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歌に燃ゆ情の炎に焼かるれば白き灰さへ念のゆらめき
7
失えど 変わらぬ日々と 口にした 昨日の僕を 決してやりたい
3
荷造りを終えてしまえば母さんの「おかわりは?」すら胸に刺さるな
23
公園の芝 駆け回る幼な子に吾子らの面影ふと重ねたり
20
美しき星の要塞 «五稜郭» 今や桜の麗し名所
18
孤の風に吹かれし大地に種を蒔く幸に疎まれ生くとすれども
8
笑い顔 彼の泣き声 愛しかり 守ってやるぞ 端くれなれど
10
何か見て 一目散に 子は駆ける 五月五日だ 今も昔も
11
剣道はガッツポーズを禁止すが決めれば奇声とアピールポーズ
6
突き放し 少し寄りそい 考える 一緒に行こう ザリガニ採りへ
12
二本の火 ゆらりと揺れて 重なりあう まだ消えないでと 薪を足す吾れ
9
誰も触れぬ 闇のなかでも あなたには素顔を見せたい月夜の園で
7
じゃがいもの旨さにハッと気付かされ さみしい気持ちと その解消と/見送りの駅で買ったベーコンとじゃがいものパンが美味しい!
9
春茜バケツに写るオレンジを庭に撒いたら緑が笑う
4
横槍でレッテル貼られ照らされて衣服の泥にも縷々と笑われ
3
気まぐれに いつもは行かぬ 店に行く これは佳きもの
明日
(
あした
)
もここへ
4
半袖を出すには早くて 来年の今頃ぼくを呼ぶ地名、何処?
14
燦々
(
さんさん
)
と
灼光
(
しゃっこう
)
の雨 腕を刺し
墨
(
すみ
)
塗り
込
(
こ
)
めたる 影の
路地
(
ろじ
)
に
入
(
い
)
る
19
夢かない 貴女と一日 過ごせたら なにも思わず 見つめていたい
12
農作業 素に戻りつつ 彼を見て もう安心と 笑顔で別れ
14
茶畑で 茶摘体験 子らを見て 緑と笑顔 癒されし午後
19
えい!ままよ!人差し指に願い込め
d
ポイントの毎日くじ引く
15
旅立ちと 題した手帳の 片隅に 君の名書こうと 残した余白
5
週三で四時間くらいのバイトしたい 守るものなどなにもないから
5
手を離すことが優しさだと思う
他人
(
ひと
)
に聞かれりゃそう言うのにな
4
運命だ 夢で落とした左手を君が拾って来てくれたこと
6
テント泊癒えぬ疲れを逆撫でる
(
有明の つれなく見えし 別れより
)
暁ばかり 憂きものはなし /030/100/壬生忠岑
6
容赦ないオバサンたちの品評にますます畏縮する露出狂
8
反射して茜に映える襖見て東向きでも夕陽に気付く
5
暑い夏 通り雨過ぎ 陽炎が ゆらゆら昇り 青葉きらきら 輝いて しずく滴り 露と消えゆき やるせなさ
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