ロッカールーム。渡せなかったのど飴を、独りなめてる。心もスースー。
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パンくずがゴミ箱外れこぼれ落ちちょっぴり高いジャム塗りたくる
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おもちゃ箱包む手もとを見上げてるさき瞳に射抜かれていた
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川のさかのぼりてはおもほゆに幼心の澄みしおぼえを
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イソイソと 準備整え 月の ビューティーチャージに 行ってくるからね
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魚釣りエサは魚肉ソーセージこれは共食い広い意味では
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いつの日も 下を向いて 咲く花の 名を知りつつも 教えてあげない
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あと一歩君に届かぬ恋心花と散りけり高三の春
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足悪き老人ひとの願い聞きいれず夕暮れのなか走りゆくバス
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街中を 歩いて知った 隅の隅 足腰鍛え 物価対策
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飯事ままごと乙女椿ヲトメツバキを洋菓子に見立て ケーキ屋営む幼日
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砂浜へ残しておくねメッセージ満ちたらダメだよ消えちゃうからね
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葉桜に囲まれ匂ひしるく立つ突羽根つくばねの木へ蟻の一筋
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今日と過去引き摺り進む鉄の箱どこまで行ってもわたしは私
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硫黄蒸す大涌谷の枯山に鶯の声透きて光れり
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おもろ過ぎ ぜったい話を 作ってる 作ってはない 盛っているだけ
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貴方への 人一倍の 愛情は 桜のつぼみ まだ頑なに
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よく出来た 作り話と 言われても 盛ってはいるけど 本当の話
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こんなにも愛しさ募る春だとは思いもせずや 袴の凛々し
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森入らば春鳥の声合図とし日ごと芽吹きは進みゆくなり
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栗の木の太き幹の鳥穴は 啄木鳥あらず鵯なり
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マップには溢れるほどのPの文字 ハンドル切ればポイ活通りへ
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小用を二回に減らす暖気ありそぞろの春に暁を待つ
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朝日射す 冬枯れの庭蘇る 白き水仙春を告ぐむと
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金がない 時間がないって 嘘だろう どっちもないって それはないって
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ファミマのさ ジャスミン茶の量 減ってんな ほとんど同時 子からもLINE
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一目見て 結婚すると 思ったが 離婚もするとは 思わなかった
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きんたまの陰毛を熱で伸ばす夜←陰毛が黒いって誰が決めたんだよ
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お返しのホワイトデーは何か嫌それは単なる止まれのサイン
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膣醤ちつびしお烏賊いか刺しを喰うと意味分からんので今日けふは茹でカプリコで喰らう通
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