静寂を切り裂いていく夜のなか 自転車乗りは歌をうたうよ
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「声が好き」優しい言葉をくれるなら 迎えに来てよ わたしの王子様(ロミオ)
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カサカサで指紋認証トラブルでそろそろ電話買い換えようか/古いiphone
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目的地を忘れて旅をしないか目を瞑るたび違う夢を見ないか
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真夏より案外今がちょうど良い UVパーカーで快適ウォーク /晴れ20 ℃
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スノードーム見ながらピザしようスピノザ主義者の元カノ忘れよう
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雀の子 命は土に還りけり 米ひとつぶを嘴(くちばし)に置く[電柱の下で]
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寒くって雨降りの日にカゴを出すゴミ当番よ嗚呼不運なり
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うつくしく切り分けられたピザの向こうに見える健康診断
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僕はこころを奪われた君にこころを奪われた 尋ねて「愛?」うん…
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スイッチが 入れば集中 掃除して 断捨離本も ようやく処分
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副業の満員電車の座席売り (夕されば 門田の稲葉 おとづれて) 蘆のまろやに(粗末な小屋に) 秋風ぞ吹く 071/100 大納言経信
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寒暖の不安定なる霜月は 暦(こよみ)追い越したり越されたり
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夜マック 打合せには 最適か 肩肘張らず 気軽に話せて
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灰色は ガードレールの キスマーク 僕らだけ知る 小さな秘密
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ひねもす響く頭上の音に悩みしが張替へられし屋根に満足す
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冬隣り遅き昼餉の徒然に中間選挙のニュースの届く
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家にいてする事なくて暇だからずーっとスマホばっかり見てる
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和洋中 中はないけど しゃがんでた 温水が出て ちり紙いらぬ /自由詠
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言われなきゃ光っていなきゃのアイデンティティ メヒカリの唐揚げパクリ
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「クロネコさんカンガルーさん飛脚さんあなたたち干支(えと)何?」「はい、辰です」
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還暦の坂スキップで下りてゆく落ち葉踏む靴軽やかに鳴り
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昨年の残り小豆の赤飯の蒸しあがるまでトランプニュース
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新小豆そろそろ取れる時なれば 残ったあずきで赤飯を蒸す
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一日に何十錠も飲んでてさ、肝臓腎臓もろもろゴメン
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風に乗り翔ぶ一条の蜘蛛の糸 新天地へといのち運ぶも
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寂しさも成熟をする生と死が近づく日々の明け暮れのもと
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宵よりも清けき朝の鉦叩(かねたたき)季の往くのを音に知りたり
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何だかさ神経質でコロコロの消費量が半端ないんだ
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歌を歌う長閑な午後に半チャーハン声が重なるパラパラと鳴る
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