春よ来い  呼ばれてすぐに  行くものか  季節の意思は  思春期のよう
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傷が付き触れると落ちる背のうろこ一つ一つを拾いてあるく
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すべてを貫く普遍の原理 数学 あなたは遠いということ
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内定も卒論もただの紙だけど 僕は震える肉体ひととしている
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枯れた花 そこに美を見る者にだけ 自然は真の姿を見せる
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牛乳のパックを白い衝立ついたてに豆苗そわせて春の陽増し増し
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居た場所に もう居ないこと 追いかける 言葉はゆっくり 植物に似て
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また増えた大統領の得意技 ディールとフェイクそして殺人
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曇り空どうかわたしの心まで圧し潰すなよお願いだから
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パンクした 自転車かかえ 田舎道カントリーロード 行きはよいよい 帰りは怖い
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道化師が 再びあった いじり屋は 今は丸く よき後輩
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三月に 物整理する 春休み 懐かしいもの またお目にかかる
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今思う 好きといって おけばなと 彼女のふるさと 浜松にて
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廃業の 塗装屋の壁に 残されし アンパンマンとミッキーのあか
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最近の 若い人は マニュアルで 人助けても 心あらずに
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キミが詠む 短歌の俺は 生きてたり 死んでたりする キミの気分で
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譲れない決めたその目は輝いて自分のポリシー 心に旗立て
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朝食の片付けせぬまま 遠き日に想い巡らす 日曜の朝
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あの人は、申し訳ないけど、ロッキーか、ブルース・リーに殴られてほしい。
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バッカじゃない? なんでわたしに 言わないの? キミが現れ 泣きそうになる
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日溜まりの テラスに留まる 夫婦鳩 歩むすがた 光り輝く
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昔日せきじつの夜 冷気入らぬよう布団の端 トントン叩く母の手の記憶
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甲子園 女子高生の 君が代 その歌声に  美しき曲と知る
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春もみじ紅き新芽の妙なるや朝陽に愛でし仲なればこそ
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ぶきっちょで上手くできずにべそかいた白詰草の乙女のティアラ
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野に咲くは紫、黄色、白き花 心焦がされ見つめし君は
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春の野は思い出たどる宝箱れんげ畑で日がな一日
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田舎道陽射しを浴びてひとり旅 蓮華の紫快晴の蒼
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薄氷の 弾け砕ける 春日和 淡雪溶けて せせらぎ流れ 川の瀬騒ぎ 野山さえずる 
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たおやかな 言の葉という インスリン 吾の血糖値 下げてくれたり
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