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この星の 多くの花に 名の在れど 何故に戦う 人よ悲しき
22
手作りの 餃子に包む 君の愛 黄金に焼けば 餃子も光る
17
解らない その目の中に 落ちてゆき 景色は薄れ 昔日の恋
13
三人の 子とパパ送り 朝笑う パンジーママはお帰りを待つ
14
サンザシの赤い実は秋まで待とう甘い香りの白きお花よ
15
触れられた 感触求め 闇の中 彷徨うこの手 捕まえにきて
9
滅亡が 我が身に及び 目が覚める 長閑なること 夢の欠片か
12
泥水を振り分け凛と咲く蓮へ欲の降り積む我の心や
14
荒ぐ風 記憶の砂へ埋もる詩 地に伏し拾ふ儚き声を
16
失われゆくものと思う百貨店にまばゆく在る美しきものたち
13
心うちに(美しいものよ、さようなら)デパートの光の中を歩きつ
8
ダイソーでカーネーションの造花見てそれでは済まぬと頭悩ます
12
新緑の中に佇む禅寺の老師は座して吾に手を振る
15
白衣着て輪袈裟身につけ寺参り今日の私はなんちゃって遍路
15
仕事終え川辺を歩き家路ゆく神社の灯りせせらぎに揺れ
12
「〇〇からの返信:(なんでもないはなし)」この家が一戸建てでよかった
5
太陽のあかるさを知らないままで生きてる方がしあわせだった
8
スカート…を の詠にいいね を くれた方 誤って変更 してまいす んません
6
老木の梅の
枝
(
え
)
に生る小さき実ポツポツなれど
季
(
とき
)
を刻みて
26
長生きで 少子化なれば 軍国の 徴兵制に 定年はなし
12
北風よ桜前線どの辺り隣の市では五日前とう
22
獲物吐き水溜りにて洗うのかカラスは吾にも逃げようとせず
24
戌の刻 残業終えて 帰る我 新歓客の 駅前惑い
11
梟
(
ふくろう
)
が 近くで鳴きぬ 湯に入れば 水音たてず
暫
(
しば
)
し聴き入る
32
海浜を 歩くふたりを 包み込む 柔き夕陽に 明日を託さむ
15
風光る 緑濃き嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる 金の輪輝き 御来光
7
かがやきし琥珀の糖のひとときを 終はりは問はじただ在りしこと
11
石垣の隙間に咲ける小手毬の白さ気高く逞しくあり
27
詠み人の こころに響く幾多の歌 吾の
拙
(
つたな
)
さ今日も悟りぬ
20
ピカピカのランドセル背負う一年生春が匂う商店街
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