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つくつくし 土筆の胞子 かき集め 作る団子を 一つ賜れ /ねこ好き刀自御許
7
在宅の独り仕事は区切りなく新年度でも暦めくらず
10
一分で 六・七回 人により 四・五回が 癒しに到る 側頭
按摩
(
あんま
)
※ ゆっくりゆったり按摩≒「ほぐし」や「マッサージ」
8
花散らし雨に打たれて今日の日の僕も散りゆけ新しくなれ
22
病院で近況報告『舅死す』知っていたのか静かに聴いてる
21
土筆から花粉を取って料理した間違いなければムツゴロウさん
18
息を止め箸で土筆を裏返す採取するのは緑の胞子
18
雨音が響く暗がりリビングで 君へのメール読み返してる
25
最後まで 残しておいた チョコレート 息子に食われ キミに報告
4
S
N
S
ぜんぶやめてみたけれど特には困らずギガだけ余る
8
ささくれた人の世に問う一粒を詩作の新薬効けばいいなと
21
作業靴のつま先濡らす春の雨。そっと見たスマホ。返事は来てない。
4
新天地初出勤を無事終える まだ戦えるまだ戦える
10
届きたる 道着に袖を 通す君 かったい生地にも 気合いを入れて
8
離れない
流氷
(
こおり
)
のせいか北風のやけに冷たい卯月朔日
23
本当に あなたがわたしに くれたのは すべてが嘘で あったということ
5
壊れてるチャリのライトは雨が好き雨の日だけは必ず点いて
19
ともだちに 賞味期限ってあるのかな ぱくぱくもぐもぐ一人はさみしい
5
二日振り 出された夕餉 三分粥 ほんのり塩味こころに染みる
20
テレビから無意味なギャグが流れおる無言で食す夫婦の夕餉
18
鉛筆を折って布団を切り刻み水飲み干して自分を守る
4
深煎りの豆を貰えば粗く挽く僅かな手間で吾の好みに
5
脳みそが馬鹿になってるから今朝もあの子の影を踏み間違えた
5
窓開けて雨の香りを胸いっぱい木々の吐く息彩<いろどり>そえる
9
今月に入って「すき」と告白を数えきれぬはエイプリルフール
22
伝えてね 伝えていいと 思ったら もう伝わってるよね なぜ聞きたいの
4
未来から招待とどくキャンパスに返信切手の花びらを貼る(春)
15
息白き花冷えの朝コート着て空のはずれに薄日をさがす
12
花弁
(
はなびら
)
が 妻 居た部屋に 舞い入りて 笑顔こぼれる「お帰りなさい」
27
春の気を鎮め潤し降る雨に 心置きなく深呼吸する
25
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