澪標
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67

終わらない夜を夢に見て眠り続けよう
受験生から浪人生になりました。理系にしか読めないような歌を詠みたい
▶︎大学生になりました。

窓の外 わたしを魅せた黄金色 白銀に変わり、いつしか消えて
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我儘な幸福に縋るわたしとは ここでお別れ だいすきでした
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女子高生、最後の季節訪れて 蝶々結びでマフラーデビュー
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駿台の二日の気遣い無下にして 共テ模試後に通常授業
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一期一会 バスで出会ったおばあちゃんの くれたぬくもりコーヒー手に握りしめ
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片恋を始めたときから伸ばしてる 黒髪ついに貴女に追いつき
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幸福を追うばっかりに過去に手を 伸ばしてしまうの、未練はないのに
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業火より人肌ずっとあたたかい わたしの骨は体温で焼いて
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朝が来て、お別れするの辛いから 布団もろともふっとんでいくね
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時代かな夏が終われば秋は欠き 季節も来ねば鐘も鳴らぬが
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行事行かず一番好きな子連れてって 二人だけの校外学習
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帰り道、まだお日様の顔見えて 明るいはずなのに何だか寂しい
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落陽が濡れた石段降り注ぎ 神社に誘う赤絨毯ね
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月曜日、朝の先頭車両では 赤シートの死体が転がっている
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夕立に黒髪濡らされ俯いた ぺトリコールは嘲笑っている
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勤勉なあの子の挨拶一番乗り 眠い目擦って苦手な早起き
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朝のわたし綺麗に染めてた頬紅は 吸収されたか、蒸発したか
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これやこの輓近ばんきんも言います蝉丸さん 知るも知らぬも駅の改札
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化学でね先生が訊く「これなにさん?」 敬称みたいでちょっとかわいい
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天井に映した星を掴んだの 届かないからこそ輝いて見えた
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五月晴れ 飛行機雲が切り裂いて 手術跡だけ 残していった
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日の出前写したような縹色 朝だけ会おうよおやすみツユクサ
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高校をサボって一人喫茶店 誕生日なのを免罪符にして
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五月七日少し誕生遅刻かも 憂鬱な世間浮かれる私
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共テ模試 もはやお祈り事故自己採点 実力試し?否、運試し
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今日もまた笑顔絶やさずいることで 緩やかながら自殺してるの
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朧月孕んだ雲が遠ざかる どうかまだ夜連れてかないで
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届きそうで届かぬ想い漸近線 lim極限とれば触れれるものを
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会社員 歩幅もテンポも倍以上 老後はのんびり過ごすといいわ
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終末と真逆のことをしてみるの まだまだ世界は終わらないから
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