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不幸などチラシのように入れてくる賽銭箱にはほとんど五円
25
涼し気な入浴剤に変えたから我が家の風呂は今日からが夏
8
大金
(
たいきん
)
を稼げば
貯
(
た
)
まるわけじゃない祖父の言葉は
値千金
(
あたいせんきん
)
27
期待せず自分の機嫌とりながら時は過ぎゆく凪の夜かな
19
蛙たち黙っていてくれもう少し 春の残り香感じたいから
9
生まれた日に なにを贈ろ? 願わくば、あらゆる幸を(※あたしも含め)
7
元気でねそんな言葉を滑るように 口にしたんだ僕の本心
8
さようなら 三行半を 抱きかかえ 蝉は鳴いてる 俺も泣いてる
15
生きることの寂しさ死んでゆくことは 喜びなのか はたまたそれは
4
助けてを言えずに詠むと見返してつらくなるから短歌をやめた
7
永らえて 旅の答えを求め来ぬ 池塘の畔 春草枯れて
17
手土産に屋台で買ったと渡された ソース焼きそば、お祭りの味
24
トンカツ 死と調味料とサラダとレモンとミニトマト
6
幾度目かバリバリと大き音のして独り居のとも停電知らす
26
ひさしぶり布団を干してふかふかの布団に寝れるとニコリ笑う母
22
暗雲突く杉の大樹閃光呼びて燃ゆ その身焦がすは天への憧れ
17
雷
(
いかづち
)
の頭上に響く昼餉どきうどんの味もニュースの言葉も
27
あまりにも綺麗な入道雲なので学校を辞めた人がいても良い
11
Michaelの耀き放つシネマ観れば グラスに煌る『浦霞』かな
16
キューピットあなたのハート狙ってる俯いていちゃ恋はまだ先
21
歳重ね乾燥肌となりし夫 あかぎれ出来て 梅雨は
何処
(
いずこ
)
と /乾燥注意報出っぱなし
19
召さるる犬を
悼
(
いた
)
む 我が膝に寄り添ひぬ猫 寂しくならぬやう
28
二度と会へなくとも さようならじゃなく
唯
(
ただ
)
ありがとう 亡き愛犬へ
27
こんなにも 空は広くて 青いのに 争いやまぬ 人の世いかに
28
身の内に
30
%残りたる 労働力をカネに換えねば
19
梅かおる 酒飲みながら あの顔を見たい聞きたいそんな夕暮れ
5
今どきの陸上女子はパンティと ブラジャーだけで走っているなあ(真似かっぱ8)
13
春空へ ボールを高く 蹴り上げる ワールドカップ 真似るステップ
3
しとしとと 身体じとじと 雨つづく ゆうつな俺に 心の傘貸して ・お題「傘」
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勝手ながら閉店します 千円片手に握り 夜を彷徨う
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