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1首詠み吾の機へ送り受信して吾を振り返る詰め込む明日
19
マラソンの日 いつもの
スーパー
(
おみせ
)
迂回して 辿り着く道に 熱き声満つ
14
雨が降り風も吹いての半月も入学式まで桜持ったな
19
目覚めたら雨が降ってるああ花も終わりだなあとコーヒー入れる
14
終と始の同居の刻む微か音に星の生き詩を抱く砂時計
17
春疾風
(
はるはやて
)
工場
(
こうば
)
通りの 桜散る 道に敷きゆく 薄紅の地図
16
四つの葉のオキザリス春あの空へ赤きラッパの花のおはよう
21
病院の待合室は海の中バリヤー張って自分に潜る
21
革靴を手に持ち走る女学生 淡いブルーのシャツではにかみ
22
火曜日であることを確かめるよう 二カ月続く妻の通院
12
一枝(ひとえだ)の 雪のこぼるる 雪景色 やまね( 山音)泣き濡れ 静けしや
6
取り囲む山並み雲に溶け込んでとろり鈍色梅の白冴え
22
頭ばかり しっかりしっかり つぶやくが 心でないかい 最終的には
23
ブレザーの凛とした背を見送ってどうかあなたはあなたのままで
18
たましいも飛び出しそうな大くしゃみ そろそろ春もいくというのに
26
きみ包む毛布の手ざわり確かめてそっと伸びする日曜の朝
24
切れ目なく言葉を紡ぐすべもなくうわごとだけを並べては泣く
9
雪の如
降
(
ふ
)
りぬ
花弁
(
はなびら
)
バスを待つ人の足もとにも 花絨毯
29
あいつらは 俺にはなんの 興味もない 俺の金だよ 会長は言う
5
話あわん ネクタイ関係で 笑っとる こりゃ早々に ドロンしなくちゃ
5
春の夜に 風になびかれ 街灯に ほどよく照らされ 桜花爛漫
12
泥んこの童が今日は貴公子に澄まして歩く入園の道
37
新入の 生徒で賑わう通学路 光る未来へ花吹雪舞う
21
庭の花小さき花びんに投げ入れて春を招けり卯月の風と
39
花びらが吹き溜まりそのひとひらが唇につきそれも良きかな
7
一歩目で 水のたまり場 踏み抜いて みなもゆらめき 春のなきごえ
16
蔵書類の断捨離せむとかぞへしも二千冊をすぎて気力失せたり
13
俺がすぐ ギブアップした 音ゲーを キミがあっさり クリアしていく
6
キミがもう 飽きてしまった ロープレを 俺がコツコツ クリアしていく
6
何本も 来る地下鉄を やり過ごし 来るはずの無い あなたを待ってる
5
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