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インスタで アカシア抱え 笑う友 君の笑顔が 続きますよう
12
妖と 人との結び タカラモノ 名を返すたび 流れる記憶 (夏目友人帳)
6
少しだけ優しくなれた日曜日。バス停のベンチでにやにや笑う。
5
もたれくる父の重みに耐えかねて吾も生きたしと叫ぶ心臓
29
病床の魚の眼から潮流れ「我を食え、焼け、骨までしゃぶれ」
7
ポーリッシュポタリー求めGoogle(Inc.)各地の食器よ我に集まれ
6
テレビでは 桜の開花 宣言と 春の訪れ でも外は雪
7
死ななくていいんだよって
理解
(
わか
)
らせて機械になりきってきた身体に
5
今日もまた足を踏まれることだけが世間とぽくのコミュニケーション
6
恥ずかしいことを平気な顔をして書くのに役に立つね短歌は
11
五億年くらい生きてと願いつつきみをひとりにするのも嫌で
6
時経ちて
陽春
(
ようしゅん
)
謳
(
うた
)
う
最中
(
さなか
)
なり 飛び立つ
花粉
(
せい
)
が
黄金
(
こがね
)
に輝く
17
春浅し
日暮
(
ひぐ
)
るる時の 伸びゆけば 時計の針が 開花を進める
17
夕日
背
(
せ
)
に 友と語らう 三年間 淡い花びら 色染め濃くして
12
ぼんやりと曇った朝に赤みさす「いちごが香るチョコミルクラテ」
8
窓越しの 板の間に立ち 温もれる 足の裏から 春入りたり
20
半券が箱の片隅眠ってる不安な夜のお守りみたく
11
保育園 六年間も 行ったのか
生
(
お
)
い立つ
倅
(
せがれ
)
少し遠くに
13
空茜 葦の葉戦ぎ 春の暮れ 暮れなずむ 山の端遠く せせらぎの 早瀬渦巻き 風薫る
5
悲哀とは 幸福たちの 存在を 証明し得る 唯一のもの
11
娘から投函頼まれ必ずと愚直に手で持つ言われた通りに
16
改札の傍の 焼きたてパンの店 匂ひに見送られつ 乗り換へ
27
この間、お葬式に参列した時に、セットしたアラーム。まだ残ってた。
6
名残香
(
なごりこう
)
道
行
(
ゆ
)
く
頬
(
ほお
)
は
梅紅色
(
ばいこうしょく
)
三月
(
みつき
)
の花嫁 夢にゆれつつ
15
元部下と 神田駅にて 再会し ランチ富士そば 思い出の場
23
老木の ひなたの桜 満開で パワーもらいし 五十二の春
24
昼下がり 息子が食べる ポテトみて 笑顔で突撃
0
歳の孫
20
贅沢は敵か素敵か 夜明け前のぼる眉月 見て思案する
12
東向き 窓ある部屋の贅沢は 明けの眉月 これに極まる
12
なんとなくよからぬことを告知する看板「今夜ここを掘ります」
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