この星の 多くの花に 名の在れど 何故に戦う 人よ悲しき
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手作りの 餃子に包む 君の愛 黄金に焼けば 餃子も光る
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解らない その目の中に 落ちてゆき 景色は薄れ 昔日の恋 
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三人の 子とパパ送り 朝笑う パンジーママはお帰りを待つ
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サンザシの赤い実は秋まで待とう甘い香りの白きお花よ
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触れられた 感触求め 闇の中 彷徨うこの手 捕まえにきて
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滅亡が 我が身に及び 目が覚める 長閑なること 夢の欠片か
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泥水を振り分け凛と咲く蓮へ欲の降り積む我の心や
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荒ぐ風 記憶の砂へ埋もる詩 地に伏し拾ふ儚き声を
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失われゆくものと思う百貨店にまばゆく在る美しきものたち
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心うちに(美しいものよ、さようなら)デパートの光の中を歩きつ
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ダイソーでカーネーションの造花見てそれでは済まぬと頭悩ます
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新緑の中に佇む禅寺の老師は座して吾に手を振る
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白衣着て輪袈裟身につけ寺参り今日の私はなんちゃって遍路
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仕事終え川辺を歩き家路ゆく神社の灯りせせらぎに揺れ
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「〇〇からの返信:(なんでもないはなし)」この家が一戸建てでよかった
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太陽のあかるさを知らないままで生きてる方がしあわせだった
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スカート…を  の詠にいいね を くれた方  誤って変更  してまいす んません
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老木の梅のに生る小さき実ポツポツなれどときを刻みて
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長生きで 少子化なれば 軍国の 徴兵制に 定年はなし
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北風よ桜前線どの辺り隣の市では五日前とう
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獲物吐き水溜りにて洗うのかカラスは吾にも逃げようとせず
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戌の刻 残業終えて 帰る我 新歓客の 駅前惑い
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ふくろうが 近くで鳴きぬ 湯に入れば 水音たてず しばし聴き入る
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海浜を 歩くふたりを 包み込む 柔き夕陽に 明日を託さむ
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風光る 緑濃き嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる 金の輪輝き  御来光
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かがやきし琥珀の糖のひとときを 終はりは問はじただ在りしこと
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石垣の隙間に咲ける小手毬の白さ気高く逞しくあり
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詠み人の こころに響く幾多の歌 吾のつたなさ今日も悟りぬ
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ピカピカのランドセル背負う一年生春が匂う商店街
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