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白米は 子供のように 跳ね回る 「父さん母さん」 忘れたように
9
乾燥し 鼻腔の奥がぴーすかと 鳴るのを一人密かに楽しむ
11
断層列島極まれり 世代・男女・経済格差 揺れ沈み / 日本の課題
11
ねじまいてこの路くらく訪ぬればほの火のもゆる底つ根の国 〈ねじ〉
5
如月に三寒四温の春刻む ふたりの先に雪の
解
(
ほど
)
ける
20
「いのち」てふ心の揺れる声のして蝋燭灯す 孫三歳に
13
結婚をしたいかどうか聞かれたら「日によります」と答えるとヨシ ※元ネタは指原莉乃さん。朝井リョウさんがTVで目撃したらしい🤔
8
車のキー用ある時に見つからず諦めて履く長靴の奥/羊の皮を被った山羊さん郵便です
11
もう一歩あと一歩だけ踏み出せばわかってるのに涙こぼれる
10
雨音が草の匂いが春の概念に変換されている朝の
9
何気ない日常さり気なく詠む 世の先達は 見知らぬ恩師
16
わたしの死後に死体のほかに残るもの ぜんぶ抱きしめ燃えていく
7
老夫婦 言葉交わしつ土起こし 手に手携えゆく道想う
13
手水舎
(
てみずや
)
に澄みて流るる一片のわづらひ 共に目は見ぬままに
7
あっちむいてブイ 勝敗より終わったこと祝って夕飯は二百グラムのからあげ
8
春一番過ぎ 目覚むる紅き
蕾
(
つぼみ
)
交差点角の オカメザクラ
20
ぽかぽかと日差し春めきふらふらと裸で歩く人も出てくる /風狂如春酔
4
徒然と昼寝を友に過ごす身に駿馬のごとく日々過ぎてゆく /光陰如駿馬
10
楽しげに街行く人も歩を止めて心の曇るときもあるらん
11
朽ちた工場のフェンス沿い 緋桜咲きて 辺りの景色に彩り添える
12
しゃっ面をむずむず踏んで報いたき思いはあれど色にいださず /如平清盛
6
君のためという一言に背徳の臭いを嗅いでただ聴いている /背徳の忠言
8
おのが非を差し置いて人を論(あげつら)う人は黒がねの額(ぬか)をこそ持て /鉄面皮
6
キリストが 復活したと 言われても 知らぬ存ぜぬ ソドムとゴモラ
4
お通じという言葉では伝え得ぬ生みの苦しみが三日おきに来る /阿鼻叫喚
5
雨垂れの如き尿(ゆまり)の侘びしさを人麻呂ならば如何に詠みけん /歌聖柿本人麻呂
5
不器男忌に尿(ゆまり)ついでに睾丸を押せど気になる異変なかりき /2月24日不器男忌
4
騒音で かき消されても 大切な 心の叫び 聴き耳たてて
3
人類が 魂捨てて 飛びついた 架空の世界 幻の都市
4
いつの間に 商品棚に 乗っている 自分自身が 売りに出されて
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