薬漬け 心の鼓動が脳を打ち 死にかけなのにああ生きてるな、と
3
「おいしいね」卵酒飲む横顔を見ていられたらもう、治りそう
16
日記帳 今日を過ごした人たちは いつか届かぬ過去になるのか?
5
再会が1000年後でもまた話そう 昨日の続きみたいに君と
6
優しい世界から零れた画鋲たち 踏まないように僕は踊るよ
18
電柱に乳白色が押し寄せる  年明け初日の燃えるゴミの日
8
「雨蛙、つぶらな瞳で何見てござる」「相身互あいみたがいのえにしにござる」
8
俺だけが 頭が悪いと 寝正月 何者でもない 男が目覚める
3
きみのこと大好きだからとくべつに1番でかいシールあげるね
4
瓦斯灯にそぼ降る雨の浪漫かなチェリーの紫煙に竜柄ジッポ
9
再生利用夢か現実かの曖昧に甘えて君に縋る
2
自己肯定 顔を埋めた日陰脈ってほんとにあったんだね
4
亡夫つまも好き 思い出に酔う寒月夜 久々に聞く中島みゆき
25
輝きの幕の向こうの君の顔 戸惑いながらまばたきもせず
12
加速する夜を迎えに新幹線 朝日が昇れば私は大人に。
6
「簡単に理解されない俺がいい」理解を求め心は叫び。
4
コンビニの無駄な明るさ吸い込んで親の年収超えない予感
18
「ご飯だよ」呼ぶ声さえもさえずりに聞こえる朝は奇跡と思う
23
声弾む友の電話はすぐそこにいる気がしてる距離も時間も
24
ふにゃふにゃと笑うあなたを見ていたい 宇宙が滅んでしまうまで
6
丹田にカイロで代謝上がるとかやってるんだが効果わからん
9
捗らぬ仕事の合間の検索は正月太り解消法かな
8
ワニ、獣、荒れた職場はジャングルだ 僕はターザン「あゝ〜嗚呼!!!」と叫び
13
洗濯機回る真っ白「ねぇ、こっち」幸せなんてたぶん二拍子
22
正月と普通の暮らしの境目がわかりにくいよ無職の吾は
9
麦酒ひとつ 飲む気になれぬ夜もある ビタミンCのドリンク飲もう
19
なかなかに叶わぬ夢も無駄・・じゃない溜めて潤すダム・・なんだから
15
複雑で細かい刺し子「綺麗やな」夫のひと言 励みになりて
28
阪急で 伊丹に向う ホームにて 豚まんかじり パソコン見つめ
32
年頭の 区政会議 挨拶を 終えて一口 珈琲味わう
20