春寒し 吹かれこぼれる 枝垂れ梅 おぼろ月夜に 夜の影朧 月に舞い消ゆ
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きみのいる世界にぼくも触れたくてしゃがんでみたりおなじ目線に
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泡と泡弾けるような一瞬のふれあいのため尽くす一日
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閉じられたきみの世界に触れたくてシャボン玉吹く繋がるように
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指先も鼻も瞼も唇もすべて使ってみているあなた
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言葉なき頃の静寂しじまに戻れたら世界平和は訪れるのか
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眼に映るすべてに心弾ませて発語なき子と手を繋ぎゆく
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どこまでも続く青空伸びる雲それぞれのみち船を漕ぎ出す
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お下がりの紺のブレザーボタン留めまわってみたり姿見の前
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諦めて 引き返しては なるものか 遠き頂き 目指して進め
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キリストの 徳高き道 歩もうと 望んでみても 長き茨路
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改札を抜ける心は軽やかに 私を追い越し光の方へ
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自らが 善を望めば 善を受け 悪を望めば 悪に落ち込む
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自らの 意思に従い 自らの 望み通りの 行く末となる
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5:30ごじはんの数字ながるるディスプレィにじりじり射しこむ黄金こがねの朝陽
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いいことを 強制すれば 悪いこと 道理に合わぬ 牢獄世界
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自由とは 変な人でも 生きてゆく そういう道が 数ある世界
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星空を剥がした指でゆっくりとぼくの秘密をめくらないでくれ
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変な人 他人のことなど 気にしない わが道を行く それでいいじゃん
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みんな変 それでいいじゃん 仲間じゃん 変人だらけ それでいいじゃん
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変な人 自分が真面と 思い込み 他は変だと 決めつける人
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湖岸凍つ 水碧く透き 静けしや 雪崩れ落つ 音なき音の 雪冠り富士や
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変な人 いっぱいいるなと 思ったら やっとわかった 自分が変だ
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空振りをイチローにならい頷いて描くイメージ明日の打席へ
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天仰ぎ咲く木蓮の清しきや木立の奥にうぐいすの声
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これからの 君の人生の 道程が どうか光で 満ちますように 
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晴天がを誘いて雪を割るこの辺りには春の花々
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暗くなり 今日一日の 反省会 反省するほど 何かしていない
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桜桜さくらさくら 花をいだきて 舞う月夜 永遠とわに散るなと 願いでつつ
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良かったよえらい目に遭うとこだった災転じて何事も福
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