自分だけまともであると信じてるそれが美しいと感じます
4
順調な人生望むなら降りて いずれはしき海霧うみぎりがくる
10
貴方のために庭を花で埋め尽くしたいと思う これが愛かも
5
花屋にて値を下げ売らる売れ残り ようこそ我が家へ日ごとにいと
25
摂生の名残の黒みつところてん ついでにアイス トータル意味なし(笑)
18
春の午後ジェット機の音プロペラの原付バイクトラクタの音
12
日曜の朝から仕事に行く父を 君が呼び止めお守り渡す
6
徹子の部屋にくるけれど徹子の部屋から行くっての見たことないよね
4
さみしいからって自分も人も責めちゃいけないまるっと抱きしめなよ
3
治ったと思った傷にひなげしが咲いて困るんです、先生
7
速やかに今すぐ可及的速やかに行動せよと言われヤになった
4
カメムシがあそこに二つ這っている獲ろうか止そか共に厄介
13
クロッカス 次はスイセン チューリップ 母に聞いてる 「次なに咲くの」
7
見上げれば青空に引く一本のヒコーキ雲が桜を綴り
16
ぼっち飯って寂しそうに見えるけど、食べてる間、全細胞が手伝ってくれてる
5
春の日の昼げの後にうたた寝す傍に丸まる栗饅頭
10
持ち帰り CVポートに つながった ボトルポシェット 三日付けてる
3
喋るたびほくろがゆらぐただそれで話のすべて遠く霞んで
6
シンプルに生き往くなんてつまらないもっと狂っていた方がいい
3
春の花みたいな笑顔の君だけどほんとは心に冬だってある
7
cvdfにと 間違える キーボードのキー しびれた指先
5
生きている 生きてる限り 何をする 色々浮かぶが 出来るとこまで
7
うららかな春の午後行くレシプロのヒコーキの音のどかなりしか
9
日がのぼり 朝の寒さが 薄らいで カメムシの気持ちが 分かる気がする (4月の北海道はまだ寒い)
7
春の湿原、水芭蕉の花ローソクの如し満開、これから緑の葉っぱもグングン育つ
5
嘘をつくたびに欠けてく三日月の刃先に沈むきみのつま先
5
初夏迎え 猫も夏毛に 衣替え 幾度も冬毛 絡まるブラシ
14
まだ落ちてゆけるわあなたの眼のなかのうさぎの穴より深いところへ
5
長生きをしたいわけじゃあないけれど、日々サプリ飲む。今日は飲み忘れ。
4
トランプも老害と思うニュースなり 診察待ちの壁掛けテレビ
14