昨日まで蕾も今日は咲いていて眺める吾は歩みを止めて
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心臓よ、 高鳴らないで 今だけは 鼓動が彼に 聞こえちゃうでしょ
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春だから 桜桜桜はなはなはなと 人は云う 気候たがえて 何を花とす
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ヒトよりも聡い耳に聞く飛行機が毎日のことになりませんように/うちの子へ、NOWARBUNNY
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悪人も命終えれば仏さまその平等はすこしおかしい
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でもきっとクレームを言ったあの人も あの人なりの幸せがある
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青だけが違って映る小窓二つ 柵を外して芝庭繋ぐ
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にぎにぎと はなのもとにて 宴持たむ 花も人世ひとよも はかなくあれば
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春は来る朝が来るのと同様に 私ばかりを置き去りにして
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ピーラーを知らない君が淀みなく 剥く大根はナイアガラとなり
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美しいものだけを見て生きていたい そしたらもっと優しく在れた
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月夜野つきよのは今はなき町 ただ歌を詠むためにあれ文字も響きも
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涙腺は切っておいたよ今のうち 下手すりゃ君に弱みを見せちゃう
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世の中が見えたときにはすでになし世界動かす意気も力も
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ディスプレイのダーク設定にて短歌うた打てば白抜き文字があやしげにならぶ
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そしてそしてそして名前のない色があったのでしょう 目の下に隠した夢は
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灯台のオレンジ色が雨にゆれ寂しさつのる夕暮れの浜
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殴る蹴る 人を人とも 思わぬか やられっぱなし ひどい仕事よ
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ひそやかに降る春の雨 花開き浮き立つこころ鎮めるように
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悪しき人 関わらぬよう 注意して 朗らかにして 穏やかにして
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切り株に 躓きこける 危険あり 土をかぶせて コーンの代わり
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仁愛と 慈悲と慈愛 どれもそう 愛慈しみ 赦し合うべし
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桜の木山手通りに立っていて入学生を歓迎してる
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君も又 いなくなるのか 尋ねられ いるよと言えば 安堵の笑顔
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人の名を 忘れてしまい がっかりと 言われてヒント おねだりします
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少年に ひどく叱られ 苦笑い 舐められすぎて どこまでゆくの
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争いを 避けて通れば ぼこぼこに されても今や 笑っています
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お仕事は僕にボールを上げてくる働き者は嗅覚が効き
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嫌な人 消えてなくなれ たちまちに いなくなるとは 末恐ろしき
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夜更けて臥したる義母の爪を切る 欠片はカサと紙に落ち音は静寂しじまに落つるなり/間違え🙇  
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