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すぐそばに桜の名所ありながら毎年スルーものぐさゆえに
22
パンパンな ボンボンドロップ シール帳 石油なのでは 有事なる今
21
晴天の風に吹かれるひとひらの花びら淡い雲の舞う空
10
漱石がかつて座った縁側にじっと佇み春風に酔う
10
雨上がり ひときわ映ゆる 花の色 清らかさとは 後に気づきぬ
12
音楽は目に映らない出目金は止まることなく浮かび続ける/折句・おめでとう
8
風を切り
過
(
よぎ
)
りぬ車 降り積もる
花弁
(
はなびら
)
を巻き上げ 花飛沫
18
吉牛の椅子に深ーく腰掛けて、夜勤明けの脚軽くさすってる。
8
読んでいる二つの本に退職の警官がいてシンクロニシティ
16
行き先を知らずに乗った列車なら記憶に絶えたあなたが廃墟に
10
あえていま桜をみるか迷うソロ さぁ出かけるか靴が微笑む
6
春の陽に気持ちよさげな野の仏桃の花びらおでこに二つ
27
新緑の朝のひかりに
透
(
す
)
く様は春をよろこぶ飛びゆく小鳥
12
降る雨に春の炎の鎮まりて集いの
桜
(
はな
)
の
閑
(
しず
)
かに立てり
14
何であれ通院てのは疲れるねぇ夕餉の支度出足遅れる
20
来た道を戻ったとこで帰れない こちらにもなく あちらにもない
6
西行の歌を
諳
(
そら
)
んじ老夫婦 桜尚舞う羨む我に
9
生命の息吹 緑をほころばす わたしはその
桜
(
はな
)
も好きです
5
一昨日より一分多く話せたし、天気も良いし、今日は良い日だ。
6
春浅しサイドガラスで風に耐え羽を震わす蜂ひとつおり
13
空青く
桜
(
はな
)
も
笑
(
え
)
みたり三日ぶりに街が目覚めたような朝
7
にぎわいの桜の並木何事もなかったような卯月の葉桜
21
通院の日にテレワークは有難し ねこのおひるをやる人がいる
23
遠き日を 思い巡るは せせらぎの 秋風立ちて 葦の葉戦ぎ 川の音ね消えゆき 夏終わる
4
ファンヒーター
(
ストーブ
)
が鳴いているので母さんの世話朝仕事3時間経ち
15
故もなく焦燥の闇這い寄りて歳経るごとに我食み砕かれ
10
薔薇みたい野生のキャベツ僕の色ロマンチックは遠くの畑
6
甘さ沁みる 祖母の言葉と シルベーヌ 祖父の背中に 道標得る
6
叶わぬと知りつつ祈る掌はただあたたかき血潮の流れ
9
うつむいて浮き世の泥に埋まるとき生まれたことの虚ろに問うて
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