おゆ
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ただ思うことを書き留めたくて始めました。
人に言えないこと。
私の心はわたしだけのもの

思い出の なかに息づく 切なさを  言葉にできず 心ふるえる
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心地よく 体を揺らす ひとときが 叶わざりて 過ぎ去りし日
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感性に惹かれると言われ 調子良く綴る日も あなたのことを 想って鼻を 啜る日も 同じ日なの
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おやすみと 言えずに過ごす 夜更けにも 願わくば 語らい合いて明日をむかえん
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「運命かも」 そうじゃなくても 気持ち通い 心震えた 初対面の君
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秋近し 暑さやわらぐ 日々を待ち ああもうすぐと 指折りかぞえ
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気持ち重ね 切なく恋し 募る昼 小さくこぼす 「愛してる」と
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暗がりで 目をこらしても 見えぬとき 手を伸ばしたら 君がいるしあわせ
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「寂し」とも 「愛している」とも 告ぐる君  逢いたき夜を 詠みて過ごす
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むうむうと 唇とがらせ みるものの 変わらぬ状況 引っ込めるタコ
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つまらぬは 眠りの窓に うつろいて わが現しには さも現れぬ
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冬の空 あなたと見上げし その時に  ひらけし未来へ 思いを馳せたり
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逢わずとも 声も聞かねど 愛しさは いやに増しけり 滴となりぬ
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初めて会った その日のうちに 運命だ! 地べたにころがり 寝るふたり
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うなづける 責めたい気持ち 刺さる棘 あなたの棘は 深部より抜けず
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動き出す 気持ちは裏腹 急降下 もうすこし 寄り添っていただけませんか
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しあわせは 薄いベールのようなもの 儚いが 重なると強固
9
「寒いね」と ふっと唇に 吹きかけし  白くほどける ひとつの輪
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あついねと 乾杯し 楽しいねと 目配せす
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木陰にて 思い出したる 風のおと  ただひたすらに 楽しき日
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信じてた あなただけだと 思う時 Believe me その言葉が突き刺さる
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ただ歩く あるけあるけ少しでも  無為な思索を誤魔化すために
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透明度 高く高くと わたしが無くなる
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そちらの桜はもう咲きましたか こちらではようやく雪解けです
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現実だった、でも確かに幻になりつつある
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掴もうとすればするほどに実態が無くなる。 私の中で、そう、カタチが変わってしまう。
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ざらりと 心を撫でし あなたの言葉 いつもよりも 不快な日
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檸檬の香り みずみずしく 梶井基次郎の 話題に 色を添える
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寂しいね 日常に戻る この時が 一年後もまた 味わえますように  
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日傘差し 肩が触れたら ひんやりと 帰りたくない そんな気がした 
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