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朝陽浴び緑煌めく
青啄木鳥
(
アオゲラ
)
が明ける世界に調べを刻む
15
運転もゴルフも旅も ふと見れば 賞味期限の近くにありて
23
葉の陰に小指のごとき無花果の芽生えし小坊主 雨の
音
(
ね
)
聞きつ
30
あぁ今日は中間テストか中学生 サムライブルーのタオルで汗ふき
31
梅雨迫り 収穫終えし玉ネギを 天日に晒す休む
暇
(
いとま
)
無く
27
草分くるあをだいしやうの青き背の光のごとく消え去りにけり
9
疲れたと こぼす相手は限られて 飲みに行こうぜ弟君
9
俺にはさ 普段見せない 顔がある キミの前では いつもの顔だ
4
今月も 半ば過ぎだと焦りつつ 「まだ大丈夫」と書類選別
11
善悪は 時場所場合で 決まるから 善と悪とか 時代によるで
5
俺になら 娘は任せ られるって キミは驚く 許可が取れたの!?
4
「付き合って」金属板の君と僕 聞こえてくれるな 我が蝉時雨
5
眠れぬままutakata開きなぞる夜 想い重なる
短歌
(
うた
)
に出逢いぬ
19
君がいた居間に どうやら私だけ 紅く死ぬ部屋 夕焼けのベール
6
見送ったあの箱は ただのハリボテよ きっと
明日
(
あす
)
もまた 笑顔のあなたと
2
大粒の涙流しても燃え盛る 太陽さんは気にも留めずに
2
キャッチボール如きに弾む我が心 手に乗る重さ その愛しきに
5
会いたいの想いが 胸に篭もり爆ぜる 遠距離恋愛 時限爆弾
4
冷房の部屋でぐつぐつ湯気の立つ五目あんかけ焼きそば君と
22
遠き日に捧げど今も花の咲くハイビスカスに君と微笑み
19
瀬の音に呼吸合わせて竿先の水平保ち待ちぬ追い鮎
24
おとり屋で鮎二匹買い気を締めて歩めど眩し朝陽の川や
20
荷の多き鮎釣りなれば川床を探りて歩み平常保つ
21
陽の照りを返す川瀬に日焼け顔見れば鮎師と分かるコンビニ
20
おとり鮎川瀬の黒き石回り攻めれば釣れる師匠の教え
18
鼻環を鮎の鼻孔に通すのが出来ぬ初心を今も忘れず
17
水中に苔食む鮎の瀬に立ちむ明日が煌めく瞼じゃ寝れぬ
20
一日の 疲れもピーク 日跨ぎの 動かぬ電車に 明日憂う人
10
釣り行く?の鮎の師匠に相槌て明日の川瀬へ微笑み灯す
15
認知症夫婦の診療に手間取れど明日は我らが身かとも思ふ
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