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母の日にもらって使えず居りましたアロマウォーター枕に見る夢
19
虫さんを 外で見るのと 家のなか 同じ虫でも 怖さがちがう
11
落選もしない安全圏にいて中村悠一だけを見ている
4
AI
に恋人の愚痴吐き続け今夜も一人枕を濡らす
7
ある日死ぬ スマホで文字うつこの刹那でも そう慄いて 生きて死ぬ
5
いっそ極悪人であればと思いもしないことを呟いてみる
7
煙突の湾岸沿いに立ち並び
笙
(
しょう
)
かのごとき船の警笛
8
石ころを遠くに投げていたころは未来は100メートルもなかった
9
東京の ご立派家々眺めては 羨ましくないそう思い込む
5
『キッズ・ファミリー大歓迎』 つまり招かれざる客と知る
9
シーユーと言いながら頭を下げる授業終わりの高校生
7
目の奥が疲れで痙攣し始めたところに食らう寄生虫の話
4
君とでも、楽しめぬものあるならば それを知るのは楽しいでしょう
11
喫煙所 煙草弾いて火の種潰え 労働めいた雨 身に絡まる
6
幾万と 欠けては満つる 月の夜 繰り返しては 歌は詠まれて
15
上弦の 月を隠した 「
3」の日に
89
(
野球
)
歳 皆に愛され…
18
雨の日は心落ちつけ手習いの条幅二枚半紙は五枚
23
「あるある」と
嗤
(
わら
)
いしはずの我もまた 夜のスタバで被るニューエラ
8
しゃべる度ほくろが揺らぐただそれで話の記憶うたかたに消え
8
森のカフェ ご夫婦ですかと 誤解され 貴女の困った 微笑みに惚れ
13
君がためとて死せる
兵士
(
ひやうじ
)
の金鵄章など
汝
(
な
)
がために冥銭となる
6
馴染めずにはみ出していく人生のそのどこまでが個性だったか
14
期待され泣いた「すみません、わたくしは笛を吹かないタイプの妖精」
11
澄みきった青空見上げて息子言うお空の雲はどこにいったの
11
我先に 団扇へかける 子供かな 筒姫息吹く 太陽も微笑む
3
キャンディを一つ頬張りタイムスリップ 無口な君もかつては子どもだった
10
若い子の目にも眩しい真っ白なスカート揺れて夏を呼び込む
27
きょうだいのこの身とその身とその身さえ あれば形見と笑いあった日
6
りゅうりゅうと湧き起こりたり入道雲 出番は少々フライングかも
19
お茶碗にお茶を注いで召し上がるいかのしお辛あさりのしぐれ煮
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