Utakata
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よるやま
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23
あゝいつもさよならばかりが人生だ/焦がれるばかりの憧憬だいて
わたしたち、雲に似ていた。「さよなら」で 直ぐ消える
瑕疵
(
きず
)
撫でて忘れて、
3
パイの実の一番上の甘い層、わたしの戀と同じはかなさ
7
恋では無いそんな軽さで済んでない さうでなければきみに届かぬ
5
不意に落ちるを耐えたのに。
疾
(
と
)
く殺せ 恋の
濫觴
(
らんしょう
)
まだ間に合うはず
4
もういない 踏みしだかれた初雪の その背追はざり、ゆめのあとさき
3
血の
零
(
あ
)
ゆる傷もいつしか乾きゆく 故にも絶えぬわがはまなすの花/花言葉 美しい悲しみ
5
向日葵に並んで笑ったきみ消えゆ 最期のことばが
吾
(
われ
)
を
咒
(
の
)
ろいて
5
きみがため言わぬと決めた
戀
(
こ
)
ふ言葉、名残りの思慕よ
浜木綿
(
はまゆう
)
と散れ/花言葉 どこか遠くへ
7
別離
(
わかれ
)
まで幾許もなしと数えつつ われら屈託もなくまろびて遊ぶ
7
そばにいる時ほど辛い孤独かな されどほほ笑む貴方の横で
7
藤
咲
(
え
)
みて きみ振り返り吾を呼ぶ 刹那に過ぎ去るとわでもいいのに
5
きみがゆく、天を衝く様な雲の峰 叫んで呼んでも声は届かじ
6
その色のうつりにけりも愛おしと 貴方が見つめる
花
(
ひと
)
になりたい
9
きみ去りし 学び舎に花一輪の、想いは今更 えやみぐさ手に
2
優曇華
(
うどんげ
)
の花 咲くを待つ
様
(
よ
)
な脈の無さでも きみがすき/都々逸
4
永いこと血の
零
(
あ
)
ゆる傷であれよかし 痛んでいる間はきみを忘れじ
4
おまえさえ居れば地獄に花も咲く 背を追うだけでも
吾
(
われ
)
の
倖
(
さきわ
)
い
4
綺羅宝樹
(
きらほうじゅ
)
、花咲み盛る極楽も おまへ居らずは地獄に同じ
2
鯨幕、きみねむる夜の長いこと 話しかけても冷たいばかり
4
きみの目にいつか映るとゆめみてた さようなら
吾
(
あ
)
の
病葉
(
わくらば
)
の
戀
(
こい
)
5
吾
(
あ
)
を焦がす 触れえぬ太陽、そはとほく 同心円で息を切らせる
5
早春のよるにとけたる沈丁花 となり歩いたむかしのにおい
8
平気だよ。わたしがいるよ、大丈夫。 両腕もろく、弱い要塞
5