錯乱母、異稚児、パパ嫌に聞こえる  ふざけてないことが怖くない?
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夢を見てばかりいられるわけでなく夢を叶える力も持たず
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友だちを 大事にするとか しないとか 表に出すって 友だちなのか?
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幸せが くる年までは 難ければ 晦日限りの 命ともがな
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温もりぬ冬の日差しに包まれつ 咲きぬアロエの細くあかき花
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その傷の凶器が言葉によるならば 治し方はまだ見つかっていない
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公園の子供の声を騒音といわぬがほんとは思ってしまう
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降る雪が全部積もらぬタイプなら求めていないメルティーキッス
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昼休みいびつな四角のコートの中で上着脱ぎ捨てボール投げつけ
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選抜隊いよいよ遠征 門出の門 険しき山の魔獣へ挑み
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今日バスは雪で止まったそれなのに凍えるバス停無表情
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降る雪のうたは結晶 手のひらで溶ける煌めき想ひ滲ませ
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日が上る 午前六時に 目をつぶり 母出勤の 音を聴く
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ひび割れたアスファルトに雨染み込んで タンポポさいたタンポポさいた
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ねぇ、あのね... まだ素直には なれないな いつになったら 伝えられるか
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六角の冬は結晶 春は溶け桜は五角 薄紅うすくれない
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届いてる? 三十一文字に 込めました 貴方だけへの 好きの二文字
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耳の底 残るあの嘘 消したくて ついやり過ぎる 耳かきの癖
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滝の如 溢るる作の浮世かな 滝よ凍れと術に励んで
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せかせかと生きてゆくのは使命感 狭間を生む作品と虚構
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冬の夜乾燥予防の布マスク自粛手作り「ご自由にどうぞ」
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来客にすました高い声を出す米寿の母の現役感よ
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絶滅危惧種のうさぎとそうじゃないうさぎが並んで月面走る
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クレヨンでスケッチすれば色がゆびにうつる、どこまでが絵なのだろう?
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ぜん人類の言葉みまんの気持ちをさ 海に投げこんだ滅亡ぜん夜。
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ただ焦がれ貴方に会えたそれなのに 遠く掴めぬきみの手のひら
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妻が言う「一人になったら二度寝する」 「了解です」と三顧の礼す
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命より大切なもの失った人だけそっとこの指とまれ
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一日にりんご一個で 医者いらず 福クッキーも 今日こそ食べる
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ちま猫ちゃん おこめすいなんて こうぶつよ とぎじるは おはだ つやつやになる
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