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道端の ハルジオンたち おしゃべりで ついつい会話 弾む朝なり
23
こまるよ そんなこと言われたら僕は何も言えないじゃないか
5
思いきり笑ってしまった待合室 北大路公子の本は危険だ
20
あたりまえなんてないんだ母親の笑顔のために介護がんばる
29
追い越しに暗黙の礼交わしつつ自転と自動 国道の旅
11
海峡を翔んで行くらし推し活の
魂
(
たま
)
「韃靼海峡渡るてふてふ」のごと/BTS公演
11
御名唱え 海に沈みし者見るに 神よなぜ なぜに 沈黙したもうか
7
秘密基地 だったところに 畦道に 春光味方に 搖れるハルジオン
13
早くリフレーミング自信を取り戻せもう紫陽花か向日葵までに
16
何気ない朝も 失意の 夕暮れも 同じメロディ コンビニのドア
16
厄介な出来事歪んだ心持ち記憶から消え
躑躅
(
つつじ
)
は
蕾
(
つぼみ
)
20
会うまではちひさきままの孫想ひ会えばちひさくしたきと思ふ
14
黒猫の 小さき瞳に 映り込む 月の光は 吉か凶か
8
天仰ぎ 春の星座と 目が合へば
小
(
ち
)
さき悩みも どこ吹く風か
28
桜追い北へ山へと巡り行く来年もまた傍らには君
7
ディスり歌 自戒を込めてになるけれど「
趣味
(
しゅぎょう
)
のスタイル」人それぞれで
12
三度
(
みたび
)
見て なお友達の 座を降りぬ 私は君の 一部になりたい
5
銀の針 的を逸らして 心臓を 撃ち抜いてよと 言えぬまま駅
8
清廉に あるいは卑屈に 揺れ動く 私の恋に 名前を付けて
7
四着の夏の上着のローテーション 三周半で運用休止
16
春霞 糠にまみれて炊く
筍
(
たけ
)
に母のひとこと今さらに染む
28
譲れない条件レッドラインまで追い詰めてもういい友達だ
16
神の名で 姉の復讐 せしのみと 囚われの少女を 責む汝誰そ
7
現在も過去も未来も消え失せろ雁字搦めで身動きとれぬ
5
クラス替えスキップの先 少女いた 教室光り陰は透明
22
肩車の父子見送る夕映えに母を亡くした子よ健やかに
15
船乗らば直ぐに近づく小さき島 猫五匹来るウェルカムの如
31
歳重ね 逝きにし友の無常知り 出会ひし友の有難きかな
24
衆人をみな師と仰ぎ生くるなば 智恵は満たされこころ平安
16
此処彼処人の命が殺められ 戦無くともここは戦場
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