お向かいの更地を照らす水無月の お婆ちゃんの笑み、僕のフォルダに
23
花のない命もあると草は云う君の名を聞くAI(アイ)ちゃんお願い
9
喉渇き コメダ珈琲立ち寄れば ムトウさんよりカトウさんかな
6
他人をば かたきのように 受け入れず 軋む音聞く 右向き国家
16
今日のビジュいいねと君に褒められて「いつも」と返すこのくだり好き
5
報道に 圧力すらも 感じおり 裏で増えてる サッカー嫌い
19
警官も医者も市役所職員もみんな坊やとなりし光陰
10
みずうみに浸して黒くなった羽ぜんぶさらってくれるか悪魔
4
涼し気な入浴剤が合わぬ今日バラ売りの「バブ」一個贖う
15
もう1便遅らせたってかまわない自分の速度で歩いていくの
27
信号を 渡る歩数が 増えてきて 吾が加齢なる偃武えんぶの舞いか
16
神さまのフェイクフェイント裏技もスッと足元掬われてるわ
8
若鳶よつがひとなはり命経よ見えぬは寂し空の彼方に
5
コンテンツ消費快感慣らされて飛べない鳥に知らず甘んず
9
「いつどこで誰がどうした」羅生門難しすぎて何もわからず
4
4分もかけてた電子レンジからふわりと羽虫よく生きてたな
22
「お客様 お忘れ物です 杖です」 それはノルディック まっいいかと苦笑い
14
あっちから雨雲が来てドロドロは洗い落とされまた虹が出る
9
あじさいの うららにまるき白や紅 しとどにしみるむらさきの青
13
日本中テレビの前でサッカーに大興奮する代表戦
7
「喜べよ、褒めてくれよ」と云われても 自分で火をつけ自分で消して
7
半袖に肌寒い風すり抜けて人を大地を慈しむ雨
13
噛み合わぬ話増えれば推察す これもある意味脳トレかなと
26
耳遠くなり人の話の半分を分かったふりで頷いている
24
イケメンをカフェの仕切りの隙間から眺めニンマリああ生き返る
25
暑がりのわたしでさえも身震いす梅雨寒の朝背中丸めて
27
皆の歌読めば読むほど畏縮する途方もなき事してる気がして
22
午前の部 通院済ませ息をつく…暇もなければ 母に付き添う
16
なつかしい大阪弁の目医者さん 僕のカルテはもうおまへんか
22
おだてられ 解っていても踊らされ 戦が終わり安息の日々??
11