生きるには綺麗事など不要なの 生き抜くための手段使うの
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覗き込む机の上の望遠鏡 コーヒーとミルク 木星の渦
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血税をずっと収めてきたんだし 病気の今は保護受けさせて
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作業所(障害者用)で仕事をしても月八万 貯えも尽き資産もなく
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清楚なる白梅の咲く高尾駅 降り立てば吹く風の爽やか
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寝ぼけ顔 そこに大きな ニキビあり 体の訴え 連休をくれ
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鍋つかみ両手にはめてフォッフォッとバルタン星人真似てた姉貴
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税金を武器と選挙に溶かすので 働かせては働かせては
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たくさんの思い出抱えて生きていく 墓場に入りきらないほど増やして
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大寒波訪れ予報のかたわらで われ関せずと眠る愛猫(あいびょう)
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大寒は暦どおりの寒波来て 面目保つ二十四節気
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風の音 空き缶カラカラ 回る音 静かな部屋に 薄く響いて
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年取ってできなくなって困ったと思ったもんだ。慣れりゃ普通だ
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あかき花咲きぬ去年こぞまで 山茶花さざんかの切り株からは 悲涙の匂ひ
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甘やかな乙女、世界はそれだけ おこりんぼの殿方も削げば無垢な少女のかたち
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海の果て 古代の王者は巡り合う 人が造りし鉄の王者と/映画『メガシャークvsメカシャーク』
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携帯の ラジオをお供に 聴きながら ラジオ体操 足取り軽し
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思い出は思い出のままと言いつつ、ライブの音源しれっと買ってる。
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人前で 生まれて初の メガネかけ まばたき多め 視線さまよう
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急きょ呼ぶトイレ修理もいいことに共に慌てる家族いる夜
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折れちゃった今日は母さん休みます何もしないよなんにもしない
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「まっいいかぁ」わたしの口癖きょうもまた のんびりシニアのいちにち楽し
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うんうんと頷く前に でもね…と否定 素直じゃないね あなたへのわたし
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大寒の朝に 暖房1℃上げ だあれも風邪を 引かないように
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うたた寝の 縁側には こそばゆく 押し当てられる 背中せなさな手
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腹減れば水飲み満たすやすらぎの 貧に見紛う老境に居て
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ねこたちが しんぱいそうに みているよ ロキソニンあったから だいじょうぶだよ
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真夜中に 救急呼ぶかと 悩む腹痛 今朝はいちおう カフェインレスで
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五平米 税評価額の千倍で 自治体さまが土地お買い上げ
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街路樹の低木梢にピタリ雀の図 木の葉はあかく掛け軸のごと (頭にあった「掛け軸」を勘違いで「屏風絵」にしてしまい修正💦)
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