直感を信じてハズレた時だって自分を信じた自分を誉めよう
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唐錦竜田の山の夏衣色はひとへに緑なりけり
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生活が困難コロナ後遺症5類の移行から一年も
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蹴飛ばした つもりもなしにタンス角 駆け出す朝の一歩目遅れる 
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3週目ついに不調が出始めて私も生き物なんだと知る/煩う・患う
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「絶対にわたしより先に死なないで」たったひとつの願いで縛る
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何もかも 上手くいかぬと 泣く君の しょっぱい泪に 甘味を添える
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日の出前 写したような 縹色 朝だけ会おうよ おやすみツユクサ
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朝なのに身に覚えある歌があり少し戸惑い深呼吸する
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画面では季節はずれの雪 脳内で粉雪のイントロ流れ
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空覆う厚き雲間に朝陽射し昨日の雨が無かったことに
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楽しくて楽ちんがいい我儘を言う古希にまだ欲があり春
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通院の母に付き添う帰り道 山寺参り水の音しずかに
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このごろそぉーっと明けるから起きるときもトイレ行くにも気を使う
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始発都市を過ぎると、ガラガラまだ連休モード余波か
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てにをはとことわざと四字熟語の使い方に過敏になったよ
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うたかたの歌詠みに癒されて、今日もありがとう
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草いきれ匂い立ちこむ畑にて 草刈る夫は夏を覚悟す
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カタンことん電車は行くよ、都心にむけてゴーと 隧道抜けてパシぱし📻と
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今日もよい日でありますよう、ご安全☺️
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始発通勤、だいぶ暖かくなったが、まだ長袖か、夏☀️近し
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立夏の候、六ミリにせしバリカンが唸りをたてて頭をすべる
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業務上必要だから話すだけ 構うことなく暴れる心臓
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同じ道何度も何度も辿るような思考が巡る眠れない夜
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預言者のような眼力を持つ老人が太陽を睨んで殺そうとしている
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しーん。って 音は確かにここにいて 君は確かにここにいなくて
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心から助けてほしいと叫ぶ声フィルター越しに取り除かれて
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浮遊して海底間際泳いでるどっちつかずの醜いうねり
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愛を呼ぶ純白の鼓動高鳴って胸の中で振り返る天使
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膝抱え翡翠の海で待っている巡る回転真理の啓示
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