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春の陽に 土を持ち上げ顔を出す 旬の筍山の香満ちて
26
石鹸の匂いに君を抱きしめる私の行方を花は知らない
16
明け方に ただいまという 母の声 安心をして もう少し寝る
8
あんたって 人質になっても 楽しそう わたしもいつか そうなれるかな
6
あたたかい こんなことのためにウチらが ここにいなきゃいけないってマジか
5
何が自分の幸せかなんて 考える暇もなく 幸せにならせろ世界
5
神からの怒涛は聞かず辿り行け小さな幸に笑う日も来る
23
触覚で命伝える蟻たちへ切なき人の文明照らす
25
春うらら 春一番に 桜舞う そよ風に乗り あなたのもとへ
10
誘導灯 虫を集めて 金にする 世の欲を吐き 走り去る我れ
21
我が内に 大局観は なかりせど
「金」「金」「金」
(
カネカネカネ
)
か
主
(
あるじ
)
トランプ
11
頭薬のごとく光る文机の身捨つるほどの家族はありや
8
左耳 ピアスは勇気 だと信じ ダイヤよ共に死のうと誓う
17
寝息まで愛していたい旅の夜毎日聞けることを願って
12
穴として音楽室の穴として、3年前に認可済みです。
6
向日葵や
(
※
)
米国の長
(
トランプさんを
)
張り倒す あんた一人で 何が出来るの ※「角川春樹氏」の本歌取りです
11
桃色の 絨毯踏むを 忍びなく 風に頼みて 道をつくらむ
12
落伍者と ダサい自分を 断罪し 太宰の自戒 身に照らす
獺祭
(
だっさい
)
8
前方の背中美人の顔は見ず夢を残せど追い抜き悔やむ
19
バス停で拾うピアスは他人でも笑みと涙の浮かぶ手の平
19
月の色も うつりにけりな いたづらに 袖の白露 落ちしまにまに
9
花の色はうつりにけりな
緑色
(
あをいろ
)
に卯月よにふるながめせしまに
8
いろいろな言葉を照らす花達に励まし貰う自転車の旅
20
戦前は 金に頼らぬ 分かち合い どっちもどっち お互い様で
13
紫の チューリップにも パンジーの 蒼白赤に宿す尊さ
18
ちっぽけで 役に立つのか そこに在る 俺生きている 君らのおかげ
13
のめりこむ 良い事や悪い事でも あとで後悔 ゆっくりさせてや
5
血迷いか 焦る気持ちは あるけれど 多分それは 人恋しさで
6
新緑の 銀杏並木を 作る手に心も温み安らぐ都会
19
死んだ時 あの世に渡る 通行税 「ホルムズ海峡」
カロンの渡し守
(
※「The sails of Charon」
)
※「三途の川の渡し守」
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