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「普通」という名のバスをまた見送りて 私は私の歩幅で帰る
29
「しわよせて笑うお前の顔が好き」と言われて汁粉煮るお人好し
28
冬木立 固き蕾は着々と春色ロケット カウントダウン
22
「焦げたね」と笑ひて囲む夕餉なり林檎剥く手はあたたかくあれ
25
寒風に乗せて届けるこの想い 愛しい君へHappy Birthday
25
愛してる。ああ?愛してる。
(
奢った3000円、利子つけて
)
愛してる→→「レターパックで現金送れ」
6
老三人久々に会い会食の話題はやはり迷路の未来
24
帰宅の我 見つけてリビング 一直線 ゴロンと仰向け 「へそ天」にキュン
11
馬の骨いいねと父が言いました誰もが無理をしている家で
13
可惜夜を ともに過ごせし 君さえも 淡き記憶と なりにけるかな
8
練りに練り 練り切りなどと 呑み込めば 練られた歌の 寝心地のよし
19
寝付かれず 言葉さがしを 延々と…見つからないまま 白々と朝
12
冬の午後 移ろいゆく光 まどろむ猫は 寝場所を探し 陽だまり渡りて
8
水色の 空に浮かぶや 半月の 淡き光が 吾に微笑み
26
吾は良い この
猫
(
こ
)
にだけでも 健康を 返してやりたい 切なる願い
27
僕の持つ望みだったり悲しみが君に理解らなければうれしい
7
要らぬもの余分なことと見つめても言い訳探しまだここに、まだ
8
裸眼だと あなたが増えて見えちゃうの まるっとみんな 私は愛す
7
毎日が出会いの仕事 友がとどけてくれる今 そして知る『今』
8
円高とニュースは告げる夕餉には安くなりたるものは並ばず
9
みどりとは赤子につけばみどりごに髪に付ければみどりの黒髪
23
しなびたる食堂の隅泣きぬれてうどん啜ったことありますか /中島みゆきさん「わかれうた」へのオマージュです(笑)
14
この俺の帽子姿がオシャレだと 帽子を脱ぐと何と言うやら
11
誰も居ぬ事務所でひとりティータイム社長の椅子にふんぞり返り(私は末端社員)
16
一生を憂き世の外で生きたからそのまま退去させていただく
11
悪かった、悪かったって終電でくまを抱えたひとが寝言を
12
通勤路 朝陽に道が照らされて 鏡のようで 怖すぎまして
22
人ん家の黒猫を見た今日もまた良い日なると信じてみよう
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牛飼いの牛引く綱の切れ端を持つともなしに牛待つひとよ
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かけぬける馬の背追わず道草を喰むは愉しき牛のやくわり
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