本日の 心予報は 曇り模様 念には念を 心の傘を
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平日を 泳ぎきるため 休日に 息継ぎだけして また人の波へ
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歌という 己を守る盾を得て ここからひととせ また歩まんとす
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我は我を 言葉で殴り倒すとき いさめるきみ歌が いてくれてよかった
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玄関で「ちょっと待って」と言う君が花に水やる五分の永遠
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噛み合わぬ 心と台詞を つぶて礫にし 己で己を 殴り倒さん
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大寒のさきは暖か約束す 靴履く我をすこしはげます
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生きるため いっしょうけんめい たべている ねこたち見習い 豆乳とビスコ
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運命を感じ言わずとも心呼応す人と会い高揚する日来たれと願う
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「ご自由に」と柚子と橙並べ置く今夜だれかのおふろに浮かべ
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川べりのお地蔵さんに赤い花似合わないよと照れてるみたい
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寒空や雲間にぽっかり青い空そこだけ春が来ているようで
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来客の話す言葉が聞き取れずマスク取ってと言いたいのだが
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八十やそ過ぎて飲めなくなった昔ほどされど楽しみ日々の晩酌
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霜降りる 小径のアオジ 種食めば 耳痛きこと暫し消えおり
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お守りのつもりと言ってじいちゃんはエビオスを飲む犬と一緒に
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歳ばれて 寒い風吹く サークルで 若ぶっていた 自分がわるい
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ロマンスじゃ死骸越しでの交尾も可 死んだ後にでも知れたらいいや
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大寒波職場まで徒歩気が狂うあったか~いのお茶を握って
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病的な思考の正気は無駄らしい あなたの夢にはいないし許して
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かたつむり飼いたいけれどわたくしに飼われたかたつむりは幸福か
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殴ったり蹴ったり存在無視したり罵倒されても死なない本音
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悲しみを 堪えて生きる この道は 宴で騒ぐ 道に勝れり
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目の前の 誰かはきっと 去ってゆく 一期一会と いうのはホント
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貶されて 虐められても 仕方なし 修行の道は きつく厳しい
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少しずつ 何かが変わり 少しずつ 近づいてゆく 終焉の時
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毎日が 試しの期間 恐るべし 呑気で過ごす 時も短し
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さざんかの花弁ひとひら宙に舞い 北風の纏うまとう衣となれり
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しんどいと 言いつつ今は 楽やんか うまくいってる そうもいかんか
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一歩ずつ 梯子を登る つもりでも 足を滑らせ 落ちることあり
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