私が好きな人、私のことを好きじゃない人、冷たい人
3
孤独とかみんなと同じこと言いたくない
5
病棟で読む為買った詩集とか誰しもが聴いてない曲だとか
4
一日に五十や百はすぐ詠めるそう豪語する絶叫歌人
9
同人誌即売会の打ち上げは ペンギン達が空を飛ぶ街
5
人生は お金が掛かる 資格より志望動機の余白が怖い
5
役職の任期一年制につき真面目に奉仕する会員も
6
来た道は削除出来ない降り道を下り始めたしるべ無きまま
9
いつのまにセミの鳴き声鈴虫へホットコーヒー長袖姿
9
AIもいるけど隣に人がいる 私は君に叫びたいのに
10
喫茶店秋風吹かれのぼり旗 メロウなジャズと遅めのランチ☕
8
看板に「何でも買取ります」とあり(この悲しみはおいくらですか?)
11
秋風にのんびり吹かれまほろばの 赤とんぼ舞う行き合いの空
9
反対をするも理解者少なくて変な提案通る団体
13
張り過ぎず緩み過ぎずを目指せども不安定なる凡愚に難し
11
助け合い?傷の舐め合い?どっちだろ 社会の隅の人間関係
19
年下で 茶髪でショートで 低身長 ゆえにゆえなの 証明終了
4
ふと気づく秋の気配をぶっ飛ばす猛暑再来夏はしぶとい
8
階段が二足歩行と識る朝を ゴルフ疲れと一笑に付す
7
優しいね君の企み透けている ボーナス目当てのCOACHのバッグ
7
仙台と盛岡、つくばと綾瀬市 近くて遠い 遠くて近い
7
通り過ぎるマルジェラの香り振り向けば涼しき瞳あの時の君
6
ひんやりとした床板にひらべったく吸いつく犬と人との二の字
8
谷根千の夕焼けだんだん見下ろせば 路地の向こうに灯がともる
6
水回りちゃんと掃除をしてません ゴメン美輪さま運気下がるね
19
しくじりを悔やむこの歯を緩ませる自分のために詠む歌がある
23
桜舞う 引いては寄せる 花いかだ  遠き古里 まぶたに映える 夢うつつ 夜風寂し
5
休日に 断りもなく 電話取る きみの向かいで ズロースを干す/本歌のるちえ氏に
5
少し早い夫の帰宅にドラマ止め ああ、これからがいいとこなのに
8
歌を離れ 充電期間 その間も 得た思いは十、二十で効かん
5