平太
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投稿数
608
陽を知らぬ 闇の底にて 息ひそめ 明るい未来の 道を掘りゆく お題「もぐら」
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ペン先が ノートの海を さ迷いて 青の世界に 想い溢るる お題「インク」
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黒き列 緊急指令 命がけ 奥で鎮座の 女王蟻がにらむ
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ふんわりと 浮かぶ白雲は 綿菓子か「おやつ」がわりに 甘い雲食べた お題(おやつ)
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下り坂 緑の風を 切りさいて 少年だった 日に戻る午後​​​​​​​​​​​​​​​​
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表では 優しい母親 演じてる 己の欲で 鬼の心が お題「鬼」
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ヘタを打ち 叱られた日は 遠回り 夜の蝶へと 愚痴をこぼしに
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嬉しいなぁ 週休5日も 初めだけ やっぱりそうか必要ない俺
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無理をした 夢のマイホームに 壁を這う 血管のごとき 不気味なひびが
7
頭鳴る 波打つ痛みに 耐えかねて バファリンだけに 救いを求め
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紫と 黄金の混じる あわいには 黄昏どきの 夢か現の お題「あわい」
7
腐った世に 正々堂々 生きていく 泥にまみれても 曇りなき心で お題「正」
6
調子乗り 万能感に 酔っていた ケガして沁みる 未熟な自分
8
まわりには 馬鹿ばかりと 言いながら 己の馬鹿を 神棚に飾る お題「馬鹿」
9
青葉の候 肥えた山々 迫り来る 春の妖精 呑み込まんとして
7
夕暮れに 二人で歩く 御堂筋 あわい灯りが 君の涙を 滲ませて、春
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淡い影 桜の間を すり抜けて 触れば消えて 春に溶けゆく
9
紫と 黄金の混じる あわいには 黄昏どきの 夢か現の お題「あわい」
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青い空 桜はピンク 山みどり 胸いっぱいに 春を吸い込む
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起業した だからやめとけ 言うたやろ 商才ないから 三ヶ月で潰れてもた お題「だから」
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微笑んで 悪意はないと 言うけれど 目の奥ひそむ 毒の棘が光る
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しなやかにうつろふ水を見つめつつ流れの果てに夢を解き放つ
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譲れない決めたその目は輝いて自分のポリシー 心に旗立て
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ひそやかにつぼみ膨らむ縁側で犬のあくびも春に溶けゆく
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仮面してSNSで語る言葉 刃にもなり花ともなれり お題「匿名」
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街角から乙女の祈りが聞こえてる綺麗な女性を想像したがオッサンやった
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トンネルに入ってわかる人の恩 春のきらめきあの方へも お題「トンネル」
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大谷の記録は無限に広がって期待を超える期待どうりに お題「大谷翔平」
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春の水ゆらぎを映す面ひらき掬えば青はこわれてゆけり お題「ゆらぎ」
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999で誰もが見えない未知の世界パラレルワールドを賢治は旅していたのか
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