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「気をつけて」 俺の背中に 父の声 振り向けばその 肌の黄色さ!
4
ブラックに良いね押しちゃう私です真っ黒な意地をジョークで落とす
17
川沿いの桜の開花 行き1輪 用事済ませて 帰りは5輪
14
年寄の風呂場の事故死多いから姑の件事故で済みそう
9
俺様を馬鹿にしたやつ皆死ねと呟きながらナイフ研いでる
7
身を挺し誠のために生きた武士 鬼が認めた
山崎丞
(
影
)
の力量
5
夜十時、電車のボックス席の隅、忘れられてた漱石の『門』。
5
指先が なぞる体温 ハンコさえ あればあなたは 私を抱くの?
5
懐かしい匂いが頬を掠めたら 絡まった心が恋になる
7
階段を駆け上がる音タントンタン 孫の背に乗り 春は音連れ
12
出る出ないこれで9条改正はないのだろうと思う言い訳
12
チェインソーまたさくらんぼ切る音と思えば柿の木の刻まれて
12
ドヤ顔で鬼のパンツと言うけれど ため息つかれたフニクリ・フニクラ
7
鶯のひと声乗せて花筏ゆらりゆらりと桜餅ひとつ
16
あなたから連絡ないままもう二時だ。そりゃそうだけど、そりゃそうだけど。
6
日溜まりのベンチに座りうたた寝し 目覚めぬままに逝けるものかは
13
時
呉
(
くれ
)
ば チャンチャンで 済むことと そうはいかない こととあるもの
7
引き連れし 春の
陽光
(
ひかり
)
に 雪解けて
紅
(
あか
)
き
絨毯
(
じゅうたん
)
冬椿
(
ふゆつばき
)
かな
16
3時間2万歩歩いて消費した 脂肪はたったの
82
グラム
16
先輩はマンガ喫茶かサボりつつ結果出すのがプロだと言って
22
番犬が吠えぬわたしの存在感世界の中心この先ですか?
10
春の朝眠い眠いと目を覚ます俺は元気だ俺は元気だ
7
長い冬 耐えて開きし野辺の花 なんと可憐で愛しき
生命
(
いのち
)
15
アウターの人半袖の女性(ひと)もいて横浜は今春の入り口
12
桜咲き桜散る狭間を愛でる日本にはそんな四季ありて
7
断捨離を苦手としてる私には執着というガムが付いてる
27
ためらわず捨てる人には未来への目標がある証拠だそうだ
19
ベートーヴェンのソナタ流るる春の日にきっと僕らは目線合ひ
8
生まれつきひねくれている梅の木よ 蛇になるわわたし這うわ
6
胎内に揺蕩う水はほのあかり ひとつに揺れて春を見ている
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