予報にはない突然の俄雨にわかあめ 予報士には内緒の如くに
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渡ってく自転車の群れが昨日より白くひかって 夏が来るんだ
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人の僕は翼があればと思うけどカラスも僕らを羨むだろうか
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みどりなす山より磯の我にふく 風のうねりよ 果ては青みへ
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貶めて得意になるより 励まして明日に向かって 生きていこうよ
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夢を持ち野望をもって生きてきた かなわぬままに寿命が迫る
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夕刻に子らのあいさつ飛び交いて世代代わりで若い人増え
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灘の山(坂?) 草花眺めつ下山する ピンクの紫陽花 生き残りツツジ
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郵便の赤がかわいいEV車白コード繋ぎまったりお昼
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言うべきか言わざるべきか迷ううち言葉にならず出るはため息
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その辺のものは自由に食え、と仰る 私ゃ遊びに来た妖精か何かかな(笑)>姉様まだお寝みおやすみ
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お仏壇のお部屋に泊まらせていただいた 姉様やさしい兄様やさしい(昨夜だいぶ遅くなったので)
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ねこにとって いごこちよい いえ たとえばね おちつけるばしょ・みはらしいいまど
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食パンに好みの味に煮た小豆ガッツリ盛って至福あんぱん
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いつだって 世の中央値を気にしてる 半分より上半分よりは
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払っても箒の先にからみつき取れぬ猫の毛取れず猫の毛
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連れ立って行く友ありて休日に山に行く孫疲れに行くか
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思春期を迎えていれば初デート幼なじみと映画小四
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初夏はつなつに小さき白き南天の花風に揺る庭の片隅
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葬送の 朝に雨戸を 開けたれば 流れるひとの 絶えることなく<
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ふと思う 我が家の号番 特殊では? ネットで検索 四二一は素数
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春草しゅんそう息衝いきづいた その地に芽吹く 狗尾草エノコログサが 夏はすぐそこ/狗尾草=ねこじゃらし(^^)
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祝日の ない六月の そこここに 芍薬という 姫様が立つ
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銀鱗の鮎の瀬浮かぶ丑時に闇へこっそり躍る逢瀬おうせ へ \ 六月一日鮎解禁日
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AIを嘘つき呼ばわりするなかれ。単に正解を知らざるだけなり
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ゾウさんに餌をやったと得意顔ママがあげるの見てただけよね
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エサをやり指食べられた息子言う2歳児びびらすヤギの食欲
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できないことできるようにできることもっとできるように日々を生きる
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黄昏時 手入れを終えし菜園の 育ちし野菜に心癒さる 
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サブスクの解約ボタンを押した夜 棚へと詰める詩集が一つ
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