あああくそ!早くしなきゃと思うのに社会の窓が見つかりもせず/後ろ前
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大切な契約する日は吉日に 人には言わぬがついこだわりて
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着いたよと山頂やまいただきに歓喜する死がそのようでありますように
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今を見る自分は何をしてきたと 過ぎたことだよよく頑張った
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「家に居る」悪いことではないのだと 今更気づくふっとほほ笑む
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ようやっと息ができると思った日 そうかそんなに疲れていたか
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長々とじわじわしめる縛り手が 実は自分がしめてたと知る
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呆気なく古い繋がりほどけてて あぁもういいのかと肩すかし
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離陸して 夜間飛行の 窓外に 見える灯りの いずれかに君
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銀行の辻に人波たうたうと 資本の熱のめぐりは止まず
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雪景色 オレンジががった マシュマロくちへ 遅効性の 毒薬となれ
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福袋 君に指輪 渡せたら…  完売の札 神の啓示
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毎日が認知症のテストなり 一瞬前のコトやモノなど
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そんなこと私の生と死にとって何の関係あるのでしょうか
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人として生きて暮らしている人の存在に揺らされてぐらぐら
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AIも人恋しくなるのか」と推しとかじゃないAIに聞く
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呼ぶ声に小さく返事デスク前 空耳かしら睡魔降臨
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お手製の 恵方巻きなり 舌鼓 こだわり点は 酢飯あんばい
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喫茶店 大声電話 ダサ女 話す内容 学なきバレる
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恵方巻 皆が向きたる 南南東 明日安売れば 我ホクホクと
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つつましさ ほのかに香る 品の良さ 梅園に立ち 吸い込んでみる
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残ってる 残ってるって いうけれど 売れ残ってる やつやないかい
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作るのも 美味しく食べるも どんとこい 片付けだけは ややDon't 来い…
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冬ごとにストレスだろう難聴になるほど嫌だ屋根雪下ろし
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もう五分わんわん泣く子抱き上げた 甘えるでもなく辺りを見てる
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寒さ増す空き缶転がる乾いた身を縮めつつ家路へ急ぐ
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花粉飛来 鼻腔に春を感ず人 だうか ご自愛なさりますやう
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はねはえてかいぶつになる夢を見て意識虚しく時針は廻る
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頼むから ずっとそのまま 猫被れ 仮面の下は 鬼の形相
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おとなしい 新人さんも 年明けて 自信がつけば 鬼の形相
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