鯉に餌ばらまくように愛情をばらまいている彼の裏アカ。
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何もかも管理対象房総の菜の花たちも人の心も
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バス乗ると みなキャッシュレス 両替を するタイミング 見てもわからず
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ミステリーを読みふけるきみ 黒薔薇の一輪挿しのように静かに
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中段はだれかのために振つていた己のために上段構へ
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春浅く 春陽うららか 山青葉 陽射し翳り 木の影長く 水温み せせらぎ騒ぎ 早瀬渦巻 春の音
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往き方は調べたけれど間に合わず 疾うに葬儀が始まる刻や
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始業前のラジオ体操の時でさえあの子はかわいい。色即是空。
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今頃は 火葬の時間 空仰ぎ 故人思へば 風花の舞ふ /3月8日朝に身内が逝去
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たんぽぽは風にゆだねて旅立ちぬ黄金の記憶瞳に焼きつけて
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安否通知が届いても きっとスルーする きみはただの訓練
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自転車のサドルについたひとひらを無造作に振り払う貧しさ
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「またね」って 手を振っていた 「うんまたね」 そう言ったけど また会えるのかな
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寒々し 風吹ける中 空冴ゆる 耳を澄ませば 時の足音
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春草しゅんそうも 寒の戻りに 身震ひぬ 弥生を冷やす 氷雨と寒波
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燃え滓に再び火は灯らない新たな薪に君となれるか
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「またね」とは言えずに別れし母のもと「またね」と告げる春の彼岸も
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植樹した ミモザに今朝の ご機嫌を そっと尋ねれば 枝揺らしおり
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『俺』といふ俺だけが読む漫画にて網膜剥離を超えろ、このキャラ
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亡き母の語った話とあの頃の懐かしさ共に今日の一日/東京大空襲の日に
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亡父ちちが聴く 「アンコ椿は恋の花」 アンコの意味が わからなかった
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下町の流れる姿今日の日は雪が降っててざまあと思う
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今朝はまた春の雪降る七十路の凍える手指は入試の記憶
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頬流れ そこに揺れるの 花影と 名残る雪影 落ちる露音
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夢も見た あなたと花影 揺らいでは 見せてくれたの 露落ちるまで
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過去は捨ててきたというかまあなんか無軌道無気力なだけというか
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ひとふで様 心から感謝いたします 涙溢れて 止まらないけど/ありがとうございます
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つつうらら 黄色一色 今は春 霞渡りて 野に花満ちる
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夜に笛吹いたら蛇が飛び出して「ここじゃない」って空へと消えた
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蝋梅へ 夜明けのひかり 満ちゆきて 甘やか黄金こがね 濃く匂いたち
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