平太
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投稿数
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迷う心答えなどどこにもなくてスマホ検索縋るおもいで
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八十歳老後のために貯金開始切りつめ生活何歳まで生きる?
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遊ばない仕事終わればすぐ帰宅ひたすら貯金何がおもろい
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舌の根の乾かぬうちに嘘を言う学歴詐称の緑のタヌキ終了
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国民の 玉木代表 恨み節二枚舌だと 維新の藤田代表を批判
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一粒の甘き儚さ砕けゆく恋の記憶は砂糖菓子のように
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大阪のおばちゃん今日も飴ちゃんをヒョウ柄ポッケそっと差し出す
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全て終え最後に残る問ひとつ己をどうする残る断捨離
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名誉欲生きた化石と呼ばれてる笑われても縋る過去の栄光
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何曲目天裂く声にノリノリで白ける周囲置き去り夜は更け
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採点の数字に揺れる自尊心震えて音外し同情の拍手冷たく
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暗号か五七五七七と並べても解かれぬままに読みつづけて
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食べくらべ香り松茸味しめじ森の恵みに舌が選びぬ
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きのこ狩り帰路の籠には里の秋小さき命丸い宝物
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鰯雲今日の晩飯秋刀魚かな妻はハンバーグ意見ぶつかりお茶漬けに
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栓を抜きパンをちぎりてグラス越し夕陽を飲むかほろ酔いの頬
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八匹の保護犬に囲まれ暮らしてるどれも可愛い我が家の宝物
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駄菓子屋ののれんをくぐる子らの声夕暮れ迫る下町の空
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風呂あがりコーヒー牛乳楽しみに我慢して浸かる百を数えるまで
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路地裏にラジオの歌が流れゆく畳の香りちゃぶ台囲む
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チャンバラと三角ベースで日が暮れて月光仮面みる日曜日の昭和の一コマ
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石鹸がカタカタ鳴った神田川銭湯で女房を待たせた創業時の思い出
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気球ゆく重さを捨てて空となる我の煩悩を風が解かして
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遥か空風のゆくまま彼方へと見下ろす街に君の窓光る
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秋の空どこまでも高くどこまでも限りなく広くどこまでも澄みわたる
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散歩するウェブの鏡星の海冷たい宇宙で3i アトラスを探す
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冷蔵庫開けて考え何しに来た?俺の記憶も賞味期限切れ
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冷蔵庫足音忍ばせドアを開けビールの栓あけプシュばれてもた
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冷蔵庫製氷の音ビクッドキ夜中に響き泥棒?鍵を確認す
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真っ赤っか夕焼けカラスあっちっち火傷をせぬうち山に帰れよ
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