作るのも 美味しく食べるも どんとこい 片付けだけは ややDon't 来い…
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冬ごとにストレスだろう難聴になるほど嫌だ屋根雪下ろし
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もう五分わんわん泣く子抱き上げた 甘えるでもなく辺りを見てる
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寒さ増す空き缶転がる乾いた身を縮めつつ家路へ急ぐ
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花粉飛来 鼻腔に春を感ず人 だうか ご自愛なさりますやう
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はねはえてかいぶつになる夢を見て意識虚しく時針は廻る
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頼むから ずっとそのまま 猫被れ 仮面の下は 鬼の形相
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おとなしい 新人さんも 年明けて 自信がつけば 鬼の形相
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トヨの上を滑り落ちゆく雪のように 滑って跳べると夢想した頃/子供の頃 屋根の上で
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来年も一緒にいたい そんなにも 大きな願いであることもなく
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仕事では 細かいルール 遵守する 人も無視する 制限速度
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日本人 右向け右の 性格は 親から子へと コピペーされる
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叫び声 大きな音に救急車 翌朝見たのは 通路に血痕
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来なかった死と同じくし生もまた用心深く私を避けた
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ああ何で忙しい日に出遅れて焦って悔やんで開き直って
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恵方巻き 『私を選んでとばかり』に笑ってる さて、どれにしょ
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有り余る人とものとに囲繞され今日もつぶやく自然法爾と
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言の葉を きょうも紡ぎて 想うこと  何気ない日々 こころ動く幸せ
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春風はトリガーとなり丁寧にかけたカーテン雑にめくって
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人肌のほどよき紅に湯煎され今日のつとめのこのほかになし
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「『ナマコ好き』ってワイの一番あかんやつ」言ってみたいな軽い調子で
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百均のデザイン良すぎるバーコード見失いつつセルフレジする
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あんたらはどれだけ楽をしてるかと惰眠貪る猫に言えども/家猫
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降り続く新雪の上点々と猫の足跡よく生きておる/野良猫
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淹れたての コーヒーの香りは 僕をまた 君へといざなう 飲み終えるまで
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駅が好き 電車が好きで 毎日の 通所は吾の パワースポット
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チビ猫が ねこベッドから 生えている 壁に映る影 やっぱり猫耳
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消パイの出づる処に除雪来ず 道幅徐々に狭く成りぬる
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節分の朝に 歪なりんご剥く マーラーカオは 正義と思ゆる
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カーテンを引けばもったいないほどのひかり届きし節分の朝
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