海の声。夏の残像夕立に君は前髪濡らして俯く
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鰯雲眺めてるのか屋根の猫降りて来なさい秋刀魚あげるよ
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今日で閉店 雑貨屋のフロア 無造作に積まれしグッズ 影を潜めて
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猛暑去り 戻りし土曜の公園に 木立を駆ける 子らの笑声しょうせい
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猛暑日に 鬱陶しさを 覚へても 秋風吹かば 何故か淋しげ
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物理的 泳ぎきれない 向こう岸 アルベルトさん 教えておくれ
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霧かかる早朝の空羽ばたいた影は鳶だと信じて笑う
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目覚むれば 明けゆく空に東雲の 白鷺一羽朝焼けに飛ぶ  
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わんぱくが見知らぬ我に手をふればつられて返すひまわりの園
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ごそごそと夜中に起きて小便し秋用ダウンの布団を探す
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早めに避難して下さい避難場所はどこですか歩いて行けますか
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秋なればため息ひとつこぼれたり 来し方のいろ うすき気のして
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夢は夢 いま目の前に ある事に 夢中になれ!と 戯言を言う
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少しでも眠れたときは良かったと認めてやるよ自分のことを
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君とだけ指切りできない 赤い糸結ばれてるから切りたくないから
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グレンヴル万年雪の峰々は神代(先カンブリア紀)の空に聳えたりけり
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救世の勇者によりも眠そうな君の皿洗いマシンになりたい
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氈鹿の髭よりひとつ虹色の滴り落ちる銀の雫よ
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話し中 電話の冷たい アナウンス しばらくたって… 架けとんねんな
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おやすみ♡のLINEスタンプ 早すぎない? ゲーム覗けばガチ勇者いた
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一年はかくも短きものであり 最後の洗剤の封を千切る
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街灯に夜雨よさめ照らされ輝いて今日だけここは星の降る町
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生きてきて何も良いこと無かったなきっと死ぬ時同じ思いだ
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会うと 何もかも 投げ捨てたい あなただけが いればいい世界
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母さんが「ここが一番いい」と言う死にたいなんて言えないじゃない
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母親は子を産み育て巣立つまで鳥の世界と同じと思え
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思い出は残して辛いこともあり燃え尽きぬゴミに出してしまおう
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あぁこれがあきらめというタイミング舟のテープが流れるように
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戸惑いも迷いさえなく若さとはきらきらというその日々のこと
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貴方には財産価値が無いものも私にしたら違う価値観
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