Utakata
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それぞれの背負ふ荷物の重たさを触れずに終わる今日の女子会
34
悪寒あり 妻が作りし玉子酒 晩酌代わりにおかわり却下!
22
涙鳥
(
るいちょう
)
の天に舞い立つりくりゅうの光に酔いし明けの
金星
(
きんせい
)
/コルティナ五輪
29
父親と 母親の名から 一字づつ もらっただけの 無意味な名前
7
世を見つめ音ほろほろと零れぬる 霞む眼路に滲む星月夜
8
巣食う魔に命削られなお白く 燃え尽きんとす
霊
(
たま
)
の輝き
6
痛みさえいつか眠りに溶けるまで 夜の帳を独り見つめて
12
ひとつずつ明かりを消してゆくごとく 闇の深さに星を求むる
8
これやこの この身に迫りたる
末期
(
まつご
)
かな いまはうるはしき花を咲かせて
7
凄すぎる 活躍される 方を見て やっぱ自分も なんか頑張ろ
6
ピーポーが半音下がり通過して見知らぬ人の非常時を知る
30
「Utakata」の句 読み切れずとも わが心 うち解けてゆき 未来開ける
9
権力に 従属したる 民放局 初心に帰れ 皆が支えり
8
30年否60年 気候変動の「質量」換算す 待ったなし!
8
駅に来た物産展で買う菓子は送料思えば安い買い物
9
日本の妄執剥がす人なれば 濁流あれど打ち負かしたり
10
早起きは三文の徳この事よ見事な滑走歓喜を見れた
10
脆きひと 見てもいられぬ傷のひと 避けど寄せ付け、此れは天性?
5
冬は寒くて嫌ひです 春は売切れ 夏は来ず
7
不摂生、軽すぎる君 二十歳まで生きていられる? 不安なんだよ
6
願いなら あいつに俺を殺させて おまえを地獄に連れつくことさ
10
休養は何もしないことではないと言われて足に増える鉄球
7
「学校に居なかったから」と人伝てに寝込む私にメレンゲクッキー
9
貯めたお湯がぬるくなるまでの時間が少しだけ遅くなった冬の日
9
涙星 泣きたいときは鳴けばいい いつかは渇れて 忘れてくから
16
夜一人ファミレスにいる時一番この人生が小説になる
9
明け方の 夢に出て来し 通学路 我が母も師も この世に亡きに
25
茜雲広がる風景君からの1枚今でも待ち受け画面で
22
杞憂だと片付けれたらいいのにな高伝熱な君の言うこと
8
中絶の 麻酔の身体抵抗す わが子守れど
胎
(
はら
)
は抉られ / わたしが殺しました
11
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