帰宅してコロッケ?と問う 惜しいわね 今夜は肉ジャガ 素材は一緒
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伸ばしても伸ばしても私の指は 君に届くことなき夢から覚める
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田んぼばっかで逃げ場がないねこの町を愛してるけど大好きだけど
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久々のドラクエ3 命運は死んだ親父に託されていた
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朝飯のバナナ一房四日よっかかけ 食べてる時の部屋の広さよ
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朧月 寂しさ募る 春の暮れ 山の端薄墨 月影さやか 雁帰る
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ダメダメは僕も同じだ昔からあなたのうたがずっと好きだよ/ここにいてかよさん
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はしゃぐたび背徳という氷柱落つ 僕を刺しぬく春の陽だまり
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愛しさは光の刺だ 賑やかなスタバを出れば影が長引く
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若者のすべてというにはまだ足らない 金と愛と少しの焦り
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徒に過ぎ行く時を嘆きまだここにいるのと砂場の五歳
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今にでもむせかえりそうな感情と背伸びする煙 月を隠して
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今になりこんな言葉が響いてる 随分ぼくも弱くなったな
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笑い声 透過してゆく春の陽に 苦めの珈琲が未来予想
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綺麗ねと見上げる花も足下で踏み潰される日が来るのだ、と
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出会えずに闇夜の空を見上げては春の満月恥ずかしがりや
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あの大統領が怒鳴るど株を買え頭を下げて手を握れ命に優劣をつけろ
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桜だって綺麗と言われ崇められ踏みつけられても我儘に咲く
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立ち止まり迷う私のかたはらに 黙して笑う春の陽の夫
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言の葉の行方見失う夕まぐれ 私はどこへ帰るのでしょう
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軽快なミシン作業で過ごす午後おもいがけずに時を忘れて
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クソリプを送ってくるなお前らは自分のうんこ投げるゴリラか
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絆創膏の血みたいにわかりやすく傷付いてたらよかったのか
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空の碧  白さ映えるや モクレンの 白陽浴び 香こぼれて 春一路 
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せせらぎの 葦の葉戦ぐ 夏終わる  山の端遠く 暮れなずみ 秋風立ちて  胸騒ぎ
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雨止んだ午後二時頃には散歩行く気が失せるのも仕方なきこと
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花冷えの夜空ふわりと映ゆる月 風雨忍びし桜讃える
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つづら折りの 峠越えるや 朝陽射し 白雲走り 日高く昇る  黄色一色 向日葵の
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目薬を差したら何か変わるかな 何度でも巡って来る春愁
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遠き日を 思い巡りて せせらぎは 秋風立ちて 葦の葉戦ぎ 川の音ね消えゆき 夏終わる
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