Utakata
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19
大丈夫、辛くないよ 本当に。泣きながら言うことじゃないけど
6
違うだろ。恥ずかしいことを 全力で やり通せるのが 青春なんだろ。
10
「おかえり」と 迎えてくれているようだ 初めての地で 感じるふるさと
11
まだ今日を 生きていたくて 流し込む 丑三つ時の ぬるい珈琲
10
何もかも 満ち足りてるのに 頬濡らし 一人丸まる 二十六時
3
愛だとか 金だとか つぎ込んだのに ヒビが深まる 心のグラスよ
7
商店街 怒声発す 老人の 瞳に眠る 幼きピュアネス
5
「トイレには 神様がおんねん」という母の 手に彫られた 皺の深さよ
8
ゆくりなく 化粧を覚えた 姉の袖から いちごジャムの 香りがした
6
傘を投げ 雨雲見上げる 君の目は 雨か涙か 溢れそうだ
3
砂糖でも 塩でも味噌でも お酢でもない。 君を酔わせる みりんでありたい。
6
雨ぽつり 今日も出せない 靴ぽつり 寝起き息子の 頬にもぽつり
8
最寄り駅 天使の笑顔と 目が合うと 流鏑馬の如く 投げられたチョコ
10
吊り革に 引かれながら
胡蝶夢
(
こちょうゆめ
)
21
g
の 魂よ戻れ
6
うつつでは 会えぬ
運命
(
さだめ
)
と 分かるのに 夢で会う度 蘇る春
7
まぶた閉じ ひつじ数へど 迫り来る カーテン裏の
朧花色
(
おぼろはないろ
)
11
楽しげに あの子の話 する君の 目に映る僕は ただの触媒
5
小さじ
2
の I love you と 笑み少々。 加えたものが あなたになります
7
好物の パンの香りに 魅せられて 振り返ったら 君の笑顔
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