缶コーラ飲むために外に出る外は部屋の中より涼しい 深夜
6
世界中から馬鹿にされていますこれは真実なんです本当です
3
抱き寄せて背伸びをさせて接吻を。回した手と指になぞられる/寒露
14
歯が痛い磨きに念を入れたとてすでに手遅れ行けよ歯医者へ
10
アルバムと 頭の中と それだけだ 元気なあなたが 生きているのは
8
向き合おう 決めたその時 通知音 進む会話と 進まないペン
7
会う人に合わせてキャラを変えている あなたの見てる私はだあれ?
11
一緒に過ごしているのに ひらく 身長差はまるで心の距離
7
ぺこりとす今日も明日もあさっても会釈は心の握手だからね
19
先生の 授業はむしろ 好きなんです 瞼が勝手に こうしてるんです
8
高台で 星空眺め 無になって 昔の仲間 想いし絆
21
君のことなぜか思い出せないが素敵な人なことは覚えてる
7
『幸せ』の定義はわからないけれど、たぶんそれは間違いなくそう。
4
二つとない、スタンプ帳の並び順 そっくり同じ、人がいること。
6
草の葉の大きく揺れて突然によぎって行った一陣の風
12
朱に交じり 姿のぞかせた 薄紅の 十月桜や いときよらなる
9
今日の湯は 別府温泉 湯めぐりの 旅を思えば 安くて快適♨️/羊の皮を被った山羊様😊
23
テスト前 ふと脳内に 浮かぶのは 単語じゃなくて 君の横顔
12
いづれ忘らるる ぼくの声とぼくの顔 今電車に乗り 会いに行く
12
旅は無理 介護家族は 宅湯にて 草津・箱根に 道後温泉/「咲弥様」明日登別入ります
29
少し青い甘みがなくて酸っぱくて そういうトマトに塩かけて喰ふ
22
よじ登る城の階段前後ろで「介護します」と息子ら笑う(犬山城)
22
あつめしのまんなかあたりに穴を掘り なまたまご入れおしょゆをちょびっと
17
違うから 玉ねぎ切ってるせいだから 自分の意志とは関係ないから
15
星降る夜 またステージで 歌いたい 懐かし日々と 恥知らず日々 
23
秋の日のないものねだり重なりて夕暮れの月いつもより濃く
15
船室で「お疲れさん」の乾杯す 明日あしたからまたそれぞれの日常
27
秋の陽に煌めき眩し海原を目に焼き付ける旅の終わり
28
夕焼けに ランタナの花なおあかく あの日の空もこんなだっけか
17
丸暗記 終わりのない単語をみる 私の電車 満員電車
11