「つまんねえ」口に出したくなるだらう決めつけられたここにゐること
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伏せし妻 匙くちもとへ運ぶ夫  寄り添い生きし 老老介護
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記録にも記憶にも残らないぼくらの仕事は大河の一滴
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エーアイAIの 珍回答に 困惑気味 ただただ普通の 答えがほしい
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ばるより瑞々しいね私たち ただ空見やる瑠璃のふたりよ
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ダリの絵を 鏡に映し 世界見る 自らこそが あな如何(いかが)わし
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ああそうか木の葉は小さな翼だね散るまで羽ばたく季節の風に
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無い物は 別にいらない ったもの 返せ、返せよ 我慢ならない
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無関心 強きに阿(おもね)る 人が増え いつの間にやら 「弱者」在り
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答弁が 何か白ける 予算委の 三分の二超え 台本通り
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吾に近寄る蒼瞳羊駝きみの動きに笑えた日 だるまさんがころんだみたいで
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泥濁る溝に小蝦ざりがに釣りし日は舗道となりて靴音のもと
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白雲に 匂い立つよな 桜花 遠くから見る 桃源郷
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美しい一枚の絵のような黒羊駝きみの姿に一目惚れ
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毎日が ただなんとなく 過ぎてゆく 苦がないだけ ありがたいかな
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眠い朝 目に鮮やかな みどり色 菜花の里に 春隣はるとなるなり
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足を止め 朧月夜を背景に 梅を眺めつ 風に身ゆだ
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来年度 新たな組織 改定に 頭悩ます 適材適所
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君と我 互いのぬくもり分けあって 過ごした時間 減りゆく春へ
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雪解けも彩り褪せしさくら草 運命さだめを生きる輝きの外
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眠りから覚める合図や梅一輪開きて庭の色づき始む
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樹々の間に小さく聞こゆはそら耳か優し調べは春の声やも
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降り積もる 雪に吸わるる 音もなし 霜柱踏みて待ち人来たる 灯り灯り 馬いななくや
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ふき味噌の 香りと苦味のハーモニー 春の息吹を噛みしむる朝
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ベランダにそそぐ春陽はるひの強さ増し庭の雪塊もちりちり昇華す
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春寒(はるさむ)に 悔いることなし おぼろ影 陽射し影朧 夢かうつつか
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春立ちて 花こぼれ散る 枝垂れ梅   おぼろ月夜に夜の影朧 去ぬ後ろ影  
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滝つぼに 梅の花 散る 樹つららの  雫したたり  梅の残り香
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子の熱に眠り削りて添う母に 豆電球の明かりやわらに
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応援と 寂しい気持ち 葛藤し 誰にも見せない 零時の涙
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