わこと
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大学生、理学徒ですが和歌が好きなので、心気ままに詠みます。

長き日を 敢へしも逢へぬ 早出づる つくつくぼうし 独り鳴く夕
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古もまた夏日影あぶりけむ  燃ゆる博多に山笠奔る 
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潮風の薫る松道歩き行く波面なみも光るも音は吸はれて
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戸灯とあかりに来し髪切虫かみきりに寄り行けばとみ羽開きうち惑ひけり
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青山の 向かふそびゆる 白雲の もとはいかにや 遠く鳴神
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長雨ながめとは言へど短き長雨あと 蝉時雨かな かかる降りつつ
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星の君 渡るなる日に 我をもと 渡れど逢はれぬ 物の理  \ 男が九割、物理学徒の願い
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