嫁ふたり ケラケラ笑う こんな幸 運んでくれし 息子らに感謝
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本当はやりたい事も有ったろと思うウクライナ4年の月日
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楽しみは インターネットと 冬ごもり 家庭菜園 もうすぐ春だ
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目がかすむ ダブルパンチの 薬漬け 雨がしとしと 涙のように
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かすれはて横断歩道の縞はなく誰も渡らず誰も渡れず
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一回で口に入れたり目玉焼こぼれた皿の黄身を舐め取る
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春にまたひと足近くなるために 恵みの雨が大地潤し
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全力でくだらないことやっているアイツはたぶんすごく尊い
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取り戻す!塵の翼は二枚じゃないターンで全開「雨をぶち抜け!」
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三ヶ月 会えない時は 不安なり 羊駝達あの子らは吾を 覚えているか
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飼い主のいない家猫になるべく来月分の診断書たち
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AIが詠んだ歌だと味気ない そう思うならナイショにします
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以下で詠む短歌は全てAIが作ったのかも カミングスーン
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‪マジックの‬ ‪タネを直接‬ ‪マジシャンに‬ ‪聞くのと同じ‬ ‪ことをしている‬
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春の陽気のむる曇天の宵 ホットチャイラテ飲みつ待つバス/ミルクティー
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言の葉の渦巻く海に漕ぎ出せば千五百首は泡沫の波
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息ひそめ生きあぐねきし言の葉の千五百首は泡沫の露
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まほろばの春という名の君と往く旅の余白に歌ぞ置きなむ
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メールなしLINEもなければUtakata無一物中無尽蔵何もなければ幾らでもあり
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針を止め欠伸のひとつ伸びをして夜の明けたるにひとりと思ふ
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後悔の時間の宿る木のあれば三日の間ほど蔭休みたし
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「山笑う」春は嬉しきことなれど 白富士の姿変わるは寂し
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つまらないことは考えなくていいビールが言って「いいね」の予感
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バーボンの花の香りや春一番 「微笑がえし」鼻歌にして
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ウクライナ侵攻四年目に入りて敵も味方もみんな被害者
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夜明けまへ代車が照らすいつもより少し黄いろいいつもゆく道
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千年を行きつ戻りつ揺さぶられわたくしだけの「いいね」を刻む
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ぜいたくなノート一首を一ページしるし余白の余韻五冊目
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天気痛 あちこち痛む 頭に目 首に肩に腰 挙げたら切りがない
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庭の隅 二十年はたとせ共の古鍬よ出番失せては病を憂う
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