うつせみが 華美な言葉で 回るなら 私はきっと 此処には居ない
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真意すら言葉に宿ることはなく 答え合わせのできないサヨナラ
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仕事する 翼を貰った モンスター 夜寝れずに 指折る短歌
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夜に響く 雷鳴花火 雨を呼び  屋根打つ音を 聞きて眠りし
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明日という永遠へ踏みだし一輪の花が心に咲くまで歩む
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洗いたて 枕カバーに収まらぬ 枕と夢をつめ込んでゆく
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誰よりも 飲んでないのに 酔っている 終電逃し 歩いて帰る
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メシ作って味見して味しない写真撮って死にたくて捨ててる
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さあ手をあげて 破顔ひとつ 横に振ってバイバイね
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わたしが選んだ別世界 でも信じてる  この道も その先にはまだ君がいる
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歯ブラシを 変えたその日は いつもより 長く歯磨き して確かめる
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「働きたくないなぁ」は「まだ居てよ」だったり、じゃなかったり。「ねえってば。」
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手渡しのお釣りにほくそ笑む僕まだ人間でいるらしい日々
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生きている 何で生きてる 湧く雲に 何で生きたる 人とありなむ
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まだ蝉が鳴いているから夏だろう室外機だってまだうるさいし
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君が泣く ケトルでお湯が煮立つのを深夜にじっと見つめてるだけ
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質感の同じ夢だね私だけ変われないんだ今も昔も
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くるくると回すパラソル水たまり 濡れる髪さえ楽しかった頃
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くるくると踊り続けるオルゴール 死とは何かを知らないくせに
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ときめきに揺れる心が苦しくて スマホ片手に朝を迎える
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周りには 弱き物あり 救い出す 風化している 去年今年なり
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酒をまだ飲めないからと缶コーラ傾けカイジの真似をしてみる
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今すぐに全てを捨てて会いに来て なんて言えたら苦しくないのに
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もう少し君といたいし秋来たし食べに行こうよさつまいもパフェ
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二日後は七年振りのクラス会まちまちの到着時間が次々届く
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仕事へ昼餉かきこみ書斎にて拡大鏡つかひ基板と格闘
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飛び跳ねて 儲け自民の 裏金に たたき切られる 穿ちすぎれば
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冬暮れて雪は散りゆき濡れ野原眼こすれば桜の庭
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完熟の無花果いちじく皮ごと頬張る 広がるに染む ゆく夏の記憶
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懐かしき缶々振って手のひらのくぼみにそっと林檎の珠玉
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