孫出るか…半年先のイベントの予約サイトへキーボード打つ
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保育園の担任妻はピタリ当て足掛け五年つかんだ人事
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衆愚世の群れ離るるも哀れなり滅を滅せよ人工知能
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朝陽射し 晴れゆく嶺に 陽溜まりて 陽炎揺るる 行き行きて果ては御来光
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楽園の如く花たち咲き香り二季というのは寂しい言葉
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着ては洗い着ては洗いの毎日は遥か古代の禅の世界
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くしゃみが何度も聞こえて来ては遥かな杉の存在を感じる
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将来が具体的には見えて無いけれどひたすら今を生きてく
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話題など特に無いのに何回も話し掛けたい気持ちが溢れ
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貴女には幸多かれと願うけど君の弱さも気付いてはいて
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色々とアドバイスを貰うけれど結局は自分軸なんだよな
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スムージー朝から一杯やりながら休みのプラン立てるのが好き
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親たちの思い問わずに連日の 小5の報道あれやこれやと
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爽やかな朝に似つかず暗くなり陽の下の椅子で煙草を吸う
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無理矢理に外に出てみて眩しくて戸惑ったけど気持ちは軽い
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イベントが起きたわけでも無いけれど目覚めが悪く身体が重い
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二千年戯れ過ぎた洋神のその救済に和の八百万
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思い出の湯けむりの町一人ゆくあなたとわたし分子になれず
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休日の憩いの場所で湯を浴びてちょっと昼寝のスーパー銭湯
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「いよいよ」と思う頃には有料のチケット買うのか…サブスクの罠
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いつの日か通り抜けたし 日本一長い商店街の端にて
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友たちと 桜のもとに 集いしも なお淋しくて 夏、待ち侘びる
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逢う日まであなたの告げた「待ってね」を我胸べりの小鉢へ育て
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桜散る川辺のカモメ走り抜け舐める唇レモンソルト
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桜散り 桜路埋み 乙女が池 梅は咲いたし 桜は咲いたし うぐいす鳴くは 春はあけぼの
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卒業の子と入学の子の在れば涙の親はスイートピーかな
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あざやかに野を織り上げた新緑の風にはためくながれは静か
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野次馬の目も抜いてみたいお年頃 給湯室こそ我がガラパゴス
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病院の玄関までの上り坂 花吹雪舞い温い風吹く
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満開のあとの名残りの花咲かす黄緑ピンク恋人桜
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