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人類に 福音伝え そのあとは 裁きが下る 強制はなし
4
成功の 山頂目指す 道はまだ 残ってるはず 諦めきれず
5
幼少にビタ銭などを拾いたる遍路塚にもアパートは建ち
8
かきすぎた汗もとうとう引いてきて私の肌はつるつるしてる
4
ポリポリと嚙みしむ音の眠剤よ枕凹めど
夜半
(
やわ
)
は更けゆく
7
100
切れば酒も肴も美味しくて 傍の人 なほも麗し
8
裂け目から裂けてくように作ったら私が先に裂いてしまった
3
早朝に並び勝ち得たアクスタの保護袋すら捨てられないの
3
美しき恋の歌詠む人仰ぎ汚れし我が身それを綴れず
11
降り続く
長雨
(
ながめ
)
の先にきっとある秋空の青 今は待ちをり
24
用法と用量をよく守りましょう。愛にもアナフィラキシーがあって、
6
じっとりとバニラアイスが溶けていく ぼくらの夜はそれで良かった
7
夜道征く 雨招ぶ蛙 照らされて 向かい畔まで 無事を願いぬ
9
網戸越し吹く涼風にあきたらず窓閉じたりて冷房をつけ
7
夜
(
や
)
ごと
酌
(
く
)
む
盃
(
さかずき
)
の底深くして君まで届くこともなきかな
23
群れ運ぶ十六両の深海魚 光芒残し深く遠くへ
7
蚊遣香
(
かやりこう
)
の 灰に触れれば さらさらと 人の
一生
(
ひとせ
)
も かくやと思う
20
橙色を秋と言いたくなるそれでいいのかいつか聞きにいくから
6
半袖の腕をさすった
夜風
(
よるかぜ
)
がシルクのようで秋が近づく
15
コンビニがもう肉まんを売るらしいまだTシャツで過ごしてるのに
5
縁日の道外れたら 現実に帰ってしまった 雷鳴未明
5
カーテンをパンに入れたら銀色に ありえないのでクレーム入れた
5
押すべきか そこにボタンが
在
(
あ
)
るならば
例
(
たと
)
ひ押すなと 書かれやうとも
23
稲刈りがアレルギーとはこの歳で 目と鼻異変 生まれし我が土地
7
間借りした蜘蛛の住処が点在のひとつとなった雨宿り
4
これが普通あたりまえに合わせるとずっと小走りの複合拍子
4
ジグザグに普通電車を乗り継いでもっと静かな星に会いたい
4
できること増えればやってみたいこと増える朝には味噌のべナール
4
スーパーに桃の香りが転がればなぜだかバスに揺られたくなる
6
セミ鳴けど 秋風が吹く 夕間暮れ 暦と季節が一致する嬉しさよ
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