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名駅で 最初で最後 二人飲み 男女の友情 転勤前夜
22
月もなく 猪口に映るは 闇ばかり ひらりと
入
(
い
)
りし 花びらを呑む
12
真っ白な 私を染めた 絵の具たち
毀誉褒貶
(
きよほうへん
)
が 色鮮やかに
8
下手なりに 写経に臨む 我を見て 成長したなと 友が微笑む
22
縁ありて 繋がりし友 再会し 辛い話も 笑えるほどに
26
今年からついに発症せし吾子へ あれこれ伝授すベテランの知恵 /花粉症
20
オリンピア いつの間にやら イラン戦 いつの間にやら WBC
4
パソコンや 車が悲鳴 あげている 中古も中古 よく似た自分
4
気になりて調べてみれば椿には多品種ありてちょっと驚き
25
これやこの
想像ラジオのジングルは
(
行くも帰るも 別れては
)
知るも知らぬもあふ坂の関 /蝉丸✕いとうせいこう 10/100
8
目が覚めた今何時かは分からない 発熱・頭痛・孤独は分かる
7
成功と 自信に満ちた 人々に ついてゆけない いじけた心
5
濃桃色
(
こいもも
)
の花零れ落つ遊歩道「
意宇の里
(
おうのさと
)
」なる名の椿らし
21
潮時を 全く読めぬ 性分で 辞めてほしいと 言われてやっと
3
踏ん張れば 突破できると 思うけど 視力が落ちる いつまでもつか
4
コマーシャル 丸くはなるな 星になれ 丸くなれずに 星にもなれず
4
デイ以外こもりがちなる日々なれど春の日差しに我も誘われ
21
身についた 貧乏暮らし 地を這って 泥水を呑む 結構きつい
4
金持ちは 悠々自適 傷つかず のほほんとして リスクを避ける
3
心病む 正義感とは 自らを 引き裂く刃 地獄の定め
6
春と秋だけはみんなが噂する 夢の中みたいで目を擦る
6
痩せガエル 負けるな一茶 ここにあり 挑戦したら 一茶は何処
6
イヤホンで繋ぐ三百五十キロ被った毛布あなたの吐息
5
僕はミトコンドリアだった時代からあなたのことを識っていたんだ
4
本棚に並べたお気に入りたちがつくる宇宙へ旅をする夜
8
まっさらなルーズリーフに立ち向かう なけなしの言葉を武器にして
5
手の甲の油性のメモの「の」の文字の端のくるんの丸みを撫でる
5
わたしがわたしでよかった あなたがあなたでよかった たったひとりの
4
腹の底、見えぬと言われ、ほくそ笑む。 見せる相手は選んでるんで。
6
齢
(
よわい
)
十八迎
ゑ
(
え
)
んとす愛犬 気に掛ける日々 噛み締むる日々
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