Utakata
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よるやま
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あゝいつもさよならばかりが人生だ/焦がれるばかりの憧憬だいて
パイの実の一番上の甘い層、わたしの戀と同じはかなさ
8
恋では無いそんな軽さで済んでない さうでなければきみに届かぬ
6
不意に落ちるを耐えたのに。
疾
(
と
)
く殺せ 恋の
濫觴
(
らんしょう
)
まだ間に合うはず
5
もういない 踏みしだかれた初雪の その背追はざり、ゆめのあとさき
4
血の
零
(
あ
)
ゆる傷もいつしか乾きゆく 故にも絶えぬわがはまなすの花/花言葉 美しい悲しみ
6
向日葵に並んで笑ったきみ消えゆ 最期のことばが
吾
(
われ
)
を
咒
(
の
)
ろいて
6
きみがため言わぬと決めた
戀
(
こ
)
ふ言葉、名残りの思慕よ
浜木綿
(
はまゆう
)
と散れ/花言葉 どこか遠くへ
8
別離
(
わかれ
)
まで幾許もなしと数えつつ われら屈託もなくまろびて遊ぶ
8
そばにいる時ほど辛い孤独かな されどほほ笑む貴方の横で
8
藤
咲
(
え
)
みて きみ振り返り吾を呼ぶ 刹那に過ぎ去るとわでもいいのに
6
きみがゆく、天を衝く様な雲の峰 叫んで呼んでも声は届かじ
7
その色のうつりにけりも愛おしと 貴方が見つめる
花
(
ひと
)
になりたい
10
きみ去りし 学び舎に花一輪の、想いは今更 えやみぐさ手に
3
優曇華
(
うどんげ
)
の花 咲くを待つ
様
(
よ
)
な脈の無さでも きみがすき/都々逸
5
永いこと血の
零
(
あ
)
ゆる傷であれよかし 痛んでいる間はきみを忘れじ
5
おまえさえ居れば地獄に花も咲く 背を追うだけでも
吾
(
われ
)
の
倖
(
さきわ
)
い
5
綺羅宝樹
(
きらほうじゅ
)
、花咲み盛る極楽も おまへ居らずは地獄に同じ
3
鯨幕、きみねむる夜の長いこと 話しかけても冷たいばかり
5
きみの目にいつか映るとゆめみてた さようなら
吾
(
あ
)
の
病葉
(
わくらば
)
の
戀
(
こい
)
6
吾
(
あ
)
を焦がす 触れえぬ太陽、そはとほく 同心円で息を切らせる
6
早春のよるにとけたる沈丁花 となり歩いたむかしのにおい
8
平気だよ。わたしがいるよ、大丈夫。 両腕もろく、弱い要塞
6