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遊歩道 頭上に一つ ユスリカの 夏たてる 雌待ちの蚊柱
10
雌待ちの 蚊柱くぐる 人の群れ いづこより来たりて いづこへと去りぬ
10
jubilee 星座が遠く離れるたびに地価は上がる、うまくいかないね
5
洗剤の量を間違え部屋中がフローラルな僕になってゆく午後
32
わたし線各駅停車 全駅にスイッチバックあるようなもの
8
梅の園 春の夕暮れ 来てみれば 山の端かすみ 香りぞ溢れけり 朧月
6
力より
均衡
(
バランス
)
だよと 教えられ ぶつくさ言うも 「
YOGA
(
ヨ ガ
)
」に精出す
19
脳トレで 「
✊・✌・✋
(
グーチョキパー
)
」 効き目あり もちろん足指 ジャンケンです
17
真っ白な
大雪山
(
だいせつざん
)
の稜線と 目線があえば 洗われる
眼
(
まなこ
)
32
あいしてる そんなテンプレ 落ちると 思ってるなら ないわダーリン
5
足曳きの花の追っかけ四日間 恵みの春は深き眠りへ
15
優しさが 我が身に届く この香り 思わず手に取る 柔軟剤かな
16
春寒に草むしり置き日帰り湯 炭酸風呂に皺肌喜ぶ😀
23
春秋も知らぬ
常盤
(
ときは
)
の山隠れ花も紅葉も見ずは
長閑
(
のど
)
けし
15
教科書を 使わぬ算数 課外授業 子らも少女も 足もとはずみて
10
オシメする間ももどかしく季ちがいの
木瓜
(
ぼけ
)
も咲いてる俳句の会へ
13
東京の双子パンダの帰りゆく「人寄せパンダ」と辞書に遺して [題詠 東京]
13
南丹の 事件報道 間延びして 救われないよ 地元の人たち
13
「
長
(
おさ
)
」にして 争いの種 撒き散らし 血で血を洗う 世界再編
11
公園で駆けるおさな子 後を追うじいじの笑顔に 緑の風吹き
25
カラオケのなぜに歌えぬプロの如喉の力みにさよならはいつ
14
依存などわれにあらじと嘯けど刻一刻の大谷を推す
13
寝返りを打つたび揺れる胸の内 もう辞めてやる ここは我慢だ
26
朝陽射す 垣根しなだれ 朝顔の 陽背負いその影 薄れ消えゆく 暮れなずむ
6
しらべこそ歌がいのちと思ひなばわが耳問ふてうたひ続けむ
14
春の宵 霞かかりて 朧月 その影射し 桜舞い散り 水なき空に 花いかだ
7
生きる道同種同族同じ顔はずせない枷止めれない嘘
14
君の笑顔幸福すべて嬉しいの私だっておんなじなのに
6
故郷に向かふ列車に身を預け
吾
(
わ
)
に戻りゆく旅始まりし
19
公園を 螺旋を描き ツバメ二羽 風を切り裂き 曲技飛行
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