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どこでまだ咲いてるんだろ花びらが風に吹かれて路上を転がる
16
毛布
出
(
い
)
で 吾の枕に長々と 寝そべり
毛繕
(
けづくろ
)
い 初夏と紛う朝
18
春の陽に草木踊らす風一つ海から潮の音が聴こえる
8
満開の 桜は何か 眠たげで その花の下 お昼寝したい
20
夫婦喧嘩 激しさ増して 炬燵猫 瓶飛ぶ前に 縁側へ去る
18
一滴と 二滴 交互に 点滴の 落つるを見つつ 寝入りたるらし /一滴・二滴・一滴・二滴~
17
ライオンに 食わるる我が子 見届けて 涙流さぬ ヌーの悲しみ
17
連綿の 美しき御手(おて) 目に浮かび ひた待つ恋の歌 読み返す
11
「おやすみなさい」眠る場所は同じとこ。目覚めて見るは「おはよう」の
L
I
N
E
5
水温む 川面に漂う花筏 少女
掬
(
すく
)
いし
桜花
(
おうか
)
惜しみて
25
戻らばや花かんざしの
童女
(
わらはめ
)
の姿包みし春の夕暮れ
11
雨風
(
あめかぜ
)
は今がピークかお勝手でじきに帰るだろ家族を思う
24
汝が心鈍き我さへ絆しけり満てぬ思ひを独り見つめぬ
12
春
繰
(
く
)
られ 桜が若葉 宿す
様
(
よ
)
に 君は変わった 遠い日の歌
13
なにげない"I LOVE YOU"が歌になり、星になり、もう取り返しつかない
8
世の中に 無駄なんてものは ないんだよ 無駄を愛でる なんてのは無駄か
4
平日は RTAばかりの 毎日に 飽き飽きとして 風来のシレン
4
価値観で測れるものか人と人あなたとわたし心が遠い
26
別れとて黒・黒・黒に囲まれてもう還らない君の笑顔は
25
暑くなる予感の朝や紅ツツジ 花見の風邪の癒える間もなく
24
あんなにも有名なのに絵も知らず初めて会った今日ハナミズキ
16
週末のアイロン作業は捗りぬ 「ながら曲」にはボサノバが良し
20
湖畔へと漕ぐ君越しに空仰ぐ燕群れて此処へ戻る
13
割引をさせまいとの陰謀か 一向に開かぬエネオスアプリ
9
冬物の羽毛布団を一抱え 丸め押し込むコインランドリー
22
この頃は ついぞ見かけぬ カマドウマ 何処に消えたか でもホッとする
16
昨晩の おかずがぼちぼち あったから 朝からガッツリ 天丼食べたった
8
「ただいま!」と母に抱きつく一年生 登校三日目 桜満開
37
仰ぎ見る帽子
攫
(
さら
)
われ花嵐歯抜けた前歯尊しとなす
14
色眼鏡外してごらんあの人は幸せそうに笑っているよ
18
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