二階まで 何かを取りに 来たはずが 思い出せずに 二日が経った
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母も叔母も 入院せしこの 病院に  われを 横たえており
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待つ理由探して見れば奥底に言えぬ本音が溜まる沼なり
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甘海老とアマビエさまが空目するマーライオンも遺伝子がある
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不幸などチラシのように入れてくる賽銭箱にはほとんど五円
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涼し気な入浴剤に変えたから我が家の風呂は今日からが夏
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大金たいきんを稼げばまるわけじゃない祖父の言葉は値千金あたいせんきん
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期待せず自分の機嫌とりながら時は過ぎゆく凪の夜かな
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蛙たち黙っていてくれもう少し 春の残り香感じたいから
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生まれた日に なにを贈ろ? 願わくば、あらゆる幸を(※あたしも含め)
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元気でねそんな言葉を滑るように 口にしたんだ僕の本心
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さようなら 三行半を 抱きかかえ 蝉は鳴いてる 俺も泣いてる
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生きることの寂しさ死んでゆくことは 喜びなのか はたまたそれは
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助けてを言えずに詠むと見返してつらくなるから短歌をやめた
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永らえて 旅の答えを求め来ぬ 池塘の畔 春草枯れて
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手土産に屋台で買ったと渡された ソース焼きそば、お祭りの味
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トンカツ 死と調味料とサラダとレモンとミニトマト
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幾度目かバリバリと大き音のして独り居のとも停電知らす
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ひさしぶり布団を干してふかふかの布団に寝れるとニコリ笑う母
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暗雲突く杉の大樹閃光呼びて燃ゆ その身焦がすは天への憧れ
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いかづちの頭上に響く昼餉どきうどんの味もニュースの言葉も
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あまりにも綺麗な入道雲なので学校を辞めた人がいても良い
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Michaelの耀き放つシネマ観れば グラスに煌る『浦霞』かな
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キューピットあなたのハート狙ってる俯いていちゃ恋はまだ先
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歳重ね乾燥肌となりし夫 あかぎれ出来て 梅雨は何処いずこと /乾燥注意報出っぱなし
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召さるる犬をいたむ 我が膝に寄り添ひぬ猫 寂しくならぬやう
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二度と会へなくとも さようならじゃなく ただありがとう 亡き愛犬へ
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こんなにも 空は広くて 青いのに 争いやまぬ 人の世いかに
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身の内に30%残りたる 労働力をカネに換えねば
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梅かおる 酒飲みながら あの顔を見たい聞きたいそんな夕暮れ
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