Utakata
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白花
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初めまして。
短歌は、残酷なのも寂しいのもやさしいのも笑えるのも全部好きです
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水田がキラキラ揺れる春の夜 優雅に歩く白鷺一羽
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ひとことが被っただけであの頃は運命だった 「またハモったね」
6
半分こ出来たらいいね 一人掛けのベンチもアイスもこれからも
8
青空を怯えるほどに 今もまだ 瞼の裏にあの夏がある
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ごめんなさい 十四の僕は あの夏の君に寄り添うべきじゃなかった
7
おさなごの腕に残りし点滴の 痕の数だけ後悔がある
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彼のひとは 五月の鯉の吹き流し 取り残された心臓ひとつ
6
夜のカフェテラスで君を待つあいだ 私はずっと幸せだった
8
夏近し 魔法使いは梅干しで 白米に描く六芒星
8
1日に二回までのバファリンを信じて眠る 雨の火曜日
20
生きてさえいれば見慣れた痕になる 白鳥座によく似てたり、さ
6
春うらら やわに膨らむヘソ天と 同じ夢見る猫になりたい
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答えてよ あなたが煎れるコーヒーが あの子が好きなブラックのわけ
5
結い髪のリボンを選ぶ母の手に 薄紅色の祈りがあった
12
信じたの 星の名前に詳しくて 裏表がない人だから
11
本命になれないところ百均のコスメに似ててサイアクあたし
6
「あれ等みな毒持つ花だよ」赤、青、黄。 「先生、それは悪意でしょうか」
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履き慣れたスニーカーに降る花弁は余白を作らぬ六十二ビット
6
あおいろはどこにもいないそらのはて うちよりいずるもいずれもあらず
9
今わたし 右ストレートを打ったのよ あなたはダウン 夢だったけど
7
雨上がり 雲を縁取る陽光が 神々しくて 後ろめたくなる
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ゆらゆらと 川面を揺らす灯籠に 仔猫の目玉 キラキラ光る
11
苦しくて ただ苦しくて 苦しくて ハーゲンダッツを今日は許可する
15
薄玻璃の 夏に傷口灼かれつつ 瞼の裏に ひとさじの青
9
蝉しぐれ 長袖スーツのキャスターが「熱中症にご注意ください」
15
死ぬときは 足元ふわりと浮くくらい 身軽でいたい さよなら地球
8
あの雨に 君の名前を付けてたら 少しはマシに歌えてたかな
5
日産のピンクのモコを見掛けたら 君を泣かせたアイツを呪おう
9
オレンジのソルベみたいに零れ落ち 溶けない声と
凌霄花
(
ノウゼンカズラ
)
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どうせなら神谷浩史にして欲しい 今日も貴方は留守番電話
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