薄曇りひんやり頬をそよぐ風 あずけてしまいたいこのまま吾が身を
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群れなし 綺麗好き過ぎ 欲失せて  もっと本能 ギラギラ若人
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待ち受けの孫の写真を開きつつ隣で同じモーニング食む爺/ドトールにて
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真心と 愛を保てば 衝突も 避けられぬとは なんだか矛盾
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あの犬のふりして耳を傾ける歩く人という名の機械へ
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陽射し無く降っては止んでまたも降る驟雨に蒼きヒルガオ開く
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組織から 指示されたまま 行動し 心忘れて 責任こなす
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日本語が 通じぬ若い 人々と 何をか言わん なんか面接
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ピーマンの肉詰め作りかぶり付き空の心を満たす一人夜
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老人は 同じことを くどくどと 語る意固地な 病態集団
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一生涯大工に注ぎ六人を生かした父の笑みは重たき
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鰯雲夕陽に染まり見惚れども背へ伸びゆく影が悲しき
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この歳で でっかい夢を 語る時 やっぱりあなた クレージーだと
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携帯を 持たぬと決めた その日から 仲間はずれか 絶滅危惧種
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夏空の色より蒼き昼顔が秋風に満ち揺れて癒ゆかな
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最近は 毎晩変な 夢を見る 熟睡なのか 病んでいるのか
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秋雨が 夜中エアコン 用もなし 水やりもなし やることもなし
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球根の五つ芽吹きの丈揃うレインリリーの朝に笑み降る
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やみくもに 理解できぬと クレージー レージーと言う 高校教師
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牛乳とバターと生のクリームは白いシチューの仲良しトリオ
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曇天が驟雨に変わり綺麗ごとばかりで泣けぬ日々を捨て去る
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花へ乗る蛾が去り胸の片隅に束の間残す無垢な様かな
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引用欄雑に書かれた文献の一つになってみたいなぁ またね
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灰になれ も少し頑張れ またひとり 最終列車は夢の国行き
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久々に宮本武蔵を読み返す この人どうして食べていけたの?
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道端のビー玉拾う特別なことのなかった夏の形見に
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どこまでも追えればきっと終わらない夏の国までとぶ銀ヤンマ
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俯いて考え事をするような花瓶の花とする物思い
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 揺れ雨火 自然牙むく 今日もまた   人間様よ 欲張りすぎた
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春に芽吹き 夏盛る 秋に散り始め 冬枯れる 吾冬来るかな
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