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我慢の限界超えたらただ笑う言葉の通じぬ奴と諦め
6
砂漠より 言葉通じぬ 来日者 ジャリジャリと 翻訳は擬音
14
生きるのが罪かのような解を出すシステムバグよデバッグの刑
9
あの人に 上着を貸した 恋敵 イケメンすぎるわ 今度真似しよ
10
気付かれぬ ように静かに ゆっくりと つけてた猫が 後ろで見てる
4
雨風が散り際すらも連れ去って残された葉と花の骨組み
7
新緑の幕に包まる古巣には 今年も鴉の産卵なるか
31
今はもう ここを去る事望まぬと
悔
(
くい
)
や憂いは多少あれども
14
きな臭いきな臭すぎる新聞の1面の記事水をかけよか
21
風流な 春霞だろうか いや違う 黄色き空気に 息を止める
9
鳥は鳴く日の清澄のよろこびと風切る羽の透けるひかりを
9
夢の中でてくる舞台移る中思い出せても実家の間取り
7
「もみもみ」の 妙なる歌を 携えて 来る人あらむ WEB短歌に /もみもみ:定家卿歌論から
8
夫婦げんか 極まる頃を 心得て 姿を消しぬ 猫あくびして
17
麻裳よし キューバの国に 似る雲の はぐれてやおら 形崩るる /米国に狙われるキューバ
8
幾たびか 横になりたき 日のありて 何すともなく 春たけてゆく /春愁
15
塩もみの
胡瓜
(
きゅうり
)
するのに使うから
塩麹
(
しおこうじ
)
仕込み始める夏日
21
晴れ風の運ぶ香りに目を瞑り瞼の母と花を親しむ
9
犬ザララ 猫ぷにゅにゅと肉球の 比較も楽しき指の感触
11
家出猫 心配よそに 涼し気に ボス面かざし ご帰宅され
11
ちま猫ちゃん おといれ・すませて スッキリよ 「トイレハイ」だよ はしりまわるよ
19
落ちぶれし国は武器さえ売るというお花畑で声をあげる日
21
他人の自己満足に付き合わされ怒り隠して笑わぬ目を向ける
5
神にさえ 石火矢放つ その手にて 苦しき者の 布を洗いし
8
何遍も聴いて知ってる洋楽の知らず困らず歌詞の意味やら
22
この国の武器が異国の子を母を父を郷土を奪う日が来る?
23
参道を花の絨毯敷きつめて立てる誓いは己も知らず
7
朝
(
あさ
)
庭で花を詰んでは受付に飾る図書館がある町に住む
28
早天の薔薇の棘こそ緑濃し朝露浴びていよいよ尖る
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今ならねちゃんとわかるよあのハグはせいいっぱいの I love youだ
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