西の空 下弦の月を 眺めつつ 明日を想い 珈琲含む
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「一」を足したり引いたり繰り返すのが人生なんだろうな/釋愛翔様 ありがとう
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くゆる火の あをあをとして いとむすび よりてふりむく からめてしせん
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吊り花の 皆一様に 首擡げもた 曇天突き抜く 飢えるごとく
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旗袍(チーパオ)を着て二胡を弾く小姐(シャオチエ)を人垣の隙ゆ垣間見にけり /民族楽器隊華蕾
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中国の 雑技団と ロボットが   一糸乱れぬ カンフーパフォーマンス
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パーカーが握りしめてたこの毛はさ、長いし細いしそもそも赤い
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博才(ばくさい)のなさ知りながらポチ袋買う生臭さなしとせなくに /春節祭ポチ袋
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正義と綺麗事を、悪性と理不尽を持ってして、社会に罷り通してやる
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現実の方が余程地獄の様に思えるお日柄
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カラオケで この歌好きと キミが言う 接吻を歌う 俺に向かって
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味見して 味見をさせて 味見して これでイイやと 匙投げるキミ
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御託並べる前にぶん殴ってやる。そこに並べ
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世の中は 連休なれど 休みなく 仕事終えれば 月の微笑み
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紅白の椿の並ぶ 校庭のわき道 つまの影法師
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年ごとに母に似てくる下がり眉なんだか声も似てきたようで
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夕焼けの川面に浮かぶ橋のかげ渡月橋にも負けぬと思う
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赤ちゃんの抱き方我に説明し「やさしくね」っていじらし三歳
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数々の遣る瀬無さをも取り込みてやり過ごすことうまくなりゆく
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花粉など気にせず進む快晴の野鳥の森は出会いの連続
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源泉に 湧くる言の葉 かき混ぜて 生まれ流るる 数多の泡沫うたかた /リメイク
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停車する観光列車が田園にトラブル?違った撮影タイム/快晴の雪景色
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黒羊駝きみに 映る己れは 満面の 笑顔で黒羊駝きみを 見つめてた
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さようなら赤い煌めき胸に抱き いつかどこかで旅路の先で
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親といる限られた日は短くて元気なことはありがたいこと
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音無き寺 静かにながるる読経の中  父の生き様に思いを馳せて
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波静か 菜の花枯れ枝 ホトトギス 汽笛青空 飛行機雲
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おくすりを出しときますね 君にしか言えない本音も出しときますね
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宰相は軍拡狂女と謗られど 笑みで返せる肚を据えたり
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忍び合い貴女に分かるはずがない先の見えない夜霧の向こう
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