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イマジナリーフレンドにさえ「やめとけ」と言われながらも買う宝くじ
6
川に投石。消えゆく水紋。届かないこの声を面影に見ゆ。
6
すごく好き、そのままでいて、なんて贅沢言えないから
4
今日だって汁粉食べても悪くない何なら明日も食べるつもりだ
8
キャンバスに塗り重ねた層で今日は寝ます 明日は晴れるといいな
5
ひまわりが日を向くように君に向く視線はいつも私から
6
みかん剥き 一口食べて 甘ければ 明日はいい日と 占ってみる
11
並ぶことそのこと自体が楽しみな 群衆心理のパワースポット
19
どの人も無駄だと知りつつとりあえず 行列並ぶパワースポット
16
行列の都内某所の小神社 怪力乱神パワースポット
14
なんだかさコンビニおでんのセールってほとんど毎日やってる気がする
8
掛け声の 余韻抱いて 影並べ 大きな夕焼け 背負って歩く
10
ねえルンバ、おしえてくれよカンプチアの野原を拓く英雄のこと
6
寒空へ大地を割って八方へ くすの木「ゴゴゴ・・」巨腕を伸ばし
14
膝ほどに積もった雪はふわさらで汚れた世界すっぽり隠しぬ
27
ライブの日 暗闇の中 恥じらって 密かに繋ぐ 僕と君の手
6
御堂筋 輝き絶えぬ 星の道 君への想い 叶わぬと知る
15
竹林の木洩れ日きらめく道ゆきつ 彼らの
前途
(
みち
)
もかくあれかしと /成人の日
22
わすれもの したフリをして 戻ろうか? いやそれはダメ 背中で語る
5
限られた逢瀬愛して愛されて夜明けコーヒー飲む暇なしで
12
めし碗のわずかな欠けにくちびるが刺さればそこが日々の聖域
8
うしろから 視線を感じ ふりかえる 電柱の陰 隠れる息子
7
今更と 握る櫛歯は 折れ萎れ 鉄の匂いに 拭い忘れて
13
いつもより 少し早めの 出勤に 幼稚園児の 息子が拗ねる
7
疫病と氷河に呑まれ恐竜も絶滅するよな今の若者
4
不景気でさとりもするさZ世代冷めた夜明けは暗さを残す
5
吐き出して返った墨に覆われる ならば出さねばよいとも思えず
4
二十年前
(
はたとせ
)
の歌はあの日を連れて来ぬ 若気の至りふと苦笑い
16
亡き友と 同じ名前の 菓子食す こんな気持ちで ひとり頰ばる
12
庭先の
吊篭
(
つりかご
)
に 輪切りのみかん
啄
(
ついば
)
むメジロ 冴ゆる冬空
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