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車窓より降り
注
(
そそ
)
ぐ陽は暖かし 春が手を差し伸べる如月
21
沈丁花 不意に知らせて
春かおり
(
遥か居り
)
7
雨水きて 春の入口 半歩待つ
4
願いごと 一つ叶うなら
黒羊駝
(
きみ
)
に逢いたい そんな奇跡を 絆を信じ
5
両脇に 幼な子かかえる 細腕が かけるメダルは 何色だろう
14
北窓のデンドロビウムに逞しき花芽みつけしふたつみつよつ
14
衿を開け 雲一つない 道を行く 東の山は 少し霞みて
14
まどぎわで ねこたちふたり ひっついて ひにゃたぼっこよ よいおひよりよ
19
あと10点 ヤマザキ一瞬お休みし 春の三色あんぱんなど食む
17
キリストは 嘲られても 驚かず 侮蔑されても 怒らなかった
4
われならば腹掻っ捌き腸(はらわた)を引きずり出して投げて果てまし /『太平記』風に
4
大勝利
納
(
おさ
)
めた総理の演説は
要所
(
ようしょ
)
に「そうだ」の
合
(
あ
)
いの手も付く
19
仏壇の 花を整え ふと気づく 心も同時に 整っている
15
逃げ足を 早く素早く していれば 危険は回避 チャンスもドロー
2
空間に 浮かぶ一つの 点だから 何も知らない 無限の宇宙
2
空いた椅子 机を挟み 相対す 会いたい姿 縋る「せをはやみ」
4
キリストが 命を捨てて いなければ この世はただの 枯草の山
5
勇ましい 声も大きい その人の 肩肘張りて 背中寂しき
15
小さくて 幼い頃の 心など 誰も知らない 忘れちまった
3
無辜の民万と死なせてぬくぬくと生きし中将を豈忘れめや /インパール作戦
3
怒号聴き フラッシュバックの トラウマが 発動すれは すたこらサッサ
3
絶え間なくきらめく愛が本物か 問えば問うほどわたしは歪む
4
下々の 小さき言葉 集めては 枯葉と共に 燃やしてしまえ
2
名声を 求めて止まぬ 人間の 心が集う オリンピックに
2
雨上がり 泥濘避けて くつろぐ羊駝 日差したっぷり うつらうつら
6
名の知れたクローチエパンのモーニング一時間待ち天気も良ければ
15
最近の コンビニアイス おすすめは 雪見だいふく 贅沢きなこ
3
行間に 人生熱く 滲み出て 詩歌が見せる 生き抜く力
15
一点の雲なき空を仰ぎ見て こころの淀み一掃する朝
11
強い国?虚勢は要らぬ富めずとも心豊かに暮らせればいい
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