言の葉は 発信次第で 飛び火する 消し止めること むずかしきかな
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AIの歌に微睡む春の舟ゆらり傾く淡き島影
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気付けばや 小さなり箸 もの寂し いつしか長ず きみの手のひら
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顔色を変えて書類を搔き回す義姉の笑わぬ目の冷たさよ
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復讐の文字のみありて見送られてる人の隣で今発つ
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人は人それ変わらねど私には最早異世界異人種と見ゆ
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泣き顔を 夜のしじまに 抱き上げば 我が意得たりと 笑う小悪魔
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名残雪火を消すために使われてどうやら納期早まるらしい
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颯爽と 公道を駆けゆく 昭和レトロな車種は 我が目をも引く
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何の日か知らぬ筈なき今日なれど一言言わば当事者の日と
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溢れくる涙はそのまま流しなよ 優しき君の心なりけり
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ヘレニウム ※君の生まれた日の花の意味が全て僕で悔しい
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幻で良いから母を慰めて 夢に出てきて ぬくもり添えて/ココニャン様ありがとうございます
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うらやまし 仲良き父子の その中に 吾の入る隙間なきWBC観戦
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知らんがな。その哲学も、こだわりも。思いつつ淹れる、ぬるめのコーヒー。
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県庁の近くの大きい公園で薬務課の人が煙草を吸ってた
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傾けて季節巡らす仕掛けとは恐れ入谷のお天道様よ
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時計の針 止まったままの校庭に 子らの声無きも やがて桜咲く /震災遺構大川小
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あの日から 15年が経つ 今想う 変わらないのは ふるさとへの愛
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仕事の帰り道。一歩、また一歩。孤独が少しずつ軽くなっていく。
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買い置きと昭和な暮らし役に立ち助けられたを教訓として/東日本大震災から15
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虹の橋渡り切ったかタヌ猫ちゃん幻で良いたまに姿を
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ゆく人のうつつに惑う子らの声にぎやかなりや春の波立つ
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鎮魂の祈りを捧ぐこのひと日 心に刻む活きてる大地
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PCもスマホも持たぬ野球ファンほんとにないと困惑の淵
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無理をして観ずともいいよ春の陽に 心のままに祈り深めよ
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いつか来る 拒まれる日まで 子に授く 泣いて求める 肌の温もり
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歳甲斐の寂し 明け暮る空蝉の子安貝かな つばくらめ舞う
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スカートのゆらぎを気づかれないようにそっと心の窓を閉じてる
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けれど吾の想像力はちっぽけでほらトマホークだよ、ジョン・レノン
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