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話題は尽きず三時間 スタバが出来て嬉しいね ババ達のアフタヌーンティー
9
寒天は身体の澱は押し出すも心の澱は流してくれぬ
7
再会を 祈りし兄に 握られて 万年筆に 時は経りつむ
6
帰り路 隠れた猫の 影追えば 影も見せずに すれ違う猫
8
令和でも 顧みられる 昭和の世 いつ顧みる? 平成の世
8
アンディのお墓にスープのピラミッド ドンと乗っかる度胸なアート
10
持論とも呼べずに散らかる自己愛を献花にしたらわたしの葬式
6
「お嬢様」五十年後もそう呼んでお側にいます約束します
6
山芽吹き新緑前のとりどりの淡きみどりを飾り置けたら
13
「
愛
(
あい
)
」で咲き 「
恩
(
をん
)
」で散るらし 言の葉の 「
影
(
かげ
)
」の先には 「
季語
(
きご
)
」ぞありける
7
俗世から逃れて僕はガラパゴス独自の進化に夢を託して
14
「おーい」って 青い天仰いで 問いかける なんで どうして 私を置いて
7
黒焦げの鍋並べ嫁の粗相と訴うる 記憶に抗うその声哀し
8
悲しみに 一番遠く あるように 祈るだけの手で 君の髪を梳く
10
新入学 母の方が ばててきた 明日の準備に 宿題お供
6
イヤホンがポロリと落ちたその穴にノイズが入る暖かき風
6
乳飲み子で 一生終える 人もあり 「右か左か」 「何が大事か」
9
暑過ぎず寒過ぎぬ午後エアコンのフィルター洗って気持ちも晴れて
20
ついたてに 秘めた想いも隠されど 「見えなくなったね」 君もそうなの?
4
花言葉「純潔」と言う白き花 足を止め見るスノーフレーク
18
星空にぶつかりもせず飛んでゆく飛行機の音夜にこだます
20
「アツミゲシ」 「ナガミヒナゲシ」 毒草で 空き地があれば 花を咲かせる
12
軒並みの庭に魔法をかける
南風
(
はゑ
)
早咲きの藤の垂るる卯月
27
雄弁な嘘 最後まで綺麗に飾りきったらそれは本当になる
9
八重桜 笑ってるようで ひとひらの 儚さ隠す 重ねたフリル
12
ぶら下げて 帰ってきた タコ焼きと ミネストローネの 異色コラボ飯
7
巣作りの 燕は強く 逞しく 排気ガスをも 物ともせずに
22
青の
刻
(
とき
)
一番星が瞬いてもうじき夜の
帳
(
とばり
)
が下りる
19
良きものを真に良きと思うなら それだけをして 良きと讃えよ
5
「キミ」の名を呼べば君に似た神が成り 悪しき空論打ち砕きたる
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