傷口から歌が生まれてあなたに届く頃には消えてますシャボン玉
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年に一度チョコを届けるそのために一度あるかのキスを待ってる
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雪のこと嫌いじゃないよだけどもう君と戯れ合う事が出来ない
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薄氷の上を運命線を掴んで歩けば遠くで法螺貝が鳴り響く朝
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重力を振り切るロケットぱねぇから「たった1秒」職場へドンよ (秒速11.2km)
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大雪で バスも電車も 運休し いつも通りが 特別なこと
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美味いもの見つけて飽きてを繰り返す「欲しい」はカオナシ家が無いから
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心にも時に生じるビッグバン希薄な宇宙は大気を求め
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初めては 鏡合わせで 巡りあう 五月May青海せいかい 人工音VOCALOID
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雨光る日曜ぽろぽろぽろぽろとグレン・グールド聴きつつ木立を
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あの世めいかいよ 百二十分ひゃくにじゅっぷん  大行列 柵の向こうへ 順番待ち
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たぐり寄せる記憶の彼方のところから 手を振っている同じ顔の子
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そひとり届けと願ふ泡沫は頷き揺れる花と消えゆき
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井戸の冬 風を凌いで蓋の裏 隙間に眺むお外は雪で
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愛してる ただ心地いい その響き 思考凍結あたまからっぽで 自分愛ただ自己中
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「本当にキミは何にも知らないね」うん・・驚いたよサバンナの象
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巡らせた言葉 頭でかたまって 歪に出るホイップクリーム
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峠越え 孤独な鼓舞も 聞こえない 冷えた空気も 冷えた貴方も
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健康を 少し気にして 炭酸割りハイボール 父はで飲む 習慣なりき
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純粋で まっすぐ楽しく ほがらかに 幸せになる うたをうたいたい
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認めたい 貴女の命の 使い道 されど後悔 ただの後悔
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土産物 陳列された ぬいぐるみ 我が子の頬の 感触を持つ
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いつまでもわたしを覚えてほしいからあたたかくして、ずっといきてて
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使い捨て じわりと遅き もどかしさ 昔懐かし ハクキンカイロ
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段々と 寒さに口が 固まって 身体が勝手に 奥津軽弁
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あにがきて あねがきたあと ははがきて おばがきたあと あねがきてちち
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短歌詠む 楽しみさえも AIに 奪われまいと 手綱を引いて
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しとやかに つまむ ことほぐ つかさどる そうしたすべてを茶でながしこむ
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あの日々の 色も名前も 薄れゆき コンビニ弁当 ミニスパゲッティ
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街灯に照らされなければ判らない ほどの微かな初雪が降る街
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