Utakata
登録
Login
サイトのご案内
飢えを剥いてある乞う
フォロー
31
フォロワー
25
投稿数
131
2025年9月終わりから短歌を始めました。
1
2
3
4
5
次 ›
最後 »
牙は抜け 今は疲れて 横たわる 犬を見る目に 言葉少なく
19
くちびるを 噛んで溢れる 鉄の味 吐き捨て空を 見上げ流さじ
9
陽を浴びる 春の蕾に 指添えて ランドセル咲く 頃を待ちわぶ
15
米洗い 醤油と味醂 雑に入れ 炊き込む飯の 匂い馨し
16
寒い夜 春は近いと 知りながら 肩をすくめて 高い灯油を
15
軽トラに 婆さま乗せて 聴く声は 春唄いする 今もうぐいす
20
婆さんよ! 笑うくちびる 目に焼いて 枝垂れ桜の 花は散らさじ
9
字が見えず 老眼鏡を ともに掛け めがね姿を ふたり笑わん
22
今はもう 昔のような うぐいすの 声で鳴けずも やはりうぐいす
11
頸筋に 小春日和の ぬるき風 君の匂いを 纏い知らせる
11
雑に歌 詠みてまちたる 我が目には 着くも気付かず 声掛ける君
16
征く冬は つぼみを添えて 跡梅の 次へ渡さん 淡きくれない
19
曇天に 梅のつぼみが ちらほらと 冬の名残を 今は楽しむ
23
曇天と 墨汁なぞる アスファルト 雪衣着て 緑待ちわぶ
20
食べ切れぬ ぽんかん貰い 有り難く 次に何をか じいさまの為
18
前に海 背に山控え 串本の 昼はとんびに 夜は鹿の音
22
心地良く 寒い空気と 温かい 吐く息眺め けふは良きかな
14
心折れ 今を嘆きし 老木に 接ぎ木を成して 見届ける妻
20
ヲヤジ髪 風の戯れ 付きあひて 帽子を飛ばす 貴婦人のやう
11
今更と 握る櫛歯は 折れ萎れ 鉄の匂いに 拭い忘れて
14
雪の色は 赤い煉瓦を 淡くして 風に流れて 花の散るらむ
14
ゆくとせに 友と語らう 遠き日の 思い出尽きず 酒は消えゆく
17
冬映える 露わに剥きし 葦よりも 静かに揺れる ロングスカート
18
さてさてと 待ちたる布団 抱き寄せて まどろみ夢の 君に包まる
17
そうそうと 人のうた見て 頷いて 斯様なうたを いつか詠めれば
18
ほとばしる 乾くくちびる 湿らせて 食べる饂飩を すいて撓らせ
10
何気なく 暫く振りに うた詠みて ここのたとえと ここの並びと
17
夕飯を 裸足で作る 修行かと 炬燵に流る 足は凍えて
14
冬風に 揺れる干柿 はらはらと 冷たき雪と 甘き白粉
20
風吹かぬ 墨の夜空に しんしんと 軋む足音 ひとり楽しむ
20
1
2
3
4
5
次 ›
最後 »