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ひさかたの影入る月に霞立ちながめ降り落ち見るよしもなし
5
街灯が
滴
(
したた
)
る雨を つつみたり
桜
(
はな
)
前にして 何か震えり
11
何時も 国の象徴 頼りたる 何もなきこと わが
一日
(
ひとひ
)
なり
8
町会の桜まつりは今年から3月下旬に日程変更
4
トランプは風がなくても裏がえる風があっても動かなかったり
22
カラフルな 「またな」「元気で」「ありがとう」 透明な字で 「好きでした」と書く
6
えいやあとメンコ投げつけひるがえすその行為すらトランプには無い
18
原油高 急いでオイルを買い占めろ 今年一年の パスタのために
3
炭酸とレモン果汁をきらしてもお湯割りでよい陽気の日だった
8
現実を忘れるためのゲームでも権力などに勝てないでいる
6
朝野球 観て昼はまた 野球観て 夜は現地で 野球を観てた
7
きいてるよきくだけだけどきいてるよきけいわれずもうんうんうんと
12
メイドイン ジャパンの武器で あの子らが ころされる前に やめてください
19
打ち合わせ 終えて飛び込む とんかつ屋 勝利を願い ヒレをほうばり
17
パチリ ぷちり 弾けるような音がする。 苦虫を噛み潰した後で。
3
友の
娘
(
こ
)
の 花嫁写真 白無垢の 可憐な姿 木蓮に似て
18
幸運を祈っているよ自らの春を目指して飛立つツグミ
25
花びらよどこまでも舞え旅立ちの道に敷かれた新しい春
11
ほぼ月がない夜だから僕たちもキスをしましょう また会うように
5
花びら追い はしゃぎ跳ねてた樹の下に 袴姿の君 凛と立ち /卒業の日の孫へ
15
五月雨が慰めのようであったとさ
(
筑波嶺のみねよりおつるみなの川
)
恋ぞつもりて 淵となりぬる /瑤泉院 13/100
8
両手組み首から空へと
50
回エアー筋トレ富士眺めつつ
17
ランドセル 登校最後 君の背が 大きく光る 六年の時
19
初めての作家の本を手に取りて迷わず借りる君を知るため
23
蘭の花 ほったらかしの 二十余年 ふと気づきたり 子の育ちにも似て
13
幾度なく 盾突いては 困らせた 今尚主治医で いてくれて感謝
6
名を呼べば消えるものばかりの世界 言葉の外に立つユニコーン
8
ひれ酒の旨味に酔いし晦日月オレンジジュースの朋の相伴
14
何をして 何を信じて どこに行き 誰を愛して 何を望むか
6
人は死ぬ 人は生まれる 何のため 何が目的 この人生の
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