草原で春風がレジャーシートを突き抜けて今日は小さな祝祭日
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するすると心の隙間糸垂らす 依存か愛か呑めば同じか
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元気玉 みんなの力を借りる技 みんなこの短歌にいいねをくれ   いいね、いいね、え?いいえ?
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debrisと冥王星が待っていてポイント・ネモは青空にある
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いつか見た青の世界に落ちていく大気圏より透明な海
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五年先 十年先も 可愛いと 貴女に言える 未来を信じ
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食べ切れぬ ぽんかん貰い 有り難く  次に何をか じいさまの為
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前に海 背に山控え 串本の 昼はとんびに 夜は鹿の音
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いつまでもベビーブーマー (baby boomers)と呼ばれこしが今日にて吾は七十八歳しちじふはちなり
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心地良く 寒い空気と 温かい 吐く息眺め けふは良きかな
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年明けに 急な豪雪 いとおかし 「本気出すなよ、冬将軍」
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ただいまと鍵をかける箱庭は 六畳一間の独房ワンルームにて
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これからのあなたの過ごす毎日が満ち足りる日でありますように/20260130
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自由律短歌ってどこまで自由なん?これも自由律短歌なん?
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唇の渇きも知らぬ恋だった リップの硬さにふと、そう思い
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松雪草スノードロップ 白く儚き 君なれど  少し怖いな 花言葉がさ
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玄関で立ち尽くしたまま祈ってる君の夜が、明けますように
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贈り物包装優しく解くように私を大事にしてくれるひと
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かわいいね まだ柔らかい足の甲きゅっと丸まる硬いつま先
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オレンジに熟すクチナシゆらゆらと枝葉の揺れる風冷えの午後
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寒中は 生きていること 思い出す  凍えた両手 包む両手に
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この雪は私のために降るのです 私を隠すために降るのです
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重雪よ今は兎に角降りたまへ 二人の時間をまだ留めたまへ
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そうだ今、振り返るなよセブンティーン 知らないままでも、それでもいいんだ
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豪雪を思えば心苦しくも 風花舞えばふふとときめき /雪の積もらぬ街で
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笑い声あかるいナイフとなって降り僕の輪郭削りとってく
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優しさを 持ち合わせたる 君の目に 映る未来を 共に生きたし
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ソリをした斜面は枯れ草見えていてベージュと白でお菓子のようで
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鼻かんで ぼっこと鳴った 左耳 なんか聞こえが よくなったかな
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冬越せぬ 花のむくろを 土に埋め 来春にまた 逢はむと願う
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