七咲    フォロー 2 フォロワー 4 投稿数 91

よしなに。

私たち特別だって知っている 季節限定イチゴのケーキ 

いつだってあなたのクマを見ているの 夜更けに響く銃声たち 

季節など知らないあの子に伝えて あなたはいつも真ん中にいた 

有名になりたかったの 私のクを誰も知らずネオンに消える 

運命が私にしねと囁いた 人の残り香煙草の煙 

白魚になりたくてただ揺蕩う 呼吸なんて知らなかった 

長い指垂れた目元に息できず ダチュラみたいな君に触れた 

いちご飴 連なる六つ飴光る 一つ分けてよ口元を食む 

汗ばんだ2人のことを知る者は私とあなた 扇風機だけ 

何もかも失ったのにこれだけは失敗しないタルト・タタン 

制服に未練があると君は言う 夕日の部屋は学校で無い 

割れた爪見ながら零す「どうしたの」私の痛みをあなたは知らず 

幼さを求められても返せない 大人の私は嫌いですか 

青春の跡を探し頬なぞる スーツの君と制服の私 

あなたの目 ずるいまつ毛の先を見る 誰も知らない光を見てる 

「あなたしかいないと思ってたんだよ」 もう戻らない 君の嘘つき 

蹴飛ばした君の残骸 残り香 もう戻らないあの日の2人 

手首切る人の気持ちが今ならばわかる 身体に生を刻むの  

誰のためにもなれなくて思い出す 私のためにもう生きられぬ 

「上手に生きられなくてごめんね」と呟く君を浮かべて泣いた 

繰り返しあなたの名前呟いた 明日はきっと名前にくんを 

陽に当たり今すぐ溶けて消えたいな どうして生きているかわからぬ 

どうしてかこんな世界は終わらない 終末時計の音が鳴る 

「いちご味の好きなんだよ」 甘すぎて隠れて少し吐き出す夜明け 

最後だし私の姿見てってよ 一番綺麗やっと一番 

聖書をめくる君の手 震える声 落ちてもどらぬ白百合の花 

高らかに過去も未来も歌う人 あなたの声が命を救う 

天国に一番近い君の腕 目が覚め握る白に抱かれる 

ミニスカートを履いた日に会いたくて君の乗ってる電車を選ぶ 

かわいさに負けそうになる毎日に負けたくなくて目線逸らした