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月の色も うつりにけりな いたづらに 袖の白露 落ちしまにまに
9
花の色はうつりにけりな
緑色
(
あをいろ
)
に卯月よにふるながめせしまに
8
いろいろな言葉を照らす花達に励まし貰う自転車の旅
20
戦前は 金に頼らぬ 分かち合い どっちもどっち お互い様で
13
紫の チューリップにも パンジーの 蒼白赤に宿す尊さ
18
ちっぽけで 役に立つのか そこに在る 俺生きている 君らのおかげ
13
のめりこむ 良い事や悪い事でも あとで後悔 ゆっくりさせてや
5
血迷いか 焦る気持ちは あるけれど 多分それは 人恋しさで
6
新緑の 銀杏並木を 作る手に心も温み安らぐ都会
19
死んだ時 あの世に渡る 通行税 「ホルムズ海峡」
カロンの渡し守
(
※「The sails of Charon」
)
※「三途の川の渡し守」
13
十津川の
緑青色
(
ろくしょういろ
)
は夏を呼び 戸惑う桜は春を終ふ
11
八十歳
大国の長
(
トランプさんの
)
反抗期 拳振り上げ 銭むしり取る
12
そうだねぇ 命を懸ける 反抗期 曲がり損ねて 骸となりし
13
寒天と缶入り汁粉混ぜて食う水ようかんを作りもせずに
6
夜桜が映える灯りも消えた街灯りを点けた会社も消えた
24
何日か先の気温の予報見て薄手の部屋着まだやめておく
9
今日はもう 眠たい寝よう 充電し 明日からまた がんばりましょう
7
「仲いいな」長袖
T
シャツ洗ったら絡みすぎだろ腕と腕とが
23
朝漬けの歌は働く
清
(
すが
)
しさの旨み吸い込み夜に馴染んで
15
本当の恋に別れを告げた後 月が初めて満ち欠けをする
8
母の愛 うざがる君が お風呂場で 口ずさむのは はなみずき
6
五千年、肩の力を抜いたよな土の
顔
(
かんばせ
)
ふところにゐる/釈迦堂遺跡博物館にて
15
「ほいくえん、赤ちゃんいっぱいいた!」 そっか、もう赤ちゃんじゃないんだね、君
17
桜散る 引いては寄せる 薄墨の 夜風寂し 遠き古里 重なりぬ
7
鈍色を抜けて静けき富士の立つ 異国の人に花弁の舞う/河口湖さくら祭りにて
16
頭上から落ちるフン
避
(
よ
)
け駆けるチャリ予知な想定すべて見えてる
15
親ごころ尽きることなく病める子と代われるものかと思いこそすれ
18
砂浜の君の足跡波に消え無邪気な声にかぶる潮騒
11
緑葉の 涼風戦ぎ 空碧く 白雲流れ 幾山越えて 尽きせぬ想い 届かねど 暮れなずむ
4
ローポリの雪を見ていた 世界には恐れるものは何もなかった
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