「 歳とると 寂しいことばかり 」と おばあちゃん 退院する人 見送った後
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幸せ増やす エンドルフィン ドーパミンに オキシトシン セロトニンも必要
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二月には春は来ないと思ったがどう見ても春白鳥が行く
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春を告ぐ 風吹き荒れば 寒戻り 冬知らずの Jkの足
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今日はまた 音もなく雪は おちてくる 軽やかに しかし明らかに地に
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洋ランの 花咲き揃い 玄関のくすんだフロアー 優雅にリメイク
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生き残るために客寄せパンダにもなんにでもなるプライドはある
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伊丹発福岡行きの定時便 洗濯物干す我を見下ろし
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戦争は 序列の権化 悍ましき 言うこと聞かずば 明日は我が身
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黒髪の 妖しく光る 髪あげし 夜(よ)のしじまに 解けぬ想いか 山音(やまね)泣き濡れ 月影揺れる
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南風はえにより暖められし如月の 今宵の月の傍には昴
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いつからか吾を「ちゃん」づけで呼ぶ妻の認知機能に先行き危惧す
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夜の月いっしょに作曲ふふふふふっ朝は歌って太陽しょって
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温暖化 天気の神に 問うてみた 家にも街にも 答え溢れて
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薄明に 鳥の囁き 数多聞く 大将(カラス)以外は よく知らねども
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友にだけ手書きの手紙しのばせて事務局報告封入終へる
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「誰もゐないとき倒れたら・・・」と云へず妻渓流釣りの解禁近し
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下の子を連れて春日に義父見舞う花粉のかげにけばだつマスク
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お互いの 生まれた時代を 掛け違え それぞれの家 帰る足取り
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祈りつつ入試のあとの氷雨にも土わり芽吹く蕗のとうかな
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「いつ来たの」何度も父に聞かれるが そのたび笑顔が咲くからいいや
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ヒヨドリに花芽を食まれ紅椿 一輪二輪春を待ちをり
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キミといた 数年間は もしかして… いやそれはない 横で寝ている
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反り返る 足の親指割れ爪の 苦節に耐へて吾を支えをり
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歳経てど 旅と映画と音楽を 語り笑ひし時代とき色褪せず
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碧冴ゆる 白煙上がる  雪富士の  滑り轟き 山の背なだれ 静けしや
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嶺ゆけば 風の音のみ 冬深し 雪なだれ落つ 山の背渦巻き  陽炎立つや ひとり影
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雪吹雪 足跡絶えて 静けしや 空くれないの  凍つ峠解け 夢か現か 君の影
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深山ゆけば 水の音のみ 夏深し 清水湧き落ち 早瀬渦巻き 水しぶき
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冬深し 茜に燃える 富士の背に 雲海に埋み 薄墨染まる 春隣
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