Utakata
登録
Login
サイトのご案内
澪標
フォロー
12
フォロワー
9
投稿数
67
終わらない夜を夢に見て眠り続けよう
受験生から浪人生になりました。理系にしか読めないような歌を詠みたい
▶︎大学生になりました。
1
2
3
次 ›
最後 »
十九回別の夏過ごしてきたのにさ 蝉のお陰で同じ夏みたい
4
大学の人気講義の教室は プールの後の国語みたいな
3
時効かな、ほんとは近道知ってたよ きみと少しでも長くいたくて
6
きみとふたりあの春に取り残されたいよ だって葉桜のよさわかんないし
3
アスファルト混ざった硝子のきらきらは 日陰から見るプールの煌めき
12
だいじょうぶ、きみを苦しめるせかいなら わたしがこの手で終わらしたげる
4
田園もわたしだけの秘密基地も ここで待ってて、さよならふるさと
9
やわらかな春の光よ見ていてね 今からわたし幸せになるの
8
きみに会う予定がわたしの睡眠剤 やわいときめきかかえて眠る
14
きみの好きな音楽聴く気になった時 この人が好きと強く感じる
8
ひとは思う 死が物語の終わりだと 死ぬまで終わらぬとは限らないのに
5
お別れはなにも言わずに微笑みたい だってアウトロはピアノソロがいい
7
伸びた髪切らずに纏め黒リボン きみがリボンの子と呼んでくれたから
7
一年のトッププレイリストから 流れるのすべて君とのあの日々
9
花粉症 詰まった鼻腔ごくたまに くぐり抜けてく、キンモクセイが
8
木枯らしが冷たい鼻と熱い頬 紅く染めるのは冬への恋慕
11
愛着と渦巻く感情ファルマコン きみを愛でた LD₅₀だけ
5
頬撫でる風が冷たく感じた時 その瞬間が夏の終わり
6
凩
(
こがらし
)
が溢れる涙冷たくする ぶっきらぼうなやさしさ感じて
9
花粉飛べど煌めく秋旻見るだけで 許せてしまう狡猾な秋へ
6
終末よ訪れるなら今日この日 二人の幸せ願う来世も
6
見知らぬ人の幸せ願う短冊の となりであなたの幸せ願う
10
教養のないわたくしの語彙不足のせい 言語化に伴う矮小化が憎い
6
明けぬ夜ないこの世界の仕組みのせい ゆめゆめ眠れず、夢も見られず
8
若い母の苦労をこめた英和辞典 慈しむように表紙を捲る
11
ありふれた愛の言葉じゃないけれど 死ぬ迄おそろいの空気吸っていて
6
雨止めど終わらぬ晴れもないからさ お気に入りの傘、またねと仕舞う
9
単調な七小節を過ごしても たまに雨降り、季節は移り
5
卒業前 閑散とした教室に はじめて響く換気扇の音
11
明けぬ夜ないと大人は言うけれど 終わらぬ夜を夢見て眠る
16
1
2
3
次 ›
最後 »