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音韻も季語も思想も無き歌を
推敲
(
すいこう
)
しつつも独り泣きする
12
北国は今日も平和に
営
(
いとな
)
まれ無事に仕事に戻るしかなく
11
袖
捲
(
まく
)
りするほど
温
(
ぬく
)
し如月の
萌
(
めぐ
)
む大地を吹き抜ける
東風
(
こち
)
/萌む=芽吹く
25
憎め今日は自転車もソビエトも泉零時も押しつぶすような 主語「空」を
5
大寝坊 突かれた時の 言い訳を あれこれ拵え 吾の浅はかさ
6
フレームにわがものとせし化石には一千万と我の
二年
(
ふたとせ
)
12
肉餃子箸で指すキミをまるで育てた責任負うが如く叱りおり
4
ひとり生えの花芽がまもなく芽吹く頃 夫草削るそれを遮る
15
久しぶり ここのサイトを開いたら 多くのハート 胸が高鳴る
6
「もう嫌い!」 投げたスマホのトークには 「好き」のアピール 相手は未読
7
メッセージ 送る割合
3
:
1
あぁもう絶対 片思いやん💢
5
アムロさん 貴方はスターなのだから外子のひとり産んでください。
8
束の間の暖気来たりて肩ゆるみ 上着の前を開けて歩きぬ
23
このカレー実はシチューのリサイクル働く母が添えるらっきょう
14
ひさびさの ひにゃたぼっこと 毛づくろい いついつまでも みつめていたい
24
ガサガサであかぎれの手が癒えたなら春と思えるまだもう少し
24
誠実と言う美徳をもせせら笑う心貧しき国となり初む
6
かの海の水脈(みお)はとっくに消えにしをまた現れて恥かきにけり 某落選候補者
4
それぞれの 思惑秘めて 『こうもり』の 三重唱は 始まりにけり オペレッタ『こうもり』
5
冷ややかに 一瞥投げて すたこらと 猪首の女 去り給いけり
4
目が合いし 猪首の女 ぎっちょにて 品よきさまに 鮭ほぐし食う
4
変な顔は お互い様か ちらちらと 猪首の女 こっち見て居る
4
足引きの山鳥の尾のしだり尾の長き投資の金の延べ板 本歌取り・投資詠
4
幾たびも眩き金を眺めてし若き日思う乱高下かな 投資詠金価格
4
四十年売らずに置きし金塊のいつまで続く乱高下かな 投資詠金価格
3
エニアック(ENIAC)世に現れて八十年われ泣き濡れてAI(愛)と戯る
3
鉄砲が運動会のピストルの音くらいだと舐めてしまった
18
種を持たぬ白き
侘助
(
わびすけ
)
つぎつぎと寒き狭庭に首を垂れつつ
18
仏壇の花 整えながら 今日の予定も整えている 穏やかな朝
15
英雄が歴史のうえにいたならば覇道か王道どちらも英雄
16
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