桜色のそのつま先に熱伝う 無邪気なふりが なまめかしくて
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曖昧な世界の輪郭 神経は痩せ細りて文学となる
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雪が降る予報 施設に母預け 少し安心している私/介護
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強風に押し戻されつ突き進む あの鳥のごと きょうも前進!
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母が逝く 枕の下にひとひらのメモ 震える文字で 「げんきになりたい」
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我が田舎 還暦間近は 若い衆 吾より歳下 三人だけで😅 /内一人は吾の息子
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農閑期 伝統のある 味噌仕込 若手不足で 急遽参戦
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「生きている しくみがわかる 生理学」 タイトルに惚れ買った医学書
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積読の医学書たちを処分してきれいさっぱりミニマリストへ
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今日もまた日の暮れゆくをぼんやりと 五七五七七捻りなどして
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ワコールの赤い腹巻きあゝぬくい 温かさには幸せ詰まる
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「あのね」って あなたにいつも 言うけれど  続きの「好き」は まだ言えないの
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マンションを動けるうちに引き払い次なるステップ グループホームへ
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足元に散る花びらの主なし どこから来たの 私は香川
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駆け抜けてきたんだ すこし休みませ お腹あたため ねこを抱いて
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生きるには綺麗事など不要なの 生き抜くための手段使うの
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覗き込む机の上の望遠鏡 コーヒーとミルク 木星の渦
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血税をずっと収めてきたんだし 病気の今は保護受けさせて
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作業所(障害者用)で仕事をしても月八万 貯えも尽き資産もなく
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清楚なる白梅の咲く高尾駅 降り立てば吹く風のかぐわ
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寝ぼけ顔 そこに大きな ニキビあり 体の訴え 連休をくれ
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鍋つかみ両手にはめてフォッフォッとバルタン星人真似てた姉貴
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税金を武器と選挙に溶かすので 働かせては働かせては
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たくさんの思い出抱えて生きていく 墓場に入りきらないほど増やして
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大寒波訪れ予報のかたわらで われ関せずと眠る愛猫(あいびょう)
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大寒は暦どおりの寒波来て 面目保つ二十四節気
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風の音 空き缶カラカラ 回る音 静かな部屋に 薄く響いて
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年取ってできなくなって困ったと思ったもんだ。慣れりゃ普通だ
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あかき花咲きぬ去年こぞまで 山茶花さざんかの切り株からは 悲涙の匂ひ
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甘やかな乙女、世界はそれだけ おこりんぼの殿方も削げば無垢な少女のかたち
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