洗い立てコップに残る口紅が罰らしいよね 早く出てくよ
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静寂の中で思うのは自分の中であり外であり中間
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トンネルの暗さに足がすくむけど留まるままで暮らせはしない
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砕けては傷付きつつも底を見た後には空を見上げて進む
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ぶち当たり砕けるのだと知りつつも進む他には無いのでしょうね
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落ち込んだ日々を知らない知り合いに打たれ強いと揶揄され困る
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落ち込んでいつもの通り時が経ちいつもの通りまた前向きに
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健康を思いサプリを飲むけれどお供がコーラで「それな」となる
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本を積み端から読んで行くけれど知りたい事は尽きないでいる
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「今」にこそ集中しろと言うけれど時はふわふわ掴み切れない
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休日の小春日和に身を任せ過去も想うし未来も描く
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闇の中 白き鳥 幾重いくえの枝に居て 我を見下ろす 木蓮の花
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紫と 黄金の混じる あわいには 黄昏どきの 夢か現の お題「あわい」
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カリカリとミルを回してモカ港へ旅の気分で頭覚ゆ朝
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休日の 昼寝効果を 実感す 足取り軽く 散歩に出掛け
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今吸ったばかりの生き血したたらせて闇に浮かんで唄う唇
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廃屋の荒れにし庭に水仙の栄華の名残り一隅を照らす
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ギュッとして ふんわり毛並みに顔うずめ 君のぬくもり こころゆるびて
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煤けてるシャッター降ろし日曜の商店街は微睡みの中
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吠えて子の巣立ち促し遠ざかる母の目に見し強き優しさ
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例えろと言われても散り際の桜ほどさびしくて 何にも似ない色はないのです
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ミサイルが飛ぶ可能性ゼロでない空を姿勢よくベンチたちが見る
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朝茜 山紫に 水澄みて 深山入るや  陽高く上がり 山嶺連なりに 菩薩像見ゆ 夏の暮れ 
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気がつけば口癖になった「なれない」枯れた木に呟いてどうするぼく
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暖房がそっと準備をされている選挙会場散り桜舞い
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仰がれて 風に煽がれ 雨を受け 少し遠見の 桜の宴
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もしかしてこれが最後の桜かもそう思いつつ観ればなお佳し
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投稿をやめた友から「人生の幕間まくあいだよ」と絵葉書が来た
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陽を浴びて黄のクロッカス咲き揃う笑みているのか歌っているのか
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帰り道 青いインクの 言の葉が やさしく沁みる やさしい雨と
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