昨日から記憶が全くない僕は 同じお酒で三回吐いた 
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我家わがいえの パスタ担当 大臣が  ブレへん味を  確立した
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存在はいつの間にかに 次の世に 日の出日没 月見えぬ夜に
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コンビニに 買い物に出る 春の夜 ふと見上げれば 北斗七星
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万博の 流行りすたりも烏兎匆匆うとそうそう 徐々に見掛けぬ «ミャクミャク»ホルダー
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食べられる そのためだけに生まれたの 最後は優しくスライスしてね
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無自覚な自傷行為か高鼾たかいびき 血にじむほど喉を震わせ
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「句またがりとかしちゃうからあんたってモテないのよね」 ああそうですか
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リクルートスーツの彼女の哀しみが伝わらずとも沁み込んでくる
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酒に酔い床に寝転び見た夢で昔の俺が何か言ってる
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缶ビール 君は優しい嫌なこと流してくれる でも行かなくちゃ
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「闇だけだ 俺をわかってくれたのは」友が遺した遺書の一節
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ゴハンよと猫を呼んだらお爺ちゃん必ず来るの同じのでいい?
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風光る 花の木の下 桜散り 葉桜茂れる 匂いむせびて  夏は来ぬ
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飛行機に乗ってどちらへゆき女婚活のためちょいとヒマラヤ
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健康茶 飲んでいるから 大丈夫 管理アプリに 喧嘩売っちゃう
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触れもせず 「金」きん在処ありかを 引き寄せる 人の業とは 絶えることなき
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寂しいを伝えるために言の葉を探し集めて並べ項垂れ
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雨のまえ微かな匂い首傾げ 空に手を差す淡い影きみ
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ゆっくりと浸かる湯船のナフサ由来あれもこれもと数限りなく
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くだらないくだらないよねくだらない くだらないからくだらないんだ
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子供らへ 夢があるなら海渡れ 残念ながらここに夢なし
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綺麗とか  控え目やとか  せやのうて  人は見かけに  よるもの思てる
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子供らへ 君の五感を信じよう 君の世界は君が見たもの
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子供らへ テレビネットは嘘ばかり 個人情報役人のため
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無菌室から生まれた子引きこもれ 残念ながら他に道なし
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忘れるな僕は動物神じゃない 飼いならされたら生きていけない
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行き場なく 迷いたりける 道あらば 逃げる事あり 長き人生 (★)天災や犯罪
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頂きを覆う霧間に光射し 映す裾野にみどり萌え立ち
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ひび割れを 簡易塗装で やり過ごす 突如の被災 家は崩れり (★)天災や犯罪
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