自ずから 猿の子孫と 信ずれば 近い将来 絶滅危惧種
3
鶯の鳴き声聞こえ何処ドコからか頬をかすめる柔らかな風
9
こんなにも 弱く愚かな 人間も 愛おしいかな 神の子供ら
3
戦争を 止めるためにも 孔子様 儒教を唱え 人権を無視
2
ヒットラー スターリンとか 悪く言う トルーマンとか 原爆二発
5
蕎麦屋まで道々芽吹く木々あれど 相方のなく ただ此処に春
10
油とか 金や銀とか レアアース 半導体が そんな欲しいか
3
ええ加減 富や権力 得るために 戦争止めよ 神が怒るで
5
英米は 世界の富を 略奪し 資本主義とか ほんま呆れる
3
寒々とした時期も過ぎ春めいてショップで明るい色のシャツでも
11
じいさまの御帰りを待つこの部屋のなんと淋しくなったものだろう
9
政治家は アヘンを売って 略奪し 銃を与えて 戦を起こす
4
北国もいいかもと言う友達と北極熊を見合いさせるか   「笑える冗談たんかです」
9
足裏を撫でて浚ってゆく砂はどの悪夢から流れ出したか
8
賑わいは跡形もなき宅地にて二度と戻らぬ優雅な香り
7
曇りでも混む週末よりマシかもと桜並木をゆっくり歩く
11
「ジャガイモの芽出た?」「三本な」楽しげな会話を聞きつエアロバイク漕ぐ
20
菜の花に降りしきる雨車窓より眺めつ向かうデイケア施設
19
恋人が残していったセーターの残り香悲し箪笥にしまう
11
出会わなければ 良かったなんて 思わない そんな別れが また一つ
9
落ち椿池や山辺を赤く染め春の草花静かに悼む
9
桜綺麗だねってそれぞれ報告する桜綺麗ですね
4
八十で初婚の叔父に若菜摘む君がため 春の野にいでて 若菜摘む 我が衣手に雪は降りつつ 15/100 光孝天皇
7
綿雪の 地に落つる間に 牡丹雪 独りゆく 雪の足跡 振り返り
6
すくすくとふる土筆の愛らしき さきからだに春宿らせて
22
音曲おんきょくに 詩歌に絵にと うたわれし 桜は生きむ 時代を超えて
21
林檎の真ん中射抜くごと詰られて わかってる恥じているよと胸の内で/其の二     
4
真ん中を射てしまうのは怖くて 少しズレてる自分を装う/其の一          
7
うしろ髪 しなやかに揺れ 匂い爽やか  恋の旅路は 風のみぞ知る 春の夢
3
タンポポの 黄色一色 日溜まりに 咲き綻ぶや  坐して酒酌み 草枕
6