「ごめんね」と言えない言葉が喉奥に詰まってしまう息苦しい日
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高額の現金を持つ。本名を知らぬ娘の学費になるそう。
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担任に 正座させられ 鉄拳を 百発浴びて 吾まだ生きており
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こごへる夜 黒縁写真の 妻と父 吾の作る鍋 お椀で供へ
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詠へども記憶からっぽ僕ひとり文字を光らす魔法の中で
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曾孫ひいまごはバイバイと帰り行くママに抱かれてニコニコバイバイ
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授産所で求めし毛糸の襟巻きのひと針ずつにぬくむ雪の日
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スコッチのピートの香り膨らみて 全身巡る休日の余韻
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普通とは 愛し愛され 守られて 虐待なんて もってのほかと
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梅の香に思いを馳せるティータイムこれで少しは賢くなるかも
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投票日 お誕生日 マラソン大会 なんか明日めっちゃ忙しいな
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音が止む 聞こえないのに降る音がする 雪国育ち 雪が聞こえる
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眠る恋 海底から聞こえた あの声は 海松みるのように 靡いている
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「パルティータ」 バッハのように 演奏す 何かヘンだよ マイオリジナル
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「ですね」から 「だよね」になった 瞬間も 気付かないふり 気付かれぬよう
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訥々と ご飯の供は 語りけり 浄き一俵 清き一票
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富士からも 見えるイケメン 長身の その名はイトー イケメンスギー
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暖かく 陽だまりのごとき 母の部屋 うつらうたた寝 亡き母の夢
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改札を抜け ほんのりと 梅の香の広がりぬ家路 つまと共に
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とりあえず外の空気を吸ってみる 遅すぎるなんてことはないのさ
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「おめでとう」 乾杯の声 高らかに 吾を母にせし 子と酌む地酒
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想像が 想像を生み 着膨れて 安保法制 民救われじ
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隠すほど 頭を垂れる 政治家の ぬる湯に浸かり 禊ぎすみたり
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古今集いい歌ばかり面白い一首一首で味わいがある
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この世とば幸せものはうらめしいつまらないとな思う我が身が
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午後三時 鳥のさえずり 風優し 寒戻りたる 明日に備えり
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なぜだろう幸せになる四葉がなみつける奴は幸せなのか
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弱者とは 強者に狩られ 私達 生きる世界の 切ない真理
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サッカーの グランドに雪降ったよと 喜ぶ孫メールに安心せし
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帰り道ため息交じりで空見ると、頑張ったねと淡い夕焼け
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