亡き母の語った話とあの頃の懐かしさ共に今日の一日/東京大空襲の日に
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亡父ちちが聴く 「アンコ椿は恋の花」 アンコの意味が わからなかった
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下町の流れる姿今日の日は雪が降っててざまあと思う
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今朝はまた春の雪降る七十路の凍える手指は入試の記憶
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頬流れ そこに揺れるの 花影と 名残る雪影 落ちる露音
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夢も見た あなたと花影 揺らいでは 見せてくれたの 露落ちるまで
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過去は捨ててきたというかまあなんか無軌道無気力なだけというか
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ひとふで様 心から感謝いたします 涙溢れて 止まらないけど/ありがとうございます
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つつうらら 黄色一色 今は春 霞渡りて 野に花満ちる
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夜に笛吹いたら蛇が飛び出して「ここじゃない」って空へと消えた
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蝋梅へ 夜明けのひかり 満ちゆきて 甘やか黄金こがね 濃く匂いたち
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朝の駅。雀が雪をついばんでる。くちばしって寒さ感じないのか?
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炎立つ天啓として『火の構え』上段ならば頭守れる
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「し」と暫し死んでしまおう済んだなら息吹き返し繰り返す生
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さんとくジャガイモを 植へたがる母 拒む我 遅霜おそじも逆算 植へるは彼岸
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水槽のメダカ向かって子が歌う「森のくまさん」何故そのチョイス
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真っ白な グローブのような 手を伸べて はつかに笑まう 君を見舞いき
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この先の天気予報に雪は無しこれが最後か降る雪眺む
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血圧の 低き朝けを 水底(みなそこ)に 臥(こ)やる骸(かばね)の 幻を見き
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嘘じゃなく約束でもない寄せ書きの余白に春が着地している
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奥山は 一夜明ければ 雪化粧 春の すごろく ふたます戻る
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さる株の 底値を狙う 相場師の ごとく米価の 値下がりを待つ /米価下落
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白皿に 赤きマグロの 色映ゆる 遅き昼餉に 足りて街行く
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園児らのカラー帽ゆれお散歩カー浜辺に着けば二列の電車
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持ち主の消えたアメリカンスピリットいつまでこの部屋にいる気なのだろう
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親を子のようにおもう日 崖っぷち、だけど愛して家事をしている
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日常と非日常 その合間 普通の生活復興の日
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言の葉を編み込み 悩み 絡ませて ほどひてはつくろ推敲歌すいこうか
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ニット帽マフラー手袋装着し コートの襟立て、って三月なのに?
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化粧水冷たい朝の雪が降る。高い方の傘持って出かける。
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