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平和国家の看板外し武器輸出じゃんじゃんやると荒き鼻息 /施政方針演説
5
くたびれた癌ができたと苦笑ふ五木寛之九十三歳 /中咽頭癌ステージ2
6
この街に 何年ぶりかの 雪が降り 小5の僕が スマホを翳す
6
我という者消え彼になる演技者に まだまだ青き哉「我」
6
フカヒレの姿煮箸に触れしときヤワラーのかの暑き日思ほゆ /バンコクのヤワラー通り
6
月は銀 太陽は金で 銅は金星 やっとわかった バイメタルなきみ
4
あどけなき
貌
(
かほ
)
を見せつつ
足下
(
あしもと
)
はわがものとせし悪茄子かな
4
転んでも タダじゃ起きない 人生に お天気マークが 咲きますように
7
年々のならいの如く今年また春節際の獅子を見に来つ /神戸南京町
7
父法要 帰省し息子と夜の語らい 互いの平穏 確かめ安堵す
11
流れゆく 時が止まって しまいそな 田舎の町にも 歴史がある
12
身を起こし背を押し父のぬくもりと「有難う」との声まとうなり
17
子は大事 では何をする 問うてみる 原っぱは失せ 自然なき世に
11
朝まだき
荒
(
すさ
)
ぶ心と通院へ闇をぬければ白雪の富士
25
いつの間に セリフ音楽 諳んじて CM効果 実感したり
10
お祝ひに 遠くの友へ バースデーLINE スタンプと一首を添へ
18
大花火 しばし現実逃避する 上げ損じれば 下草も焼け
7
見上げれば 雲ひとつなき 青空よ 今日の善き日を 告げる朝かな
14
「力と金」にひれ伏せば ヒトラーの霊 いつどこにでも現れる
9
こんなことやれてた筈の布団干し夫の手など当てにせずとも
31
粉砂糖ふりかけたごと朝の雪昼には溶けて雛飾り出す
19
口先に花弁
咥
(
くわ
)
へしヒヨドリの落とし拾ふを見る散歩道
34
日替わりでセンター飾ったネクタイは今や不動の箪笥のセンター
18
如月の 吉報待ちてサクラサク 若き息吹に六花溶け落ちぬ
20
心地よきは「外来」を済ませ茶を飲みて机に足のせまどろむひととき
12
田の雪は毘沙門天か野仏かやらずの雨に童心溶けて/折句
17
喉仏やはらかに刺す微炭酸 吐いた言葉 呑み込んだ嘘
13
お客様 チワワと来場 顔を近づけるも 吠えられ首が 竦む羊駝達
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朽ちてなお 守り続けた 東の君 友と再会 何を語った?
3
ホルストよ 金星のその光は本当に平和と呼べるのか
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