兄だって子どもだったのだと気付く 今、大人としての私たち
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あぁ行きたい 流れるプールに 海水浴 お風呂掃除が 分相応
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この人は愛をくれない良い悪いじゃなくてそういう人間性
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手放そうかと思うときよみがえる「すてないで」と泣くとおのわたし
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ピクリとも 動かぬ森の 木々たちの 沈黙の底に 流る水の
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ドトールで ヨーグルンの期間だけ確認し(ありがとうお姉さん!) 手洗いすませ 目指せ日曜礼拝教会⛪️
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欲しいものくれない君とここにいて私の欲は増してくばかり
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「わたしには何もできない」無力さが腹のど真ん中に棲んでいる
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もうおとな。だいじょうぶだよおいてかれてもじぶんのあしでもどれるよ
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ラジオからひかるいのちの甲子園 澄みてはるけきそらにひぐらし
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賑やかに盆行事終え静かなる朝のコーヒー香りよ届け
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進学の夢を潰した一言をぶつけた母に記憶など無い
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ハタキかけ住処追われしくもの子よ にわへお帰り掃除機かぜよりはや
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盆終わり色なき風が通り過ぎ洗濯干す手しばし休める
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我が夢にご先祖様が勢揃いあっちの世でも賑やかなこと
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暗がりで 目をこらしても 見えぬとき 手を伸ばしたら 君がいるしあわせ
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自販機は確かにあったと主張する 潰れて錆びたコーヒーの缶
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蟻歩き頭上の松で蝉が鳴く吾子は遊具へ砂浜の朝/海浜公園
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この怪我は傷を負ったと騒ぐまで血が流れない安全仕様
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緑なす黒髪の少女炎天に走れり水の流るるごとき
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タヌ猫に スマホに乗られて 大笑い 撮るに撮られぬ 目に焼き付ける>お腹痛い〜😹
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納涼の 祭りの後の 静寂しじまなり 南西に輝くは さそり座
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もうすこし夏休み明けもうすこしカレンダーにまる課題ワークにばつ
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山寺へ 御霊みたま送りて そら見上みあぐ 下弦の月は 雲に隠され
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会の歌誌それぞれに読み合評もいつもと違う例会もまた
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目に映るその一瞬その光 心のフィルムに逃さずパシャリ
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二重窓開けて飛び込む蝉の声ここは地球だ生きものの星
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送り盆明けて静かな雨の朝 洗濯槽を洗う休日
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新しい朝がはじまる 旅立ちだ 南の空はまだ曇りだけど(北は晴れてる)
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スズメの声 母とタヌ猫は 添い寝中うでまくら どっちも元気で長生きしてね
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