要人の 警護さながら 家族らし  4人に護られ 馬思わせ犬
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我が家から 歩いていける 唯一の  ご飯さんの 閉店を知る
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乗馬テクさながら 犬にまたがりて 部屋中を駆け回りぬ赤児/動画
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「天才」と気軽に言ってくれるなよ努力してるし見せないだけで
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利かん気で危機一発の子を抱き締めて母はせめずにカモミールティ / イースター、ピーターラビット
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捨てられぬ 勿体なくて 捨てられぬ 肝腎なもの 何故か消えてる
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窓叩く 雨も上がりて 穏やかな 鳥の声聞き 掃除片付け
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そのときに またその時に 味があり 寝かせた酒の 奥深きこと
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寛解の揺れる想いは溶けぬまま医師は忙しく二分にふんの診察
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くうと云う変化の法則ありがたし時は過ぎ行く固まること無く
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日曜の君が残した檸檬の香 枕を抱きてそっと目を閉じ
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カーテンの隙間に光るきみの笑み 決してこの子を戦に送らじ
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腰痛の 七十路過ぎしこの身体 騙しだましも大根を撒く 
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あの頃と全部違ったパスタでもトマトがすごくジューシーでいいね
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折れかけた心をビールで流し込む 黒というより青に似た夜
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鼻歌で 曲を検索 する前に 咳払いして 上手くいかない
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生まれたての萌黄が笑って風が吹く わたしは春を深く吸いこむ
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桜舞う ふたりっきりの東屋で河童がいそうな池を見つめる
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駅前の コンビニ寄って 何もなく 家の近くの コンビニに寄る
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何がいい? 凹んだキミに 自販機で 買ったジュースも 凹んでて笑う
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マンションが建つかと思えば自転車店マジかよ神様オレの為かよ
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ガッツリと 食べたい気持ち あるはずも あっさり系を 身体が望む
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いつまでも電気あんかにくるまって 春が来るのを怖がっている
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風呂の湯をまじまじ見つめ降りてみてバチャバチャ這い出す濡れ猫亡き猫逃げて
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真っ黒な 人の避ける その闇に 一飲みされる ことを恐れて
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生け花のデモで舞台にサクラ咲く 片付けはあっという間に終わる
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「ねぇ聞いて」気軽に言えない日々だから歌をよすがの日々に語らい
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うたかたの皆さまの短歌愛しくていいね押すのに忙しい夜
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久々にサイト開けた喜びは短歌うたへの思いかみなさまへの思慕か
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古都の夜の宿の池辺に鹿ぞ鳴く春の嵐を愁うがごとし
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