真直ぐに 進むばいつか 元通り なってしまえば 一つのリング
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迷いながら降る雪たちに選ばれて凍える地蔵に着せられた服
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推しメンは年長組のそうし君 さ行が言えず「7×1=7ちちいちがちち
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こんにゃくを生み出した人絶対に話はあわない確信がある
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ぽっかりと 心の内を からにして 海見ていたき 日がな一日
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早生まれ常に半年年下で免許もお酒も君より後で
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手の甲に ねこがあご乗せ しんらいの あかしであるよ 時よ止まれと
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君の期待応えられない応えたいまだあきらめてほしくはなくて
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ねんころりねんねんころりとねむりたいあんよもじょうずに頑張ったから
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ドバドバと砂糖溶かして飲み干した エスプレッソは苦い思い出
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肉厚のカーテン閉めて真っ暗の部屋で自分を探して眠る
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一日の用事を終えて一人時間 静かな部屋で飲む白湯うまし
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ドット数足りなくてざらざらしてる君の声とかその他いろいろ
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歯の隙間 誇らしげなる 子の笑顔 小さき前歯 生えし日浮かぶ
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めを閉じてみずの流るる円通の 年を祝いの 竹林の薔薇
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あなご丼の写真に引かれて来たけれど 想いを馳せる 雪の円通
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小寒に肉まん探すコンビニは 早や恵方巻き旗がなびきて
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厳冬の日を重ぬ後 春の如優しさ感ず 気温十五度
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一晩を 身を寄せあって 隙間なく 埋めつくしても 孤独な息吹
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私はね、この顔が好き 懸命に生き抜いてきた履歴書だから
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カチコチ、ぼぉん、回転、落下! 遠近、何方? ダリだかヨミだか知りはしないが!
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東京神田秋葉原ランとスキップ御徒町岡持ち握ってお饅頭
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はつのひは はらはらたゆたうはちみつの たれるみたいにとろけてゆらゆら
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まよなかのよるべゆるりとまろい月ひそひそたゆたうるりのお歌ね
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楽しいと思えるうちが華ですね爪の手入れや日々のお化粧
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外は2℃ 鏡開きは できぬけど 何か食べなきゃ ビスコでもいい
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十一時、サンドイッチを食べながら「お昼ご飯は何」と聞く孫
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極寒の風に吹かれて喫茶店 ハイビスカスの紅茶二杯で
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湯上がりに腰に手を当て瓶牛乳飲み干す昭和まだここにあり
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あと少しだけ、この愛が軽ければ 君のもとへ飛んでいけるのに 
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