり切って皆で分け だって色々食べたいもんね?
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トヨの上を滑り落ちゆく雪のように 飛んで行けると夢想した頃/子供の頃 屋根の上で
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消雪パイプしょうパイの出づる処に除雪来ず 道幅徐々に狭く成りぬる
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冷まそうと 煮なます庭の雪の上 忘れ去られて朝を迎える
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久々の雪道安全第一で 後ろの車列はプレッシャーでも
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豪雪で家に籠もりて幾日か 食料尽きかけ いざ買い出しへ
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大日の沢越え開く眼前に 越後三山白く輝き
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雪だるま ずらりと並ぶ予報見て 外れるようにと神頼みする
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共テ前 前泊の子らのグループの 楽しげな声に 心で「頑張れ!」
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雪の上をスノーボートと共に行く 昔吾子乗せ 今ゴミ出しへ
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凍える夜 融雪剤を撒く凍結防止剤散布車きみを 我 ヒーローと呼び讃えたい
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雪玉を食らったような木々の幹 除雪車達を恨まないでね
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除雪車が削ったカーブの側面は 巨大なケーキに見えて楽しい
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