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逸
(
)
らさずに 5秒を超えて 見つめ
居
(
お
)
り 人群の中に 君を知り
初
(
そ
)
め
17
羽ばたけば抱きしめてくれるやさしさを 掴んで壊してしまう君たち
6
バス停に落ちてたキャバクラの名刺には、私の名前と同じ源氏名。
4
祈れども居るかわからぬ神さまに常世の癡かを祓えと叫ぶ
3
鼻タラリ… ティッシュの消費量多く ごみの日までにわんさと溜まる
17
波に落ち波に消えにし人々の生くべかりし日々夢のまた夢
8
否定しつつくしゃみひとつきっともう花粉症手招く友人
2
スウェットに味噌汁こぼした夜十時。コインランドリーの冷たい明るさ。
7
正直に生きると決めた今日わたし何度目の誓いかは忘れた
6
両膝のピキン!カクカクする痛みおして歩いた一万歩なり/痩せる努力
19
黄昏
(
たそがれ
)
を気にすることなく生きてきたこの穏やかな日々よこのまま
9
波に落ち波に消えにし人々の安らかなるを祈るほかなし
11
「ありがとう」言える距離には君がいて 蛇口をひねれば水が出る春
27
髪伸ばし刈り上げるのも選ぶのも
Sujet
(
主体
)
は己、値踏みさせるな
4
山茶花の まだ散り残る 岩風呂の 湯気片靡く 朝まだきかも /グランメルキュール琵琶湖リゾート&スパ
11
カクテルも ワインも飲まぬ 現身は カルピスを飲む 夜のラウンジ /グランメルキュール琵琶湖リゾート&スパ
5
手弱女の 如く枝垂るる 盆梅の 赤きに触れて 風花の舞う /長浜慶雲館盆梅展
10
貴女
(
オマエ
)
はいづこに
睡
(
ネム
)
つている
肚
(
ハラ
)
に
我
(
ワ
)
が
仔
(
コ
)
人
(
ヒト
)
が
子
(
コ
)
擁
(
ダ
)
いて
独
(
ヒト
)
りで
3
灯籠の 笠にも下にも み雪なく 去年(こぞ)より遅く 盆梅に来ぬ /長浜盆梅展3月10日
5
春の朝 山の端かすみ 空茜 紅白の花岸辺に満ちる 匂い優しき 風に運ばれ かの山遠く
3
色のない高校時代のアルバムに久住君あり「孤独のグルメ」の(実話なんです)
11
読み終えた頁をバサリ手で捌く本の匂いがふわりと風に
17
値上がりの散髪代に辟易す人より少ない毛の量ゆえに
6
諧謔
(
ユーモア
)
と
忠恕
(
おもいやり
)
さえ あればいい 世界平和は かくも易きに
11
春の朝 山の端かすみ 空茜 紅白の花岸辺に満ちる 匂い優しき
3
年賀状つづけてゐれば蜘蛛の糸あひたいひとを手繰りよせ、春
15
血の色は玉虫色か大国と云はれる国が世界をまはす
8
あの店の「ちょっといいな」の店員さん。今日いた。ああ、そっか、今日、水曜日か。
4
亡き猫の動画の姿見つめてはまた会いたいと毎日思う
10
眼前に絶望の
大海
(
うみ
)
広がりし 苦しい夜は明けると知らずに
20
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