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命日が来るとかさぶた剥がされて家族と言う名の病か呪縛 

われもまたひとりのトマスきずぐちにゆびさし入れてなほもうたがふ 

引越しの段ボールが部屋を埋めてく さらば青春、もう帰らない 

会いたいと書いては消してを繰り返し下書きばかり増えていく夜 

さくても猿の顔して南国の猿には猿の地球のサイズ 

筋肉の塊として尾を上げつ下げつイルカはいうことをきく 

てきとうな浴衣の朝は片乳の絵画のようになっているわれ 

ぼんやりと 浮かぶ手鞠に 驚けば 逢魔が時の 白き紫陽花 

受け取った 袋の重さに 頬ゆるむ 腕に抱きしは 我が宝なり 

抱き枕代わりの可愛いぬいぐるみ きみの名前で呼ぶのはないしょ。 

さらけ出た首をあなたが柔く食む そのまま噛み契ってくれないか 

梅雨空が落とすしずくは葉まだらに伝ひてぱらりぱらぱらぱらり 

雨と鳥と川と私の息遣い生きているからいつもどこかで 

その皮膚を感じていたいこんな日は冷え切った部屋で温もりを共に 

抜けるような青空に登る線香の煙と共にしばし微睡む 

きつねには穴あり鳥にねぐらありガリラヤの丘葡萄熟れつつ 

しめっぽい国のしめっぽいところが 横目で見ながらしめしめしてる 

二番線ホームにいまはないはずの赤い電話から聞こえるきみの 

常識に囚われていた僕達の生きてる場所は箱かもしれない 

ピンヒール爪先立ちの恋をした あなたの背丈+5センチ 

痛気持ち良いのがメンズリブの良さ 広めていこう僕らで共に 

マクロにもミクロにもまだ山ほどの問いを抱えているメンズリブ 

常春の国に住みたい もう暑い 風薫る五月なんてなかった 

今日何もしなかったから疲れてる 星がジロジロこっちを見てる 

飲み込んだ言えぬ想いが身を焦がす地獄のような恋をしたのだ 

育てても虫が食べちゃうスイートバジル やっぱりうちのは美味しいのかな 

‪うつすらとひたひにあせのにじむ子の髪かきやれば夏野のにほひ‬ 

五月雨の晴れ間をいつと待つ浦船心尽し筑紫経る(降る)日数かな 

五月雨の晴れ間の月を待ち取りてまた色変ふるあぢさゐの花 

海と空まぜこぜにして境目を失い溶けるネモフィラの里