同じミス 繰り返すのは 致命傷 明日職場を 調べに行くか
2
プロジェクト エックス見たら 何もかも 劇的になる 野球少年
4
「りくりゅう」と 言っても老いは  聞き入れず  勘違いしてる  「とくりゅう」と ?
9
薬切れ 耳鳴りすると 言ったなら 袋一杯 薬を処方
4
畑にて 帯状疱疹 出たという 人から野菜 貰ったけれど
2
お母さん 明日はデートよ芋なんて 買い物だったら明後日にして
5
紅桜 月影透かし 朧月 今宵一夜の 旅の空 幾山越えて大海渡り 果ては幻か
4
退勤は初夏思わせる昼下がり 卯月の空に日傘かざして
20
紫外線 眩しいほどに 強くなり 春はいずこへ 夏日の続く
23
春もみじ映える緑のグラデーション愛しく見つめる色っぽいねと
17
犯罪の 動機に増して 幼き日 如何に過ごせり 犯罪抑止
9
流行はやり事 ポンポコポンと かじり付く  長き行列 まさに平和な
9
老桜おいざくらの隣にありて若き木や みどり燃え立て刻をくなり
16
野辺の花 白陽浴びて 生き生きと 咲き綻びて 旅人独り 遍路道 果て見えぬ 旅なれど 光り射す
3
春陽のもと さき星型の花 咲きむ 多肉葉«朧月»
19
旅の空 朧月夜の 花の下 幾山越えて 大海渡り 枯れ野巡るは 影法師 
4
ころしても それで仕舞いだ つまらない 地獄をみせて 死ぬまで愛す。
8
朧月 紅桜隠し 春の宵 今宵一夜の 旅の空 幾山越えて大海渡り 人の世は夢か幻か
5
からまった イヤホン解(ほど)くも もどかしく 繰り返し聞く 留守電の聲
10
五ヶ月の いぬの日に巻く 腹帯はらおびを 遺品整理で 見つけた息子 /妻と息子の絆
22
熊蜂くまばちが 蜜吸う羽音はおとや 藤の花 庭にでれず 盛りを過ぎぬ
23
意味なく破かれた紙に思いを馳せぬお前にゃ見えない折り鶴
4
キリストは 偶像だよと トランプ氏 分かりますとも 天皇国家
11
貴方の遺影が撮りたいので結婚してください
2
会社では 犬猿の仲の 俺たちが 恋仲にもどる 夕暮れのアパート
4
中指をそっと伸ばして押すいいね 秘めたるものは片道切符で
9
川辺りに 今や盛りのツツジの樹 水面みなもにせり出し 鮮やかに花咲かす
12
春茜はるあかね 空と雲とを染め上げて やがて静かに薄闇に溶け入り
18
県道を走る車のライトが見える空家解体されて素通し
17
射撃屋の天使に銃を渡されて施しばかり並ぶ的前
8