Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
2
3
4
5
6
7
8
9
10
…
次 ›
最後 »
誰か手を貸してください 絡まったチェーンを解いて私に着けて
7
寒き朝 鍋に残りし煮凝りの 飯に染み込むゼラチンの汁
24
憎むなら 俺を憎めと 奴に言う 俺を選んだ 君は正しい
8
くうふくか ジュウデンぎれか わからない くうふくなのか ジュウデンぎれか
5
俺が昔 名詞だった頃 父親は 動詞で お袋は 形容詞だった
10
俺の手を 湿ったジジイの 手が掴む ガタンと揺れた 満員
5
年六度 季節の行事を飾る棚 心ほんわり温き場所なり
27
冬の夜救急に立つ半袖の温きナースのみ手にゆだねる
32
医師募集に「年齢不問」を目にすればありがたけれど侘びしくもあり
10
まだ暗き公園の中見渡せば枯れた木々には鳥たちの群れ
20
「大丈夫?」やさしい顔のこの言葉 どんなときでもイエス一択
24
真っ白なまが玉のような形して茶の花咲けり初霜の朝
25
同じ地平線を見る 前へ前へ車 午後の熱帯 記憶の網目を解き合って
7
ふたご座の流星群に 願うのは 今はただひとつ 叶えて星よ
21
冬将軍が、暖冬で雨将軍で、明日朝は⛸️リンクのごとしかな
10
天敵の鎌首もたぐ掃除機に必殺パンチ一撃離脱/猫逃げる
23
雪の上 しっかり転び 尻もちを 見られてないが 慌てて起きる
14
死にたいと口から吐いた白い息 季節は巡ると答えた息
6
人の世に ひそみて住まふ 仮の世と われは鬼の子 山に帰らむ
14
年忘れ 院長みずから コスプレで 若人たちに 媚を売るのさ
7
若き日は 帰りたくても 帰れぬが いつのまにやら 帰る家もなし
13
師走はね まことにまことに 師走なんだ 押し寄せる コロナとインフル
10
またいつか またまたいつかと 重なりて おそらく二度と 逢うことはなし
16
おちこぼれ ちかづきがたし 同窓会 むかしのともは みなえらいひと
11
目で見合い 心を伝う 愛言葉 滲む思いを 互い抱きつつ
7
炉に思い 焚べて願いを 掛けたなら じしんで叶え た個に感謝を
4
褒めちぎる ネガティブなんざ引きちぎる 生きて息して 偉いぞ私
9
流れ星 流れて消える 時間のよう 君と僕との 仲の良さかな
5
冬銀河 夜空に輝く 君のよに 銀河と違い 君は君だけ
5
娘たち 一人立ちしていく12月 もう少し後でもいいよと言いたい今夜
11
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
2
3
4
5
6
7
8
9
10
…
次 ›
最後 »