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久々に 風邪をひいたか 重い腰 上げて加湿器 お手入れからだ
17
あんな妄想をしてしまう僕は多分君のことを愛してない
5
すいませーん ボールを拾って 投げてやる 別れ話を してる途中で
8
青天の
下
(
もと
)
満開の早桜 メジロを
誘
(
おび
)
き寄する 蜜の香
21
倉庫へと続く薄暗いこの廊下。あの人と二人、歩いた廊下。
6
同じ夜が配られたらそれぞれの窓にそれぞれのあかりが灯る
10
上の句も下の句ももう浮かばずに ただ時だけが浮かんで消える
12
「かわいい」と言ってくれたのはあなただけ。「付き合えない」と言ったのもあなた。
9
キラキラと
眩
(
まばゆ
)
い
水面
(
みなも
)
見上げると 飛行機雲が果てなく延びる
24
中東に 捧げる言葉 なけれども 虚心坦懐 鎮魂歌聴く
14
京の寺 友と座禅で 雑念を 洗い流して 一歩踏み出し
24
植民地支配のやうにアメリカのねっとふりっくすだぶるびーしー
12
並列で春夏秋冬って書くことに抵抗したい雪国の人
11
苔の森をオレンジの幕が閉じれば街の灯りを補うような星々
7
ママたちが見向きもしないおんぶ紐保育士たちは心に結ぶ
10
母と医師姉妹のように会話するナースステーションカウンター越し
10
カニューラもドレーンも下げてはしゃぐ子等小児病棟エレベーター前
8
許されて安穏感ず関係を持たず久しき月日流るる
13
孫に会うただそれだけの為国境を越えるかのよな受付業務
7
寒の戻り帽子おさえる手も凍え飲みにいくんだ呑みにゆくのだ
9
町内のスタバは異国のバル化してガラスづくしのそとにふく風
11
スーパーのいつもそこだけ品薄なぽっちゃり猫用フードの棚
12
ミモザ色に 願いを託し 植樹する 毎日会えるね 声もかけるね
14
旧友とお喋り尽きず二時間半 明日からの糧となりにけるかな
18
一番の老ける原因「血糖値の乱高下」だと主治医が言った
20
ため息で 伝えることは できなくて 昇進しちゃった 現場を離れる
8
ヨドバシで 電気ケトルを 買いました おすすめされた 象印のヤツ
5
問
12
ビカリアの図を描き損ね加点をば得ず旧理総
B
4
真夜中の 北西の風 寂しくて いきものがかり 「YELL」を聴く
15
目をそむけ 知らないふりを したけれど じわじわ怖く なりゆく世界よ
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