Utakata
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崩れ落ち手から飛び出た生タマゴきみも必死に抗ったのか
9
その日が来たら忘れて遺書なんて残さないから祈らないでよ
8
「お先に」とライトで合図する指に名前も知らぬ誰かの温度/雪国の温かさ
24
可愛さに 磨きのかかった 笑顔見て 貴女を想う 幸せな時
17
勤め終へ家に帰れば三千櫻グラスのなかに光が跳ねる
15
君宛てのルーズリーフの書き置きの余白に託す語りえぬもの
7
着信の音にトキメク日は過ぎて凪へ漂う二人一緒に
9
「我儘」と詰られ慣れていたつもり そんな事ない
礫
(
つぶて
)
は痛い
7
いつまでも今のままではいられぬと 見上げた空にため息ひとつ
11
見返して自分に何があるのかと 「ちゃんとあるよ」と伝えていたい
7
このままでいいのだろうかと立ち止まる 尋ねる先は我が胸の内
6
気管から腹に落ちる振動があなたの
音楽
(
おと
)
を喰らってるよう
8
熊猫たちちゃんと挨拶できたかな中国語は大丈夫かな
17
言ったってもう何年も会ってないし 言い訳しつつ箸渡しの骨
9
外交の都合に翻弄される
熊猫
(
クマ
)
日本恋しと鳴いてはおらぬか
21
晩御飯 冷たい氷が沈む水 そうかあなたもぼくとさよなら
4
融け馴染む メルティステラと薬指 きみのいたあと さよならのあと
5
冷えた手を僕のほっぺに押し当てて君が笑って僕も笑った
6
寂しいといつも私をくすぐった 君は小悪魔 やさしい悪魔
7
青空と同じ色した封筒を涙堪えてポストに入れた
8
昨日まで世界は色に溢れてた 今日は全部が灰色だけど
8
昨日まで見えてたはずの色彩が今日はなんだかモノクロみたい
7
学問を叩く勇気がありませぬ 僕はあまりに無学ですから
6
寂しさはいつか消えると知っている だから今だけ君を想うよ
7
学級の 隣の席の 子も知らぬ 我の一面
Utakata
(
ここ
)
に隠せり
24
ありふれた言葉でさえも言えなくてただ君のこと抱きしめていた
8
外見や 中身がどうと 言われても 浜の
真砂
(
まさご
)
は
濤
(
なみ
)
に濡れゆく
12
今までの 歌を見返し 思い出す 喜怒哀楽と 日々のあれこれ
22
誰よりも見つめ合ってるキミだもの わたしを一番知ってるね、
キミ
(
スマホ
)
26
ひくなみに のせる言の葉 ゆれこゆる つたうみぎわの ゆるく磯の香
9
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