『贅沢は生活保護では禁止です』戸惑いながら買うブルーレット
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並んでる 人の数見て 選ぶレジ 急いでないが 速いと嬉し
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草木、人、街の動きが鈍る刻 夕暮れの質量を纏って
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つかのまの 喜びもらい 有頂天 来月おちこみ 悲しみもらう
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久々に窓をひらいて過ごしても虫の音はせず初秋の夜更け
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時雨止み 道の泡風呂 輪がつくる
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秋口の 袖引き伸ばす 朝の風
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一歩出て 名もなきかほり 初秋かな
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傘立ての 雫に残る 熱気かな
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余りにも 正直過ぎて 周りから 敬遠される いつもの形
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話し中 電話の冷たい アナウンス しばらくたって… 架け直してるって
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海からの距離は遠くていいと言う 一時間半独り占めする
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流行を 追うことをせず 好きなこと しているうちに 変人と化す
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世の中と 全く逆の 方向に 答があると 期待と不安
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自分には 自分の道が あるはずと 得体のしれぬ 確信の謎
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仕事ヤダ 金だけほしい 一億円 非課税枠で、追加六億
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世界とは 繋がってるよ 光でね ガラスファイバー レーザービーム
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お前いい加減にしろよってデカい声で言えたらいいんだけどねー
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打ち寄せる酔いと疲れを触媒に 意味と響きは解けてもつれる
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乾燥機異音が聞こえソファカバー取り出し見れば 渦中のリモコン
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竹は花が咲いたら枯れちゃうらしい、わたしはきみの花になれない
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今回も 連敗記録 更新し 頭を抱える 単軌鉄道
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灼熱のベンチに座り二本目のコーヒー飲み干す 君はまだ来ない
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無花果や柘榴に心揺れたるは 母の胎での眺めの記憶か
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側溝の 掃除を終えて 空見れば 夕焼け雲が 空を染め上げ
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下向いて歩こう涙枯れるまで上向くための儀式と信じ
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君の夢 頂きめざし あと一歩 ゆるむな心 ムチひとつ打つ
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頂の 雪は麓で 雨になり 見下ろしたれば 歴に連なる
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この星はぐるぐる回って君がただそこにいるのとおんなじように
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人間は スマホ片手に 飛行機や 車に乗って 世界を巡る
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