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青い春 頬杖ついた 君を見て シャツの
釦
(
ぼたん
)
に なりたいと思う
12
思春期は
辛
(
つら
)
く
険しく
麗
(
うるわ
)
しく 『生きる』が多く
積
(
つ
)
まれし日々よ
10
豆まきて 鬼
諸共
(
もろとも
)
に 大寒も 次の年まで しばし隠れる
10
もう会わない人のために綺麗な字を書く朝
9
とにかくもう走りたくない
17
の電柱の横を駆け抜ける朝
7
遅刻した彼がマフラー踏んづけて 教師より
先
(
ま
)
ず 私に謝れ
10
留守録に入った自動音声の詐欺のデタラメ聞いてる厄日
17
戦闘機 隣のあなたの声も消え だからうつ向き咲くの、白百合
5
バーコード打って息を吸う ころしてる 今のための今よBeReal
4
僕ひとり籠って詠ふ玉手箱 更ける冬日の午後の光に
15
福祉課の介護保険のアンケート幸せ度数満点に◯
17
ひょっとしてよく間違える
A
I
は馬鹿のふりして様子を見てる?
20
神様はときに意地悪へそ曲がり皆んなの運命ちょちょっとイジり
17
競走馬スパート掛ける可動域グイッとひと伸び勝利を掴み
12
散らばったレゴブロックに埋もれてる、クリアパーツが宝石だった。
5
目覚めたら 目の前にキミが 笑ってる 俺は黙って そっと目を閉じ
5
甲斐もなし 技巧に走れば寸詰まる さらさら流る水の素直さ
22
雨雲の通らぬ睦月 渇きをる
露地
(
ろじ
)
の椿は 無事に咲くのか
23
親ほどの老人たちの散歩道「よいお天気で」と交わす寂しさ
14
肩こりと聞いて手を止め真似をする日暮れお勝手ラジオとわたし
19
戦争のできる国にはしたくない婆の繰り言願うは平和
23
雪国に嫁ぎし友の四十年春待つ便りに思いはせおり
20
短歌とてチームを組めばアイドルか踊る曲夜に想ひを乗せて
11
珈琲のやけに美味しく淹れられて
他人
(
ひと
)
の詠む歌輝いて見ゆ
20
人間の声を欲しがる雪たちが深呼吸して時間を止める
4
好きを知る狐一匹キラキラと積もる雪見て頬を赤らめ
14
感想を送ろうとしてはや5分考えた末の「楽しかった」
10
幸せに溺れてしまへば水の泡 夢中の海に酔ふ夜もあり
18
蝋燭の
1/f
(
エフぶんのいち
)
ゆらぎゆれ 炎輪郭
爆
(
は
)
ぜて亡霊
4
リメイクの 料理褒められ ふと気づく これってクーポン 使ったみたい
9
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