終焉に理性が残っているならばやっと終われると笑って逝きたい
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さようならさようならあなたの背中に貼り付くアジビラの白い瞬きよさようなら
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挑発に殺されかける黎明のいまわの際に留め置く夢
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快適な室温の闇夜の君の寝息と鈴虫のかす
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海外の 孫から届く 君の顔 疲れているか 「楽しい」と言うが
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早朝の 人もまばらな 道の上 前行く人の 煙叩かん
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まごをみて ぎっちょなのかと よめのちち わしもなんだと おれにほほえむ
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秋桜が色どる我が家 まだ負けぬ 朝顔が咲く終わらない夏
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文化祭雨は降っているけれど俺等の魂情熱サンサン
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八月の 部屋着で起きて 網戸越し もう一枚を 欲しがるくしゃみ
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田舎道 轢かれしたぬき 転がりて  我に祟るなと 務めに急ぐ
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きみの予定聞かないことと嫉妬までしないこととは別の話だ
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チキンソテー ソースを自作 するならば? 自作するかよ 味ぽんやろがい
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夏過ぎし蝉はまばらについ歌ひ風のまにまに風鈴の鳴る
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八重咲きの黄花コスモス見つけたり姉たちに告げ「どうぞ」と手向け
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やさしさで育みし瘡蓋を朝一番で死のやうに剥がす
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一尾にて 七百円とは手が出せぬ 秋刀魚食べたし懐寂し 
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もし明日 俺が死んだら どうすんの? 死んでみなけりゃ わからないわよ
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麺固め 油多めで 味濃いめ この店来たの 初めてやろが
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‪アイドルの‬ ‪プラスチックな‬ ‪コメントは‬ ‪夜の煙突‬ ‪森高千里‬
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朝夕あさゆふの風はやふやふ秋めいて 夜半よはに覚ゆる癖だけ残り
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背中越し 化学の教科書広げる きみはシイオウ けむりはあお
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キミと会う ために交わした 誓約は やり直すとは 言わない制約
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数珠のやうな降水帯の土砂降りに雷加はりて寝不足の朝
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雨露が室外機へと落ちるが 心拍音と重なる夜更け
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喜びも悲しみさえも薄れゆく重く残るは怒りと苦痛
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人生は何度でもやり直せるか安易に言うなよ簡単じゃない
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さみしいと人は言いつつその道を 歩み続ける星座のひとつ
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あなたみたくなりたくて その背なぞってたこの指も ただ空を切ることだけ心得た
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一言目 君のひとつの息さえも 私を惨めにしていくの
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