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街並みは 装い変えて暮らせども 消えぬ恐怖とあの日の空が
23
聞こへ来る門出の歌はどれもみなシニア世代の
吾
(
あ
)
をも励ます
30
性分が災いしてか損ばかり それでもきっちりけりをつける
4
出勤の迎への車に妻とのりランチの相談も楽しからずや
6
うたかたと 知りて切なし この日々に 頬寄せられぬ 口辺のあわに
7
アルパカのもふもふ感は今マックス さわり心地意外と硬め
5
空白と 余白の違いを 語る俺 キミは笑って 詭弁よと言う
4
行っていい? 土曜の午後は 空いてるよ 伝えた日から 空きがなくなる
5
春がきた 人が行き交う 交差点 喧騒の中 キミが現れ
4
言葉には力があるというのなら友に届ける言葉がほしい
22
「あきらめず頑張ります」と言う友にわたしの言葉は空回りする
21
瞬きの度にボトボト出る涙
3
海見つめ 君を奪ひし 訳問ふも 優しき波音 詫びに聞こゆる
13
波過ぎて日々来にけらし
深緋
(
こきあけ
)
の
絨毯
(
もうせん
)
干すてう秋の栗駒
8
地は震え 刹那に
毀
(
こぼ
)
つ 幾年の
現
(
うつつ
)
に生きし 営みを 海は揺り立ち 波を連れ
陸奥
(
みちのく
)
を攻む 幾年の 募る想いを 我がものにして
4
地震
(
おほなゐ
)
に我ら絆の鎖繋げその先に
永遠
(
とわ
)
括り付けけり
5
二人だけの世界の中に閉じ込めた茹だるような夏の思い出よ
3
雨雲が虹を内包するように君への憎悪も恋の病だ
5
自己満でいいではないか拙さを恥ずかしげもなく晒してるし
6
パソコンの操作を教えてくれるひとー?・・・なんて優しいスマホAI
16
何もかも奪って行った震災は悲哀の土に種を残した
27
夜が更けて 寝つかれぬまま次々と 思い巡らす過ぎし日の悔い
20
空いてる日 聞こうとする指 止まるのは わからないから 自分のことも
5
見上げれば 薄いシフォンに覆われて 霞がかりし春の空かな
11
久々に 見かけた地元の 倖田來未 子を抱く身なり メイク薄くなり
4
穏やかに微笑み光の粒を撒く海を隣に見る常磐線
7
おそらくは 大したことに ならないと 思っていれば 風が吹き去る
2
攻撃は うまくかわして 逃げ足は カモシカのよう ぴょんぴょん跳ねる
3
失敗か そうでないか 不明だが 嘘はつけない それだけのこと
4
小学の卒業式を知らない師 二〇一二生まれのわたし
3
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