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行ズレやルビの反響、並び文字Utakataアイテム ザクザクなのね
11
触れなくも七十年代曲流る 頬赤らめる我 見る人もなき
18
幾たびも出し入れしては思い出の甚吉袋や『おわら娘』の
11
原詩とも夢ともつかぬ歌の香は満つる月みて蕾ひらかせ
21
穿つ夜に抱える闇は
髑髏
(
しゃれこうべ
)
頭へ噛みつき夢をも喰らひ
11
叔父さんを何度殺せば済むのかと叱られていた奴思い出す/嘘ついてサボる
20
寝湯の
我
(
われ
)
BAARAが造る 水流に
以
(
も
)
て
枯
(
か
)
れぬ様 すこし踏ん張る
/
我もBAA
22
失望も過剰な期待も生まれない過不足ないのは多分幻想
21
言外の意図お互いにミスリードしてすれ違う推察の罪
19
街宣車 子育て世代を 助けると ふれ回っては 寝る子を起こす
12
留年の二文字を振るナイフから 逃げ切るために解く過去問集
21
人は皆 知らぬを恐るる わけでなし 知り覆る 今を遅るる
4
喧騒の遥か見上げる駅ビルの無駄で虚しい旅路の終わり
10
組み立てに、必ず二人用意して。ネジを締めたら戻れないから。
4
親孝行したい時には要介護これさえ愛と呼ぶしかなくて
19
なぜ人に怯える人を馬鹿にする?犬には涙ながすくせして
5
みつみつと雫滴るつららかな冬の温き日にたまゆらの露
22
会えなくなってからあなたを暴くような冬の光だ
3
えッ逃げた?逃げたみたいだ逃げたのか逃がしてやれよ逃げたいんだろ
15
不合格通知で折れるナイフなら 今の私が研ぎ直すんだ
18
平日の暗闇の中 反射した顔が轢かれる先頭車両
7
過去というナイフ持った俺が来る 刺し違えても未来を守る
21
君のことを忘れるのにお金がいる タトゥーみたいな愛し方をさせて
6
孫の背に 花が咲きたる ランドセル どれも可愛や 祖父母のイオン
12
逃げ道はすでに破滅で埋まったし血まみれの手で解答埋める
14
顔見ると ことば少なく 交わす父 いつからこんなに 細くなったのか
10
引き寄せて 強く抱き締め 一言。と なんどもなんども 反芻したのに
5
華やかに 車両彩るラッピング 乗れて幸福感なる通勤
23
耳搔きに うっとり目を閉じ 我が愛猫 癒されてるのは わたしの心
10
義父は今霞む記憶の実在を日向の椅子に見つけたようだ
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