雑踏のモハの車両を貸し切って君と過ごした一駅の旅
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なるようになるしかならぬ選挙だがどうかこのうえ悪くしないで
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久々に家の電話にかかるのは懐かしき人選挙期間で
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観たかった映画がサブスクご褒美だ「スマホ×ステレオ」プチ映画館
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乗り過ごす眠りをさそふ温度よな 電車のシートはまんじゅうふかし
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最先端 翻訳アプリ 操れど 我は普通の 会話がしたい
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真っ白な皿に積もりし埃だけ拭かねば固まり汚れとなりて
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雨粒が私の涙を連れて行く 世界を巡る旅の途中で
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青らしき明けたばかりの冬空を 塗り籠めていくうすい排ガス
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青い春 頬杖ついた 君を見て  シャツのぼたんに なりたいと思う 
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思春期は つら険しく うるわしく  『生きる』が多く まれし日々よ
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豆まきて 鬼諸共もろともに 大寒も  次の年まで しばし隠れる
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もう会わない人のために綺麗な字を書く朝
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とにかくもう走りたくない 17の電柱の横を駆け抜ける朝
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遅刻した彼がマフラー踏んづけて 教師よりず 私に謝れ
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留守録に入った自動音声の詐欺のデタラメ聞いてる厄日
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戦闘機 隣のあなたの声も消え だからうつ向き咲くの、白百合
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バーコード打って息を吸う ころしてる 今のための今よBeReal
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僕ひとり籠って詠ふ玉手箱 更ける冬日の午後の光に
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福祉課の介護保険のアンケート幸せ度数満点に◯
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ひょっとしてよく間違えるAIは馬鹿のふりして様子を見てる?
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神様はときに意地悪へそ曲がり皆んなの運命ちょちょっとイジり
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競走馬スパート掛ける可動域グイッとひと伸び勝利を掴み
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散らばったレゴブロックに埋もれてる、クリアパーツが宝石だった。
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目覚めたら 目の前にキミが 笑ってる 俺は黙って そっと目を閉じ
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甲斐もなし 技巧に走れば寸詰まる さらさら流る水の素直さ
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雨雲の通らぬ睦月 渇きをる露地ろじの椿は 無事に咲くのか
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親ほどの老人たちの散歩道「よいお天気で」と交わす寂しさ
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肩こりと聞いて手を止め真似をする日暮れお勝手ラジオとわたし
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戦争のできる国にはしたくない婆の繰り言願うは平和
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