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暴力を嘆き哀しむ連帯を やられたけれどやり返したくない 

蝉時雨せみしぐれ立ち渦巻きて響きおり幹を洗いて一瞬止まる 

神様に懺悔をしたい人達が一人ずつ乗り込む観覧車 

表現できる喜びを 表現できない哀しみを 

暴力哀しむ連帯を 暴力嘆く連帯を 

「あの~」と呼びかけてくる精霊を迎える言葉は「盆ジュール」です 

汚染水すてどころなき虫のこゑけものらのこゑうろくづのこゑ 

新鮮な野菜みたいに愛されてほほえむ夜のシナモロールよ 

‪空気って読むものでなく吸うもんだ 息苦しいっておかしくないか‬ 

楽しみは階段昇る目の上にミニスカートの裾があるとき 

楽しみは運動会でうちの子の前を駆けてる子がこけたとき 

最後だし私の姿見てってよ 一番綺麗やっと一番 

聖書をめくる君の手 震える声 落ちてもどらぬ白百合の花 

真夏から隔絶された六畳にジッポだけありきみだけいない 

通り魔の気持ちがわかるクソ暑さ押しこらえつつ人混みを行く 

夏の果てSNSを覗いては誰に会おうとしているんだろ 

ブラインドカーテン模様の朝日浴び健やかに伸びるアロエの指先 

桃の花咲き園児の桃園へ母に連れられ三人で誓う  

高らかに過去も未来も歌う人 あなたの声が命を救う 

すずめ二羽みづあびをするにはたづみなつのをはりの夕立ちのあと 

君からの着信を待つ そんな日が来るといいけど来るわけのなく 

はためいたページ 改ざんするに足る記憶 アイデンティファイすれすれ 

直視する瞬間あわせ鏡にも劣らぬ影の追い方をする 

引きつけて引きつけて軽くなだめれば垂直に堕ちる柔き肉塊 

風があることがこんなに有難いなら覚ましたいつかに冷を返上 

風作る流れを作る魔法ならいつからか僕は使い古した 

足元の記憶揺れ動くいつかの宝それ手放すのも大切なワケと 

踏切をきみが潜れば三日月でこんなひかりはみたことがない 

日かげればかげのいろ濃くなりぬめりせみのこゑいまだおとろへざれど 

わけもなく距離を取りたいときがある 空白の日をひとりで嘗める