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見上げれば 月は半月になりおりて 時過ぎしことに気づく早朝
14
泣かないと決めてたことに逆転のいいねは嬉し涙OK
11
この雪に 板チョコ一枚 突っ込めば バリバリボリと 良き音立てそう
8
道すがら 知らぬ子作った 雪だるま 見れば浮かばる 我が子のキラキラ
9
本音にて生きてる女 説明できない気持ちで走りたいだけ
6
都合のよい民意ばかりが宙をとび忖度政治ははじまっており
10
きれい事ばかりを聴いて日はのぼり轢死者みたいな残雪をふむ
6
「なぜデモにいかない?」「コスパわるいから」全共闘のうたは泡沫
8
ぼくたちは悲しきASIAN BOYかな ほら、女神さま銃を構えて
6
ぼくたちは一本道を突きすすむ令和時代にもう「もし」はない
6
妻と子の夕餉をきいて餃子焼き独りよがりは蓋をして蒸す
9
朝五時の 下弦の月が 照らす雪 風が遊びて 吾の頬 叩く
29
冬枯れの 梅の枝先綻びて ひと雨ごとに薄き紅をさす
19
桃いろのプリマのごとき梅の木の燃える想いを冷やし雪ふる
24
斜
(
はす
)
にふる
六花
(
りっか
)
を払い投票へ白の景色に平和の願い
26
大敗をきした昨日はもう過去だオジサンじゃない気持ちは二十歳
16
順風に海風吹いたか島国は 中波小波に動かじ大船
25
前よりも 減りゆく近所のお付き合い 気楽でもあり寂しくもあり
19
大雪のなかを出かくる衆院選。老いの一票に不戦を託す
14
きょう一日のやなことぜんぶ押し込んで ミキサーにかけ忘れてしまおう
8
眠らねば七時間後に来る息子嬉しさ過ぎてざわめいている
27
あなたが愛してくれるから どこまでも飛んでゆけるよ 強く 強く
7
降り積もる白の底が重くて重くて積もる積もる積もる積もる
4
盲目に なってもいいの もし君が 私の両目 覆いたいなら
5
逆パース :遠くのものを 羨んで 身近な人を 軽んじること。
8
咲き初めのしだれ梅にもぼたん雪つかの間だけの白き世界よ
25
愛された証拠はいつも抜け落ちて 得た幸せをかたどる不幸
8
「天使」さえ 命奪はる マンダレー 民の居場所ぞ いづこにかあらむ
7
凍
(
い
)
て空に虚しさだけがこだましてそれでも春はやって来るから
21
やせ婆の遠吠えだってかまわない平和ボケだと笑わば笑え
18
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